平成23年9月14日(水曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ、その他
平成23年9月14日(水曜日)に行われた、奥村文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。
平成23年9月14日奥村展三文部科学副大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)
副大臣)
どうもこんにちは。
先日も御挨拶させていただきましたが、このたびこうした副大臣ということになりました。政府に入りましたのは初めてでございますから、戸惑いもあり、分からないことばっかで、また皆さん方の御指導を仰いで、しっかり頑張っていきたいと思っておりますので、特に今日は初めての記者会見でございますので、ちょっとびびっておりますので、お手柔らかに一つよろしくお願いいたしたいと思います。
御存じだと思いますが、昨日、一昨日、郡山、福島と、そして宮城の方に寄せていただきました。特に郡山は、薫小学校、御存じのとおり、除染の土壌の入替え等もやられた後でございましたし、学校の環境がどのように変わっているかということで寄せていただきました。
今は数値も下がっているようでございますし、そしてまた、子どもたちと接してきましたが、明るくしっかりと勉強をやっていこうという意欲を見せてくれてましたので、ほっとしました。
特にその中で、教育長さんや校長先生にお願いをしてきたのは、いろんな障害があって大変だったと思うけれども、常に子どもさんの、児童の立場に立った考えの下で一つ教育を進めてあげてくださいと、精神的にも大変ハンデがありながら頑張っておられると思いますからということで話をさしていただきました。
なお、その後、昨日開所しましたけれども、御案内のとおり新橋にも今オープンしておりますけれども、原子力の損害賠償紛争解決センター、福島の方で立ち上げていただきましたので、前日でしたけれども激励をしてまいりました。しっかりと被災者の皆さん方のそうした御意見を聞いて、全力で対応していただきたいというように申し上げてきました。
それから、また新幹線に乗りまして、宮城の方へ寄せていただき、宮城では女川の第二小学校に寄せていただきました。御案内のとおり、あそこは小学校2校と中学校2校が同居しておりまして、いろんなことが苦労されていることもあるわけですが、行ってびっくりしたのは、校長先生は4人もおられますし、教育長さんにいろんなお話をしていただいたんですが、うまく4つの小学校、中学校が交流しながら頑張っていただいているということも聞かしていただきました。
特にその中で、コミュニティ図書館といいますか、全国からいろんなところから図書を送っていただいた。そこで、その4校の児童生徒たちが、交流の場所でということで、図書館をうまく利用して交流のそういうことも精神的に安定するようにということで、ユニークなこともやっておられました。
その後、御承知のとおり、東北大学のフィールドセンター、そしてまた石巻の専修大学、ボランティアの拠点として、現在、石巻の社会福祉協議会がそこに入っておられまして、事務局長さんともお出会いしたんですが、地域の方と大学の皆さんとが一体となって地域のいろんなボランティア活動をしていただいているということで、本当に心強く感じてきました。
その後、石巻市長さんにもお出会いをさせていただきました。そして、いろいろ被災の状況等に説明もお聞きしたんですが、やっぱり復旧復興ということで、いろんなかさ上げの問題等につきましても、短期的にできること、あるいは中長期的に推し進めていかなければならないこと等につきましても、市全体の中のまた教育ということの位置付けで、やはり吸い上げて、特に市長さんは工学博士で教育に携わってこられた方ですから、教育が何があっても基本なんだと。だからしっかり取り組みたいし、国としてもそれに対するバックアップをしっかりお願いしたいということも言っておられましたので、意見交換した意味があったと思っております。
そんなことで、今回の視察、1日日帰りでございましたけれども、無事に終えていろいろと意見を賜ってまいりました。
実際に現場へ行ってこそいろんなことが分かったこともたくさんありますので、今後もいろいろなこういう被災地だけじゃなくて、あらゆるところに出向かしていただいて、しっかり対応、勉強させていただきたいというように思っておるところでございます。
一応、冒頭そういうことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
記者)
