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平野博文文部科学大臣記者会見録(平成24年1月31日)

平成24年1月31日(火曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ、その他

平野博文文部科学大臣記者会見映像版

平成24年1月31日(火曜日)に行われた、平野博文文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成24年1月31日平野博文文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

平野博文文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 特に具体的に会見で申し述べることはございません。
 今日は2校における大学の学長の閣議口頭で私は承認をお願いをしたところでございます。

記者)
 昨日、日本相撲協会の役員が改選され、北の湖親方が3年半ぶりに理事長に就任されます。かつて不祥事が相次いだときに責任を取って辞任されていますけれども、今回の再登板についての大臣の受け止めをお願いします。

大臣)
 これはつい先週でございましたか、前理事長が最終の改善計画の方針を持って来られました。そのときにも申し上げたんですが、相撲協会においても、国民の信頼関係がなくして、協会の運営というのは成り立たないと、こういうことを申し上げたところでございます。したがいまして、今日まで協会が決定をしてきたガバナンスをしっかりと改革方針に基づいてやって、具体的に取り組んでいただきたいと、こういうことを新理事長に対しても申し上げたいところでございます。
 今御指摘の点については、これは協会の寄附行為によって定められたルールにのっとっての新理事長の選任でございますから、私どもがどうのこうのという立場にはございません。しかし、方針として改善、ガバナンス改革をやる方針が決められてますから、少なくともこの6ヵ月の間にしっかりと新理事長の下にその改革を進めていただく、このことを注視をしておきたいと、こういうふうに思います。

記者)
 独立行政法人大学入試センターなんですけれども、2014年の春に新法人に移行をされることになりました。これに併せて試験自体の名称も変わるのではないかというふうに一部報道がありましたけれども、こういう方向で検討されているのでしょうか。

大臣)
 新法人への統合ということは、今、学校評価並びに学位授与の機構と一緒になると、こういうふうには私も方針どおりなっていくものと思っておりますが、それに関して大学入試の名称がどうなるかということについては、今後の問題だと思っております。
 いずれにしましても、今回の独法の改革と今起っている現実の問題における対処とは切り離さなければならないと、こういうふうに思っておりまして、大学の入試センターも3月ぐらいまでを含めて、今回の国民の皆さん、受験生に迷惑をかけたトラブルについての再発防止をしっかりと検証してもらいたいと、こういうこと。加えて、省内にもその問題についての対処は文部科学省としてもしっかりと検証するということで、ダブルトラックで私は再発防止を含めて検証したいと、こういうことでございます。
 いずれにしましても、いい方法を何としてもつくり上げていきたいと、こういうふうに考えています。

記者)
 大阪の教育基本条例案の関係で、昨日府立高校の学区撤廃に向けて制度設計をしていくというような方向性が示されたのですけれども、これに対して大臣はどのようにお考えですか。

大臣)
 学区撤廃等々、よく生徒さんのより自由度の選択肢を高めていくとか、こういう御議論はいろいろございます。あまりこれが過度に進んでいきますと、本当に学校の機能がどういうふうになるかということも、一方心配でありますが、選択肢を持つということは一つの考え方だと思っておりますから、どういう状態になるかということは、見守っていきたいと、こういうふうに思っております。

記者)
 この議論が、ちょっと昨日の議論は押し切る形で、知事と市長の方で維新の会の案をそのままほぼ押し切る形で決まったような状態があるのですけれども、その議論の在り方については、いかがでしょうか。

大臣)
 これは私どもがどうのこうのという立場に立ちません。少なくとも設置者であります地方公共団体含めて、どうあるべきかというこの議論の過程の中でやっていることでありますから、私どもとしては、そういう議論の中でどういうものが生まれてくるのかということを具体的なところを見極めないことには、文部科学省としてはどうのこうのという立場にはないと、こういうふうに思っております。
 それを前提としながら、法律に、現行法に照らしてどうなっているのかと、こういうことも一方問われていく訳でありますから、そこのところはもう少し具体的に、例えば教育目標をどうするんだとか、いろいろなことが言われておりますが、これはそれぞれの職務分担の中でやられておる限りにおいては、それは正しい判断だと思いますし、その辺がもう少しまだ見えてきておりませんので、もう少し注視をして見守りたいと、こういうふうに思っています。

