平成23年7月22日(金曜日)
科学技術・学術、その他
平成23年7月22日(金曜日)に行われた、髙木義明文部科学大臣の定例記者会見の映像です。
平成23年7月22日髙木義明文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)
大臣)
おはようございます。
御苦労様です。
どうぞ。
記者)
昨日、福島県の佐藤知事が上京して、政府に対する緊急要望を行いました。
その中で、文部科学省に対しては、被災した児童生徒への経済的支援とか、私立学校への財政的な支援、また放射線教育を学習指導要領に位置づけることなどを求めていますが、大臣はこれらをどのように受け止められましたでしょうか。見通しも含めてお願いいたします。
大臣)
昨日、佐藤知事が訪問されました。私としては、3月21日に福島県でお会いをして以来ですが、その後、各閣僚も訪問したときの報告は逐次いただいておりますし、既に総理に対しても申し入れもあっておりまして、とりわけ福島県においての原発をめぐる子どもたちの健康管理については、福島県の健康調査、これが主な柱になると思いますけれども、これについて、私たちとしても、国としても最大限の支援をしていくことと同時に、学校も含めた地域の除染、そしてまたモニタリングの強化、こういったことを引き続きやっていくと。また、経済的に困窮された方々が学校に行けないということがあってはいけませんので、さらに就学支援の徹底を図り、また教職員の確保についても引き続き取り組んでいく、こういったこと。それからまた、福島県に防災や、あるいはまた放射線医療とか、あるいはまた被ばく医療、こういったところもきちんとした体制をとる。ある意味で、特に福島県立医大の拡充についても、これまでも要請があっておりますので、私たちとしては知事の要望を受け取って、できる限り対応していきたいと、このように思っておりますし、そのように答えております。
記者)
放射線教育の位置づけについてはいかがですか。
大臣)
これは、これまでのことをきっちり振り返り、放射線教育については重要ですから、できるだけ早く子どもたちに対する放射線のことについてしっかり教えるということが大切です。
また、副読本等についても十分に検討した上で、できるだけ早くこういったものが学校の現場に届くように取組を進めております。
記者)
昨日の佐藤知事の訪問の中で、校庭の利用基準についても、20ミリシーベルト、改めてわかりやすい指標つくりをというお話がありましたが、それに対しては。
大臣)
これは既に私たちの考え方をお示しをしておりますけれども、さらに安心確保のためにしっかりした説明、あらゆる機会を通じてそういうことをやってほしいと、これはもっともなことで、できるだけ我々としては対応していきたいと思っております。
記者)
今、直接学校ではないんですけれども、肉牛からの稲わらの放射線セシウムの問題で、文科省所管でいうと学校給食とかありますけれども、受け止めと今後の対応等ありましたら。
大臣)
この件については、千葉県の習志野市、船橋市で学校給食の中にそのような可能性のある牛がということが報告をされております。私としては非常に残念なことでありまして、これからはしっかりその点について調査をして、今後とも給食にあたっては流通経路についてもしっかり確認をしたい、指導するようにしていきたいと思っております。
記者)
具体的に、今までは流通しているものは安全だという前提で、文科省として特段給食について対応していなかったと思うんです。今後何か検討されるとかありますでしょうか。
大臣)
これから私どもとしましても、これは重要なことですから、いわゆる給食実施者に対しては流通の状況の調査をしっかりする、給食にそういうものが使われていないような、そういうチェックをやっていく、あるいは出荷制限等、これについての情報を注意を喚起をする、そういうことで各学校、教育委員会についても指導していきたいと思っております。
(了)
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