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髙木義明文部科学大臣記者会見録(平成23年6月17日)

平成23年6月17日(金曜日)
科学技術・学術、スポーツ

髙木義明文部科学大臣記者会見映像版

平成23年6月17日(金曜日)に行われた、髙木義明文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成23年6月17日髙木義明文部科学大臣記者会見※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

髙木義明文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 おはようございます。
 今日は私の方から1つ、まず最初に「リフレッシュ・キャンプ」についてです。 文部科学省は、これは関連の独立行政法人である国立青少年教育振興機構で、いわゆる福島第一原子力発電所の事故によって大きな影響を受けた福島県の子どもたちを対象に、心身のリフレッシュを図るために、一定期間、自然体験活動等を行う機会を提供する、いわゆる「リフレッシュ・キャンプ」というものを実施することを決めました。
 対象としては、福島県の小中学生、現在のところ約5,000人を想定をしております。当面、夏休みの期間に3泊4日程度、場所としては福島県内に所在する国立磐梯青少年交流の家及び国立那須甲子青少年自然の家の活動を予定をしております。
 プログラムとしては、思い切って伸び伸びと遊ぶ、スポーツに親しむ、そういうプログラムと、それからいわゆる自然体験活動などを考えております。
 なお、福島県や、あるいはそれらの自治体、そしてまた民間団体からもそういう予定もあるとも聞いておりますが、私たちとしてはそういうものの調整もさせていただきたいと思っております。
 細かいことにつきましてはこれから決めていきますし、また説明をいたしますが、とにかく少しでも心をいやす、そして友達と一生懸命夏休みに体を鍛える、心を鍛える、こういう取組をすることにいたしましたので、また御理解と御協力をいただきたいと思っております。

記者)
 一人3泊4日ということなんですけれども、期間としては十分というふうにお考えでしょうか。

大臣)
 全員を対象としますと、約18万人ぐらいおるんですよ。被災した小中学生でも15万人います。もちろん、個人の事情と、あるいはスケジュール等もございますので、一応応募をしてみたいと思っております。予算的にもこういうことで当初はいきたいと考えております。また、応募の状況によっては検討も必要になるかも分かりません。

記者)
 これはプログラムですけれども、スポーツなんかで水泳やサッカーとか名前が入っていますけれども、例えばトップアスリートが来られて、何か一緒に交流するとか、そういったようなイベントというのは企画されているんですか。

大臣)
 そうですね、このことを発表して、その後、いろいろなボランティアとか、アイデアとか、寄せていただけると思っておりますが、そういうものについてはほとんど採用していきたいと思っておりますので、魅力あるものにしていきたいと思っています。
 したがって、どうぞひとつボランティアの方も多く参加をしていただければと思っております。

記者)
 今回、被災県はほかにもある中で、福島県に絞ったねらいと、あと、この取組を通じて子どもたちにこれをどういう機会にしてほしいという思いを。

大臣)
 特に福島県は学校の校庭とか、あるいは園庭のことでいろいろ不安もあったでしょうし、それに負けずに子どもたちも頑張っていただいた。
 したがって、一部では校庭の使用について制限した部分もございますが、こういった意味で、少しでも線量の低減というのも含めて自然の中で頑張っていただく、こういうことによってまた一つの活気を取り戻していただきたいと思っております。

記者)
 今回の予算としては、既定の一次補正から。

大臣)
 今回の予算は、今のところ、これは独立行政法人の青少年教育振興機構という運営交付金がありますから、その中で対応できるものだと思っております。

記者)
 行き先が福島県内なんですけれども、子どもの心理状態からすると、福島県を出たいという気持ちがあるんじゃないかと思うんですが。リフレッシュに本当につながるのか。

大臣)
 それは、この地区はいずれも線量は低いですし、やはり福島県という一つのコミュニティ、こういったものを配慮したことです。

記者)
 岩手や宮城の子どもたちを対象にしたこういった事業というのは、今後検討していくということはあるんですか。

大臣)
 今日お話しをしたのはあくまでも福島県を対象にしております。そのほかも被災の皆さん方、心のケア等、これも重要でございます。この点については別途検討しておるところです。

記者)
 原発の、福島の子どもたちの日常生活についてのヒアリングで、千葉大の明石先生がこれと同じようなことをおっしゃっていらっしゃいましたけれども、それを受けてのことなんでしょうか。

大臣)
 これはいろいろな方からもそういうお考えは発せられたということは承知をしておりますが、私たちも当初からそのことはずっと考えておりました。もちろん、具体化するために多くの先生方の、専門家の皆さん方の御意見も当然聞かなきゃなりませんし、いずれにいたしましても、こういう催しものは非常にいいことではないかと思っております。
 子どもたちにとりましては、ある意味では一生の問題ですから、一つの思い出づくりにおいてもいいことだろうと、このように思っております。

記者)
 福島県内の学校の屋外プールについてなんですけれども、昨日、屋外プールの利用についてという事務連絡を出されましたけれども、受ける線量は極めて低いということが明記されていたわけですけれども、大臣はそこにどのようなメッセージを込めて自治体や学校、保護者に伝えたいと。

大臣)
 今のところ、水道水も暫定基準以下であり、放射線物質は検出されておりませんので、これは安心していただけるのではないかと思っております。
 したがいまして、今のところ、私たちが示した考え方に基づいて学校現場で適時対応していただきたいと思っております。

記者)
 明確な使用の数値基準をつくってほしいというのが地元からの要望でありましたけれども、それは今回そこまでは至っていないというのは。

大臣)
 そうですね。これは食品安全委員会が今、食品の暫定規制値の見直しに向けた検討をしておりますが、これはまだ時間がかかると思っております。もちろんそれも重要で、早く出していただければと思いますが、今のところ、専門家の御意見も聞いて、これは線量が比較的低いものですから、一定のプールの使用はできると、こういうことでお願いをしていきたいと思います。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成23年06月 --