平成24年2月24日(金曜日)
教育、科学技術・学術、その他
平成24年2月24日(金曜日)に行われた、平野博文文部科学大臣の定例記者会見の映像です。
平成24年2月24日平野博文文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)
大臣)
私の方から一つ。一昨日ですか、福島県の双葉町の被災された方々が避難されている埼玉県の加須市の方にお伺いいたしました。特に私の趣旨は、そこでの学校で学んでおられる子どもさんの今の現実の姿、さらには町長さんから御要望がありました件につきましての回答を含めてお伺いしたと、こういうことでございます。
加えて、あそこの体育館の方には、被災されている方がまだお住まいをされていますので、その方々に御不自由をかけていることに対するお詫びとお見舞いをしてまいりました。したがって、そこで各学校長からの現状の教育内容と課題についてということもヒアリングをさせていただいたと、こういうことであります。
記者)
小・中学校の留年についてですけれども、大阪市の橋下市長が導入を検討していると表明したことについて、OECDが、教育効果があまり高くない、あるいはコストがかかるとして反対するようなレポートを出しています。こうした一連の動きについて、大臣の御所見をお願いいたします。
大臣)
これも、文科省としてどうのこうのという立場にありませんが、原級をとどめると、いわゆる留年ということですが、これは市長がそういうことをうんぬんではなくて、現行法制度でも学校長の判断で、これはできることになっている訳ですから、ある意味、学校長がその児童に対して、まだ就学が必要であると、こういう判断をした場合には、現行のルールでも学校長の判断でできるということでありますから、私は別に改めて導入をうんぬんということよりも、現行でもそういう制度設計はある訳ですから、と私は認識しておりますが。
あくまでも、市長がうんぬんということではなくて、その判断は学校長がするという現行制度がありますから、一番、学校長が児童の就学状況を分かっておられる訳ですから、そこで判断されたら現行でもできると、こういうことであります。
記者)
一部報道で、原発事故発災直後に、航空機の放射線モニタリングで防衛省側と文部科学省の財団のところとの連絡の行き違いがあって、実施できなかったという報道がありましたけれども、その事実関係と、そのことに対する大臣のお考えを。
大臣)
今の御質問は、今朝の新聞に載っている話ですか。これは私、今朝、新聞の報道に接しました。したがって、その事実関係を、今、調べているところであります。3月12日の件ですね。事実関係を、今、調査をしているところであります。
記者)
留年の話なのですけれども、現行でもできるということですが、実際に行われるとなると、義務教育の中で保護者の中でもさまざまな混乱とか意見とかがあると思いますけれども、そのあたり、実際に行われた場合の影響というのはどのようにお考えですか。
大臣)
この学校長の判断というのは、あくまでもその児童が、より就学をする、より学んだ方がよいと、子どもさんに就学の機会を与えるという意味での判断ですから、ちょっと今の御質問とは違うのではないかなという気はしますけどね。あくまでも、子どもさんの判断、この子どもさんはもっと就学した方がよいのではないかという判断に基づいての機会をつくるという意味ですから、留年という、何か据え置いたということではなくて、そういう判断でもう1年やっていただいたらどうでしょうかと、こういう学校長の判断ですから、ちょっとその捉まえておられる趣旨と、少し違うのかなという気はいたしますが。
記者)
理解が足らない状態で進学することのデメリットということですか。
大臣)
もちろんそれもあるし、本人が学びたいということもあるでしょうし、私なんかが小さいときには、病気で長い間休んでおったとか、そういうときにはやはり留年ということも、僕の小さいときにはありましたから。だから、そういう一環だと僕は思いますけどね。
ただ、ここずっと長い間、そういう措置、対応をしていないことも現実の事実としてあるので、今回、市長が言い出したことがものすごく新しいことのように思いますけれども、現実的な問題としては、対応でき得る状況にあると私は思っていますから。それと違う意図でおっしゃっているのだったら別ですよ。素直に私は、現行でも学校長の判断でできるというのが私の素直な判断ですから、これは文科省がどうのこうのするという問題ではありません。
記者)
昨日なんですけれども、前原さんがある特定の社を除いて定例の記者会見をやるということがあって、お耳に入っているかと思いますが、どのようにお考えでいらっしゃいますか。
大臣)
どういう意味ですか。それはちょっと知りませんが。
記者)
では、結構です。
大臣)
何かあるのですか。
記者)
昨日、前原さんが定例会見で、産経の報道に抗議する意味で、産経の記者を締め出して会見をなされたのです。それについて、ちょっと大臣のお考えというか。
大臣)
それは、私、コメントする立場にないね。
記者)
大臣も、場合によっては、そういう報道が気に入らないからといって、会見で特定の社を受け入れないということはあるのでしょうか。
大臣)
いや、報道で気に入らないことはいっぱいありますけれども、それはそれとして。事実関係でないことが、やはり書かれる、報道されるというのは、我々にとっては極めて残念なことだと思いますけどね。事実であれば、書いていただいて当然だと思いますが、憶測とか推測で書かれて御批判されるのはいかがなものかと思いますが。その前原さんの件については、私、コメントする立場にありません。
そんなことになっていたのですか。どこの社。
記者)
産経です。
大臣)
ああ、そう。
(了)
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