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奥村展三文部科学副大臣記者会見録(平成24年2月1日)

平成24年2月1日(水曜日)
科学技術・学術

奥村展三文部科学副大臣記者会見映像版

平成24年2月1日(水曜日)に行われた、奥村文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

平成24年2月1日奥村展三文部科学副大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

奥村展三文部科学副大臣記者会見テキスト版

副大臣)
 こんにちは。御苦労様です。
 冒頭、もう御存じですが、1月27日の日に福島県の方に寄せていただきまして、原子力の賠償紛争審査会を開催させていただきました。第21回目になるわけでありますが、その概要を説明させていただきたいと思います。
 主に、今日までの被害状況等も把握しなければなりませんので、会長をはじめ5名、そして私と、神本政務官が出席をさせていただきました。そして、福島県の佐藤知事、そしてまた12の市町村長さんにお集まりをいただき、いろいろとお話を聞かせていただいたところでございます。特に、被害の状況、そしてまた避難指示等の区域の見直し等について、そしてまた住民の帰還について、そして財物、財産だとか物件ですね、財物の補償等について、主立った御意見を聞いたわけでございます。そうした流れの中で、特に不公平感あるいは不満がまん延しているということで、特に地域コミュニティの崩壊等が非常に危惧をされているということをおっしゃってもおりました。そして、帰還につきましても、ちょうどその日に、後に皆さんの報道で知ったのですが、川内村の村長さんが帰還を新学期からというように言われておりましたが、そういうようなことも話題になってもおりました。
 しかしながら、やはり基本的には賠償金の問題、そしてやはり雇用、お仕事される、その確保、そして雇用保険等について、いろいろとそのお話にも触れられておられました。これはもう、全体の町長さん、特に帰還できない場所におきましても、外に出ておられるけれども、その仕事なんかがうまくいっているか、それも心配なんだというようなこともおっしゃっていたところがありました。
 そして、特に財物、財産・物件ですが、これに対しまして早急な基準というのですか、これを作ってほしいということ、そして示すべきであるということをおっしゃっておりました。以前も、福島県の森林組合の組合長さんも御要望においでになったのですが、樹木ですね、山とかあるいは庭の、そういうものに対する除染をどのようにやってくれるんだ、どのようにしたらいいんだというようなお話もあり、そういうものをしっかりと検討してほしいというお話もありました。
 そして、一番、この審査会でも、妊婦さんあるいはお子さんに対しては40万、そして一般の方には、精神的なこともあり8万、そういうベースを一応、御理解をいただいてはいるんですが、その中でやっぱり、東京電力に対して個別のいろんな問題を要求をしていっているけれども、なかなか応じてもらえないというようなことで、そこのところをしっかりと、センターを通じたり、あるいは文科省としても言い届けてほしいということを、町長さん、市長さん辺りからも強くお話をされていたところでございます。
 そういうお話を聞かせていただきまして、能見会長からは、出された意見や要望につきましては、指針ではなく個別の賠償請求や政策的に対応すべきものも含まれていますが、できる限り検討し、可能なものにつきましては指針に反映すると、お話を最後、締めくくられました。大体3月末までに、また見直し等をまとめるということも言っておられたところでございます。
 以上、27日に参りましたことの概要報告でございます。
 私の方からは以上でございます。

記者)
 先週、三菱電機の過大請求の話があったんですけれども、今、JAXAの調査というのは何がどこまで判明していて、それでこれは何をどんな経緯で発覚したのかというところを、分かる範囲で教えていただきたいのですが。

副大臣)
 皆さんの報道で私も知ったわけでありますけれども、三菱電機が防衛や、あるいは宇宙関連機器の契約におきまして、費用を実態よりも過大に請求していたということが判明をいたしました。誠に残念なことであり、遺憾であると思います。これは、投書によって発覚をしました。ですから、JAXA、そして内閣府、そして文科省と、こう三つにわたるわけですね、いろいろとそのあれによりましては。ですから、その事実確認を徹底的に調べろということで、今現在、調査をしてくれているのが現状であります。内閣府じゃなくて、内閣官房でした。すみません。内閣官房と、この三つで、いろいろ調査をしているところでございます。

記者)
 まだ時間はかかりそうですか。

副大臣)
 いや、もうあまりいつまでもかかるわけにはいきませんので、早く出して、契約内容だとか、今日までやってきたことがそれでいいのかどうかということも含めて、どちらかというと、御承知のとおり、随契で握りでやってきたというのが現状だったと思いますよ。だから、そこらをしっかりと契約、そんなもうずさんなやり方は、させるわけにはいきませんので、そこらをしっかりと今後は調査の結果、多分、大臣もお答えになっていたと思いますが、昨日も、大臣も会議の中でもおっしゃっておりましたが、「できるだけ早くこれは調査をさせるようにするから」ということです。私の方からもまた、今申し上げましたように、その結果を踏まえて厳正な処置も執っていかなければなりませんので、できるだけ早くやらせていきたいというように思ってます。