記者)
 センター試験のこととも絡むんですけれども、高校生の学力をどのようにして図るのかという観点から、文科省内でも高大接続テストという高校生を対象にした新しいテストを導入すべきだという検討が進められていたのですが、専門家、調査研究協力者会議ですとか、そういうところで一定の結論は出たんですけれども、その後具体的な検討というのがストップしていて、店ざらし状態という感じになっていると思いますが、高大接続テスト、今後改めてセンター試験に代わるものとして導入されたりすることは。

大臣)
 これはいろいろな御議論が私はあると思います。そもそも高校と大学と接続する、そういうテスト自身が必要なんだという、こういうこと自身が、私そういう背景がもう少し今の高等教育に向けての在り方を指摘していることだと思っておりますから、改めて私は大学改革ということをしっかり進めていけば、自動的に高校にまで、あるいは中学まで、教育全般に大きな改革の波が出るのだろうと、こういうふうに思っております。
 したがいまして、大学に行くためには予備校と今呼んでいるのかどうか分かりませんが、そういうものが絶対必要になってくるとか、そういうこと自身がそもそもこの大学の接続が大学に向かっての接続と、接合という意味において、いろいろな課題を出しているように思いますので、いま一度私は今回東京大学の方から秋入学と、こういうことも一つの大きな改革のプロセスとして挙がっておりますが、これを一つの大きな契機に、いま一度高等教育の在り方、すなわちグローバル社会に我が国の人材をどういうふうに育成をしていくかという、こういう視点から、教育改革が進んでいくべきだと、こういうふうに思っていますので、今までの議論の経過も踏まえながら、私は進めなきゃならない課題であると、こういうふうに思います。

記者)
 政府の中で、災害対策本部などで議事録を作成していなかった問題が報道されていますが、この関係でまず1点は、文科省内のそうした本部などの議事録の作成状況について、未作成がなかったのかどうか、そこを把握されているかどうかが1点と、もう1点はこうした議事録を残さないというのが民主党は政治主導を掲げて、政治家同士の自由闊達な議論を促すということで、そういう民主党の姿勢に根ざした問題ではないかという指摘もあるのですが、この点についてどのように御所見をお考えでしょうか。

大臣)
 まず、第1点のこの間の災害対策本部を含めて、我が省の中の会議体においての議事録についてでありますが、基本的には議事録は全部作成をいたしておりますし、議事録に代わる議事概要と、こういう部分についても一応調べましたが、記録はあると、こういうふうに思っております。これは私の方で報告をさせました。
 そういうことですから、9回やっていたと思いますが、それは一応議事録及び議事概要と称するものがございますから、今の御質問に対してはそういう答えだと思います。
 ただ、もう一つは一方闊達な議論を促すために議事録を作らないと、こういう部分と公文書と、こういう部分とは少し論点が違うのではないかというふうには思います。したがって、我々も整理していますのは、懇談会ですから、闊達な議論でいいじゃないかと、正式に公文書の管理という意味では、意思決定のプロセスを含めてしっかりとどめおくと、こういう視点でどうあるべきかという議論であって、活発な議論をどんどんしているところに、全部それを議事をとるということは、議論が低調に終わると、こういうふうにもしなるとするならば、私はあくまでも議事録を作成することが目的ではなくて、議論を深めていくことに目的があるならば、私は議事録を作る必要性はないと、こういうふうに思います。
 したがって、公式な会議体、こういう公文書としての会議体に必要な会議体における私は議事というのは、ある意味では残すべきだと。こういうことで改めて災害ということでなくて、あらゆる会議体においても、そういう議事録作成は全部しておるかどうかということを今チェックをいたしているところであります。

記者)
 例えば、自由闊達な議論のために議事録を残さないケースというのは、どのようなケースを念頭に。

大臣)
 懇談会ですよね。

記者)
 政策決定に結びつかないもの。

大臣)
 政策決定に結びつかないということだと私は思いますね。要は例えば官房長、審議官、ちょっと私の部屋へ来てくれと、これについてちょっと言いたいことを言ってくれというのは、これは議事録を残すかどうかというのは、必要ないと思うんですね。
 それを例えば政務三役でちょっと闊達な意見を言ってくれと、三役を呼んで意見交換をしたと、これは議事録に残さなきゃいけないのかと、これはちょっと違うのではないかと、こう思っております。正式な意思決定機関に意見を言う、このことは私は残しておくべきだと、こういうふうに思います。

