平成24年4月13日(金曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ、その他
平成24年4月13日(金曜日)に行われた、平野博文文部科学大臣の定例記者会見の映像です。
平成24年4月13日平野博文文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)
大臣)
私の方から、4月12日に電気通信大学の視察に短時間ではありますが、行ってまいりました。特に通信分野の単科大学として電気通信大学があるわけですが、いかに単科大学としての役割をどのように担っておられるか、このことについて実情を把握し、今後の大学改革に向けての参考にすべく訪問をいたしました。今回の訪問で特に梶谷学長と懇談をさせてもらう中にあって、博士課程の教育の改革や管理運営面でのガバナンスの改革等の部分において精力的にやっておられるこの状況を聞かせてもらったということでありますし、加えてもう一つは特徴的な、筋電義手という、いわゆる筋肉の電位をベースに義手でもってコントロールすると、こういう研究開発の状況についてお聞きをいたしました。特に新しい、なんていうんでしょうか、ヒューマンインターフェースというんでしょうか、こういうことをやっておられますから、非常に面白いテーマでありますし、即実践的に可能になる可能性を秘めていると私は感じました。より、実践に挑む人材育成と、こういう視点での特徴があるように私も思いました。今後とも各地方といいましょうか、大学を訪問させてもらいまして、現実、その地域社会の中で大学が果たしている役割を掌握をしてまいりたいと、かように考えております。これが第1点でございます。
北朝鮮のミサイルの問題でございますが、これにつきましては政府が官房長官の記者会見をもって統一見解にすると、こういうことでございますので、私としては今ああだこうだということについては差し控えをしてまいりたいと、こういうふうに思います。特に総理の方からの御指示ではございますが、事実関係等々については官房長官の方から会見をされると思いますが、関係省庁において、引き続き緊張感を持って情報収集をすることと、国民への情報提供に、何かあったときに全力を尽くすと、関係国との連携強化を図ると、こういうことが安保会議の中で総理から指示されたと、こういうふうに聞いてございますので、文科省としても今までの政府からの指示役割分担を引き続きそういう考え方の下に対応すると、こういうことでございます。私の方からは以上でございます。
記者)
ミサイルの関係なんですけれども、具体的に文科省としてミサイル発射の際にどのような態勢をとられていて、どのような対応を取られたのかと、あと今後官邸からの指示で情報収集、国民への情報提供という中で、教育委員会とかですね、関係機関とかあると思うんですけど、どのように情報を提供していくかと、その点についてお答え下さい。
大臣)
これは今回の発射の飛翔体が約1分でしたか。出たということではなくて、その態勢のことですか。
記者)
発射された時の態勢、その時の対応ですね、文科省として。
大臣)
発射見込み時、いわゆる4月12日から16日までの期間で朝の7時から12時までに法令審議室四係が本省並びに官邸に待機という状態で、情報収集にまず当たっているということでございます。もう一つは、官邸から伝達される情報、すなわち発射情報並びに落下予測地域情報など法令審議室四係がそれぞれの情報について省内の幹部並びに関係局課に随時伝達をすると、こういうことが態勢として組まれていると、こういうことでございます。あとケース1、要は迎撃をしない場合、発射したけど迎撃をしない場合と、した場合と、こういういろんなケースがございますが、それに伴って、それぞれの例えば所管する学校でありますとか、いろんな関係機関との連携、万が一にも破片が飛来をしたケースとか、いろんなケースを想定して、法令審議室四係が基本的に担当部局としての任務を果たすと、こういう取り決めをいたしておりました。
特に重大な部分が起こった時にはこれは当然局長級、さらには私に関わってくる部分として官邸召集でありますとか、そういうことのルール化はきちっとしておると、こういうことでございます。
記者)
その瞬間というか、その時はどうだったかっていうのは、連絡は大臣にどうやって入ったとかっていう。
大臣)
まず携帯に入ってまいりました。そういう場合は秘書官の方から携帯に、こういう状態ですとか、こういう誤報が入っていますとか、こういう話は私に携帯で入りました。有事の時には、非常用の電話が宿舎にございますから、それは多分、そこからの連絡が入ると思いますが、事前に秘書官から連絡は頂戴いたしておりました。