文部科学省)
 念のために、投書があったのは、防衛省と内閣官房とJAXAの3者です。

副大臣)
 文科省には、直接ありませんでした。

記者)
 これはいつ頃。

文部科学省)
 去年の秋です。

記者)
 一遍に同じ人から。

文部科学省)
 文科省では、その投書を受けてませんので、内容までは承知していないです。

記者)
 同一人物から三つに行ったかというのはまだ分からないと。

文部科学省)
 恐らくそうじゃないかと思うのですけれども、ただ、本物はもらっているわけではないので、そこは確認できていません。

記者)
 冒頭、お話のあった賠償の件なんですけれども、先日の審査会で地元の方から、どなたがおっしゃったのか、私もちゃんと覚えていないんですけれども、審査会の場に地元の代表の人を入れてもらってもいいんじゃないかというようなことをおっしゃっていて、この間いらっしゃっていた首長さんみたいな方ですよね。それに対して能見会長は、これはその会合の場だったか、その後の取材の場だったかはっきり覚えていないのですけれども、公平性の点で問題があるんじゃないかというようなことをおっしゃっていて、これを私は聞いていて、じゃあ、東電の方も入ってもらったら、公平性が保たれるのではないかと、両方、そういうやり方もあると思うのですけれども、どうですか。

副大臣)
 時間的な問題もあると思いますけれども、できるだけそういう公平にやっていかなければならないと。今おっしゃるように、やはりそれは被害者の方々の御意見を直にお聞きするのも一つかも分かりません。
 ですから、会長がおっしゃっておったのは、帰りの新幹線の中で、非常に意義があったねと。やっぱり現地に来て、首長さんや町長さんや村長さんと、こうしてお話をじかに聞かせていただいてよかったという思いを私にも語っておられましたが、できるだけそういう今おっしゃるような機会に、今後はまた関係者に来ていただいて、ただ審査会の委員だけでいろんな議論をするというよりも、その意味もあると思いますので、今後はそういうような方向づけをされるかも分かりません。我々も、「それじゃこのようにされたらどうですか」ということは、あまり口を挟めませんので、最後は委員の先生方がお決めになるわけですが、本当に公平にしっかりとそういうのをお聞きいただいて、御判断いただけるようになればと思います。
 もう少し、やっぱりようけ、傍聴においでになっていただきたかったけれども、思ったよりちょっと人数も少なかったように思いましたし、そして過激な野次もなかったものであれだったのですが、平穏に淡々と首長さんの思いを語られておったからそうだったのかも分かりませんが、ああいう機会は非常に、私は意義があったというように思ってます。

記者)
 今おっしゃった傍聴の人が少なかったというのは、来られた方に実際伺いますと、あれは確かメールだったりとかファックスで申し込むような方法になっていたと思うのですけれども、被災した人はファックスとかパソコンとかを持っていないんじゃないかと。だから、そういう実情を分かっていらっしゃらないのではないかなというようなことをおっしゃった人がいたのですが。

副大臣)
 そうですか。そうだったかも分かりませんね。そこらにちょっと不備があったかも分かりませんが、できるだけそうして来ていただければ、ああして雰囲気も分かっていただき、一生懸命考えていただいているということも分かっていただけたと思います。

記者)
 あれは、どうやって広報していたのですか。

文部科学省)
 基本的には、ホームページで公告をしまして、そのホームページにアクセスしてもらうことで参加登録していただけるというのが現実なのですが。

記者)
 では、パソコンを持っていらっしゃらない方は分からないということですかね。

文部科学省)
 いろいろなやり方があると思うのですけれども、そこまで気配りができなかったというのは、ちょっと今後の反省点かもしれません。

記者)
 副大臣、今の件に関連してなのですが、先日、東電の副社長に文科省でお会いになったときに、頭が高いというような苦言を呈されたことがありましたが、今回、実際に現場を見られて、東電側の姿勢に何か変化というものは感じられたかどうか。今後、政府としては、東電に対してどういう姿勢を求めていかれるか、改めて御所見をお願いします。

副大臣)
 所管といいますか、文科省がいろいろ今、この審査会等もやらせていただいているわけなんですが、一部、町長さんの中に、「文科省の主導によって」という言葉が東電から出てきてるということをおっしゃったんですよ。
 しかし、私は、17日の日だったと思うんですが、今おっしゃるように副社長と常務に来てもらってですよ。やっぱりしっかり謙虚さを見せて、誠心誠意、被災者の皆さん方におわびを申し上げながら、その対応をしてほしいと。あれだけのことを、「頭が高い」ということも言いましたけれども、そのとおりのことをやってほしいと。そういうような、私が思っていたのと同じようなことを町長さんも、一部でやっぱりそういう対応が、まだまだ東電に対してのいろんな問題もあるようですね。まだ複雑な思いをしていただいていると思いますが、そこらをもう少し、私は東電そのものがしっかりと受け止めてほしいし、本当に被災された方々の思いに、その人たちの立場に立って、東電がしっかりと受け止めてほしいというように思ってます。

(了)

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