記者)
 今の関連ですけれども、議事録をとる必要がないというのは、懇談会と例を挙げられましたが、文科省で言ったらどういうものがあるのでしょうか。

大臣)
 あらゆるケースの懇談会があります。例えば、私つい先日もやったんですが、官房の総務課の若い諸君と意見交換をいたしました。これは議事録に残すべきかどうか、私は残すべきでない、こう思います。闊達な意見、好きなことを言ってくれという会合ですから、それはただ単に現場におられる若い人の意見を聞くと、こういうことですから、これは議事録を作る必要性はないと思うんですね。

記者)
 ちょっと確認ですけれども、政策決定に結びつかない懇談会ということでいいですか。

大臣)
 そうそう、だから私として意見を聞かせてもらいたいということについては。

記者)
 結びつき得る懇談会であれば、それは議事録をとるべきだという理解でいいんですか。この発言はちょっと誤解を生む可能性があるので、かなりクリアにした方がいいと思うんですけれども。あと議事録を残すにしても、もし秘密性がある程度必要であれば、一定期間を置いて、外交文書みたいに後日公開するという方法もあると思うんですけれども、その辺の区別がちょっと今の発言を聞いていると曖昧なので、明確にしていただければと思います。

大臣)
 明確に申し上げますと、例えば政務三役会議でありますとか、省内でおける公式な、例えば局長会議でありますとか、そういうところでの意思決定を、あるいは意見交換を、きっちりこの議題を決めて、これについてやるというところについては、ある程度意思決定をしていくプロセスを記述しておくということは、私は必要だと思いますよ。私的な会合については、私はする必要性は基本的にはないと思います。

記者)
 省内で行われますそういうやりとりについて、私的なことがあり得るんでしょうか。全て公のものではないんでしょうか。情報公開の対象となるものとしては、おおむねなるというふうに認識していますけれども、メモをとられたものですとか、それは私的なメモとして公開対象とならないのか、そういったことまでの御認識なんでしょうか。

大臣)
 だから、私的なものは公開対象に僕はならないと思います。

記者)
 私的なものと公のものというのは、役所という中であり得るのかどうか。

大臣)
 そこは非常に難しい、突き詰めて私はこれは私的、これは公というところは非常に難しいと思います。オフィシャルで決められている会議体は、私は公的であるし、公文書として請求があればオープンにしていくと、こういうことだと思います。
 会議体の中でも、これはオープンにしないけれども、議事録は残しておくということは、当然その中ではあってしかるべきだとは思いますが、公にオープンにするかどうか、議事録を残しておくか、残さないかと、こういう切り分けで、最終全部すみ分けされているかというと、まだまだ私はされていないと思います。
 私自身もこれは議事録を全部とれと、これはとるなとか、こういう指示を毎回会合でしている訳でありませんから、そこはある意味でこれから整理されていくものだと思いますけれども。
 失礼いたしました。
 先ほどの議事録の作成状況については、9回ではなくて、ごめんなさい、省内会議が3つ。正確に言いましょう、「有識者会議で9つの会議体について、全てにおきまして議事録又は議事概要が作成されている」というのが先ほどの正確な、9回でなくて、9つの会議体と、こういうふうに御理解ください。
 これは1回ずつだから、結局9回か、そうでもない。

文科省)
 複数やった会議もあります。

大臣)
 だから、9つの会議体での議事録は作成されていると。

記者)
 その6つというのは、後でちょっと資料としていただけないでしょうか。
 私が取材した限りで、放射線の。

文科省)
 後ほど御用意させていただきます。

記者)
 それについては議事録はなかったです。だから、これで全部作っているというのは、うそになります。

大臣)
 議事の概要の作成はしております。

記者)
 議事の概要もないという話でした。

大臣)
 そうですか、それはちょっと後で私の。

記者)
 それは中川大臣も釈明してますよ。

大臣)
 私の方に報告来ているのは、そういうふうに来ていますから、私。

記者)
 それは多分職員の方が上げてないんです。

大臣)
 ちょっとそれは調べましょう。中川大臣がどういうふうに言っておられるか、ちょっと私はその当時のことは承知しておりませんから、確認いたしましょう。
 今のようなことは非常に大事な指摘ですから、言ってください。

記者)
 今の9つというのは、有識者会議の。

大臣)
 有識者会議が6つございます、3つは省内の会議。

(了)

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