記者)
関連して、国民への情報提供に全力を尽くすという指示が出ていますけれども、発射を受けて基本的には無事だったんですが、何もなくて発射失敗に終わったということなんですが、今後教育委員会などを通してこの結果なり、何か情報を提供する予定はありますか。
大臣)
これは、一元的に官房長官が会見を必要に応じて開かれ、国民に向けてメッセージを出すと、こういうことがベースだと思っています。
記者)
文科省として別ルートで何かっていうのは今のところは。
大臣)
今のところは考えておりません。そういうケース・スタディーがあったときには文科省としては関係部局に伝達をしたいとは思っていますが、今回の案件に今現時点の状況では政府統一見解として、官房長官が国民に向かってのメッセージを出すと、こういうことでございます。第一次は官房長官の会見で正常に冷静におってくださいと、こういうのは35分ぐらいに出ているんじゃないでしょうか。
記者)
話がちょっと変わるんですけれども、先般富田林市でですね、男児が約10年間行方不明だという事案がございました。学校にも一度も登校することがなかったというふうに聞いているんですけれども、この事例での学校現場が果たす役割もあったかと思うんですが、大臣御自身もこれにですね、こうした事案が再発しないように何か検討すべき課題があるとすればお願いしたいと思います。
大臣)
詳しくは私、前後関係等々調べておりませんが、これは何らかの格好で対応しないといけない、特に一義的には学校の現場の問題であると思いますが、そういう事案を事前に予防すると、こういうことはどういうケースでできるのかということを含めて、しっかりと教育委員会等々通じながらしていかなければならないと、かように思っております。文科省としてもどういうケースがあるのかということは、少し検討させたいと、こう思っております。10日間も行方不明だっていうのは。
記者)
10年間。
大臣)
10年間だったかな。それはちょっと異常な、私ことだと、こういうふうに思っていますから。本当に分からんかったんだろうかね10年間。分かってたけどそれを放置していたっていうことなのかね。それちょっとあまりにも異常な姿だと思います。調べます。
記者)
北朝鮮の件なんですけれど、JAXAに何か情報収集とか指示していることはありますでしょうか。
大臣)
JAXAは当然その専門的な研究機関でございますから、当然その専門的知見を生かして情報が集約できるという部分がございますから、それについては必要な情報は官邸なり、私どもにも情報としては上げていただいております。ただロケットなりミサイルに関してのそういう専門的な技術的見地と、こういうことでございます。
例えば、燃料がどういう燃料なのかとか、そういうところの知見を持っておりますから、そういう情報提供は必要なものは受けている、こういうことでございます。
記者)
技術的な一般論についての報告であって、今般の打ち上げ失敗に絡むあの事象についての報告というのは求めていないということですか。
大臣)
それはJAXAがそこまでの役割を持っているかどうかということは私は承知していませんが、そこまではJAXAの役割としてないんじゃないでしょうか。ただ、どんなミサイルのあるいはロケットの、どういう燃料で打たれるのかとか、こういうケースが推測できますから、そういう専門的な知見は情報提供としてはもらっていると、こういうことでございます。
それと、報告になるかどうか分かりませんが、先般、大相撲の北の湖新理事長が私どもの方に新しい体制ということで表敬訪問をされました。私の方からは、新しい執行部としてがんばってほしいということと、もう一つは公益法人化に向けての努力を是非していただきたいと。そのことと、特に協会における今日までのいろんな案件がございましたから、より国民に信頼される透明性のある運営をしていただきたいと、こういうことを申し上げました。理事長の方から春場所・大阪場所、9日間だったかな、満員御礼が出たと、こういうふうなことで御報告を頂戴いたしました。
記者)
今のお話なんですけれど、公益法人化について理事長の方から何らかの受け止めというのはあったんでしょうか。
大臣)
これは理事長自身もその方向に向けて今努力をいたしておりますということと、第三者の専門家・神山さんに入っていただいて、アドバイスを受けながらより良い公益法人化に向けてがんばりたいと、こういうお話がございました。
(了)
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