2点伺いたいんですが、1点は、視察された原子力の損害賠償センターなんですけれども、震災から半年たっての開設ということで、タイミングとしてはこれぐらいでどうなのかというちょっと御所感を伺えますでしょうか。もう少し早く開設すべきだったとか、それとも精一杯これぐらい頑張ったとかですね。
あともう1点、フランスの核関連施設で爆発がありまして、死傷者が出ているという事態になっていまして、日本だと東海村にあるような施設と似たような位置付けの施設になるかと思うんですが、日本の原子力安全や原子力管理にどういった影響があり得るのかという点、ちょっと御所感をお願いします。
副大臣)
前段のことですが、確かに半年たったちょうど時期なんですけれども、やっぱり第一義的には、東電がしっかりそういう対応をしていく環境を作るべきだったと思うんですが、これは機構を作ってやることもありますし、国として進めていかなければならないというように思っております。
ですから、確かに時期は多少時間はかかったかも分かりませんが、これから中身といいますか、十二分にそういう被災をお受けになられた方々の思いを受け止めて、しっかり紛争のそうしたものを処理できるように一つ全力でしてあげてくださいということだけは申し上げてきました。確かにちょっと時期は御指摘があったとおりかも分かりませんが、対応をしっかりやっていくということです。
新橋はそれよりも早く進めてますから、今後そういうように進めていきたいと思っています。
2つ目のフランスは、1人がお亡くなりになって、4名が負傷されたという報道を私も聞かせていただきました。
しかし、この事故につきましては、直接東海村のこういう状況とよく似たように捉まえていかれるかも分かりませんけれども、特にこの事故をお聞きすると、直接東海村のそういうようなことと匹敵するというか、同等というあれではなしに、一つこの事故の参考にしっかり万全の対応をしていきたいというように思っていますので、あってはならぬことですが、それはそれなりの東海村のことを原因をしっかりまたお聞きして進めさすようにいきたいと思っております。
記者)
副大臣、学校での今後の放射線、原子力の教育、教え方についてなんですけれども、今後どのように進めていくことが望ましいとお考えですか。
副大臣)
やはり一つの大きなエネルギー全体の考えのもとで、原子力というのは日本自身被ばく国ですから、その理解もしっかり教育の中では教えて込んでいかなければなりませんし、そしてまた一方では、エネルギー全体のことを考えながら、そのことを、原子力そのものを進めていかなければならないというように思っています。
ある意味では、原発そのものも全部今廃止すればという意見もあるかも分かりません。しかしながら、今日までの推移もありますし、流れがありますから、そういうところをしっかり理解をしていただき、そして、二度とあってはならない福島のこういう原発の事故を無くなるように、あらゆる万全の体制で整備をしていき、そしてその関心をみんなが持ち合っていくということが大事だと思いますんで、教育の中にしっかりこれは、もちろん小学校低学年から高等教育までしっかりしたものにしていかなければならないというように思って、これは逃げてはいけないことだというように思っております。
記者)
副大臣、スポーツ行政の関係なんですが、なでしこジャパンの活躍が連日報道されているわけなんですが、女子スポーツというものに非常に注目が集まっている時期だと思うんですが、文科省として今後の女子スポーツ振興についてどのように対応されていくか、お考えは。
副大臣)
御案内のとおり、8月24日から基本法がスタートしております。そうした流れの中に、そこには男女の差別も区別もありませんし、競技につきましてもやっぱりオリンピックと同じようにパラリンピックも同等のこととして、あの中に入っております。
ですから、特に今日まで女子の種目、男子の種目ということでいろいろ差はあったかもわかりません。記録のレベルなんかは多少男女の差はあると思いますけれども、しかし、それに懸ける選手、あるいはそれの応援をする皆さん方にその差はないと思いますので、チャレンジ精神を持って頑張っていただいておりますので、今後も、やはり種目によって女子だけの種目もありますけれども、全体を捉まえて、しっかりとそういう競技スポーツ、あるいはまた地域スポーツの中で推し進めていくように、普及をするように、一つの私はなでしこのああいう成果が、結果が、女子のスポーツはもちろんですが、やっぱり元気な女性がどんどん生まれてくるように期待もしたいというように思っています。
またいろいろと教えていただくようによろしくお願いします。
どうもすみません。また毎週あるようですから、いろいろその都度教えてください。
どうもありがとうございました。
(了)
Copyright (C) Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology