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奥村展三文部科学副大臣記者会見録(平成24年1月25日)

平成24年1月25日(水曜日)
科学技術・学術、スポーツ、その他

奥村展三文部科学副大臣記者会見映像版

平成24年1月25日(水曜日)に行われた、奥村文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

平成24年1月25日奥村展三文部科学副大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

奥村展三文部科学副大臣記者会見テキスト版

副大臣)
 どうも御苦労様でございます。
 こちらから2点、もう御存じのことでございますが、J-PARCが昨日になるわけですが、1月24日21時49分、例の震災より停止をしておりましたが、運用を昨日再開をすることができました。
 この施設は御案内のとおり、世界最先端の研究基盤施設でございます。まだ完全な復旧ではないんですが、箇所も残っているわけでありますけれども、震災から10カ月余りで再開ができました。不眠不休といいますか、現場の担当者が大変な努力をしてくれたたまものだと思っております。これに携わってくれたそれぞれの関係者に心から感謝を申し上げたいし、今後まだ復旧できてないところがございますが、また逐次しっかりと元に戻るように努力をしていただきたいというように思っております。
 御存じのとおり、これはニュートリノなどの基礎研究の分野のことでもございますし、特に材料分野におきましては、産業界からも大変な期待をしていただいておるところでございます。今後、いろいろと成果が出てくるものだと思っておりますし、期待もしているところでございます。
 我が省といたしましても、しっかりこのイノベーションの創出や、あるいは国際競争力の強化に向けて、しっかりと着実な運転がなされて、そして研究環境の充実、強化にしっかりと取り組んで参りたいというように思っているところでございます。
 もう1点は、昨日取材をいただきまして、ありがとうございました。第1回のユースのオリンピックの選手団が帰って参りまして、活躍をしてくれました。文部科学大臣等に我々に表敬をしてくれました。
 そのときに大臣からもお話がございましたように、何か表彰をできればあるんかなというようなことでございましたから、早速担当の方と今打合せをして、大臣表彰等を出せるように、何とか考えていきたいというように思っているところでございます。
 文武両道といいますか、ああしたジュニアの選手たちがしっかりと競技も頑張ってくれましたし、そしてまたいろいろと交流をしてくれた、貴重な体験をしてくれましたので、今後のまた日本のスポーツ界、あるいはまたこれからの次代を担ってくれる青少年のためにも、そうした経験をお互いに語り合っていただいて、しっかり目標を持って頑張っていただきたいなというように、私の所見を交えて申し上げました。
 以上、こちらから申し上げることはこの2点でございます。

記者)
 それでは、幹事社から一つ、研究開発法人のことなんですけれども、副大臣が先週、文科省案として8法人というふうに考えているという話でしたが、行政刷新会議の方では5法人という結論になりました。その議論の経緯と、それから大臣の受け止めを教えてください。

副大臣)
 前回の記者会見で8法人を一つにという省内の我々政務三役、前大臣の中川大臣の下で御指導いただきながら、いろいろ議論をして参りました。その結果、決して数合わせではないわけで、今後のやはり研究開発等、いろんな分野を考えましても、統合して、そしてより以上中身充実をというように8法人と思っておりましたが、今御指摘をいただきましたように研究開発法人につきましては5法人、もう御承知のとおり、それを統合するということになりました。
 私としては、やっぱり今後大きく発展をしていく、世界の中でも確たる分野、科学技術のこの分野というものは、非常に私は大きな要素を持っているということで、何とかその分野をしっかりとしたものに確立をしたい、これは誰の思いも一緒だったと思いますが、そのような期待をしておったわけですが、今回のこういう結果になりました。
 ですから、新たな課題に向かって、やはり機動的に、融合的に、この5法人で対応していくということがまたある意味では可能になってもいると思いますので、しっかりこれからも省として連携を取りながら、頑張っていきたいと思っております。
 それで、特に予算面、あるいはまた人材等につきましても、やはり思い切ったことも今後統合するわけですから、重点的に予算を確保しながら進めてもいかなければなりませんし、施設の共同化ということも出てくると思います。無駄なところは削っていかなければなりませんし、できるだけコンパクトにしながら、今申し上げたように、中身を重要視していくということであります。
 5法人を統合した場合、どのぐらいの予算だということで、私もちょっと一遍調べさせてみたんですが、約2,800億ですね。この5法人、現段階で23年度の当初予算での数字で見てみますと2,800億ぐらいでありますし、人員としては約6,700人ほどがこれも23年の4月1日付けですが、そういうような数字が出て参りました。
 ある意味では、その点をしっかり効率的に今後進めていくべきだというように思っていますし、何度も言って参りましたように、やはり世界をリードするこうしたイノベーションの創設に向けて、しっかりとした効率的な運営を図っていくためにも、ある意味では8法人と言っておりましたので、5法人になって、残念なところもありますが、これでしっかりしたものを運用していくように、頑張っていきたいというように思っております。

記者)
 この5法人の中身を議論していく形を作っていくスケジュールなんですが、どんなふうになりますでしょうか。

副大臣)
 今後のスケジュールですか。

記者)
 はい。

副大臣)
 ちょっと中身は、先ほども部門会議のコア会議でいろいろと議論してましたが、もう少し中身はどういうシナリオで、あるいはどういう日程で詰めていくか、また考えていく段階で、御報告もしていきたいというように思ってます。

記者)
 5法人の統合について、共通化とか、そういう合理化とかいう行革的な視点のメリットは分かるんですけれども、研究開発力は5法人統合することによって、どのように向上するのかというシナリオがいま一つ見えないんですけれども、そこら辺はどのように。

副大臣)
 確かに、それぞれの分野で機構的に、法人的にやって参りましたから、今おっしゃるとおり、そういう問題はあると思います。しかし、過去の経過を見ながら、しっかりそれぞれの分野で協調していくところは協調して、そしてある意味では連携を取りながら、進めていくところは進めていくということになるわけですけれども、特に個々の分野で私も最後まで粘り強く申し上げて、今御指摘があったように、やっぱり研究開発の分野でどこまでそれを統合して、あれを八つのときもそうですが、五つになって、しっかりとしたものにできるかって、そこの目標値をしっかりしないと、やった意味もないし、そして今後の運営するにしても、頑張れ、頑張れというだけでは、なかなかそれはもう進まないということで、その指針をしっかり出すべきだということで、これは今後今御指摘をいただきましたように、それぞれの五つの分野の担当がトップは一人ですけれども、それの担当をする五つの分野の長がおりますから、作るわけですから、そして最高連絡機関で決めていくわけですから、今までここでやっていたことをこちらの分野でやるとか、いろいろ出てくると思いますので、特にそういう面につきましては、なかなかこう今まで分野があって、特に海洋分野なんかは、一時防災と一緒になってやったらどうだとかというような話もあって、これはうまくいくところもあるかも分かりません。
 しかし、一方で科学技術とどこまで防災とのあれがいくかとか、もういろんなクロスさせてやったんですが、その当時の流れはですよ。ですから、そこは今御指摘いただいたように、しっかりとしたものをベースを作らないといけませんので、統合したという一つの数合わせじゃなくって、メリットをしっかり出せるように、これからまたみんなと知恵を出し合って、作り上げていきたいというように思ってます。

記者)
 それで、独法の関係なんですけれども、統合予定の5法人は、文部科学省内の所管する局も科学技術の3局にそれぞれまたがっているわけですけれども、それで5法人が統合すれば、当然そこら辺の所管との関係が変わってくると思うんですが、省内の組織等々、これに統合に併せて、何かマイナーチェンジするとか、そういったことというのをお考えですか。

副大臣)
 現在、これを法律として今後決まっていった場合には、今おっしゃったようには変えていかないと、一部は、全部入替えをするというのはちょっと難しいかも分かりませんが、分野、分野で担当なり、その整理はしていきたいと。今までは従来のままの組織の中で、局もありますから、そういうような八つが五つになり、そして三つが残っていくわけですから、そういう分野をどのようにしていくかということは、最終的には平野大臣が御決定になると思いますが、機能がしっかり図られるように、今後それを、それはもう正直申し上げて、我が文科省だけじゃなくて、今回の独法、みんな見直している流れからいくと、そういうことが起きてくるというように思います。

記者)
 統合からその3法人が外れたのは、どういった議論の中でそういう結論になったのでしょうか。

副大臣)
 これはいろいろと私どもはベース、いろんな組合せを考えておったんですが、この三つの分野につきましては、やっぱり国全体の宇宙政策だとか、あるいは原子力だとか、そういういろんな分野っていうか、一つのJAXAの問題も今はやぶさ2の問題だとか、いろんな問題もありますし、そういうような問題だとか、しっかりとした、それとやっぱり一つは総理の最終的なお考えというのが強く押し出されたのではないかなと、これは私の感じなんですけれども、この3分野が残っていったというのは、そういう宇宙、あるいは原子力についても、しっかりとしたものをより以上という思いが最終的に幹部の流れの中でお決めになったように私は受け止めていますが。

(了)

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