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髙木義明文部科学大臣記者会見録(平成23年6月3日)

平成23年6月3日(金曜日)
スポーツ、その他

髙木義明文部科学大臣記者会見映像版

平成23年6月3日(金曜日)に行われた、髙木義明文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成23年6月3日髙木義明文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

髙木義明文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 おはようございます。
 こちらからは特にありません。

記者)
 昨日、内閣不信任決議案が否決されました。ただ、菅首相の退陣時期をめぐって政治的混乱が続いており、被災地から怒りの声が上がっています。
 閣僚の一人として復興を待ち望む被災者に対して、この状況をどう御説明されますでしょうか。お考えをお願いいたします。

大臣)
 昨日は御承知のとおり、衆議院本会議で内閣不信任案が否決をされました。これはひとえに、とりわけ我が党の皆さん方が、当面の災害復旧、復興の重要性を考え、被災者の皆さん方の日々の深刻な状況を察して、今、政治空白をつくるべきではないという判断に立っての結果だと思っております。
 私どもとしましては、さらに緊張感を持って被災者のことを十分に念頭に置きながら、さらに取り組みを進めていかなきゃならないと、このように思っております。

記者)
 昨日、日本相撲協会が名古屋場所の通常開催を決めて、一応の一区切りとなりました。ただ、組織改革の工程表に親方株の売買禁止が盛り込まれたことに内部では反発もあります。
 監督官庁として、協会が提出した工程表をどういうふうに評価されていますでしょうか。

大臣)
 昨日は、おっしゃるとおりに相撲協会の理事会を開いて、7月場所を開催するという決定をされたと聞いております。
 私どもとしましては、その前日に、私のところに放駒理事長以下役員の方等代表が来られまして、八百長の調査の実情、結果、そして、これまでのガバナンス改革の工程表について報告がございましたので、私としてはそれを受け取って、それを吟味をして、昨日、協会の方に留意する事項として示しております。
 具体的には、主に申し上げますと、協会と相撲部屋の関係、年寄名跡などガバナンス改革の中心となる部分について、今後丁寧な取組を進めるように協会の方に留意事項として示しております。
 具体的には、もう少し詳しく申し上げますと、相撲部屋を理事会が指揮監督する協会組織の一部としての位置付けを前提として、この具体的な改革案を作成すること。協会と年寄の法律上の関係について、あるいは協会の雇用関係について、ガバナンス独立委員会の答申が出ておりますから、こういったものについて検討をしていくこと、あるいは協会と力士の法律上の関係について明確化を図って、具体的な案をつくること。また、評議会、理事会、幹事会についても、次期役員改選については、新公益法人制度が平成24年1月場所後に予定されておりますので、これらについての検討、また理事が師匠を兼職することについて、役割分担があいまいにならないように検討すること。年寄名跡については、ガバナンス独立委員会の答申、工程表の論点を踏まえて具体的な改善方法を検討することと。こういったことについて、協会の方に留意事項として示したところでございます。

記者)
 その関係ですが、率直に通常開催が決まったことの大臣御自身としての受け止めというのは。

大臣)
 そうですね。相撲協会の、協会として7月場所を行うということが昨日決まったわけでございます。私どもとしまては、過去2場所が、1場所が開催中止、あと1場所が技量審査場所という形で行われました。それはもとより八百長をはじめガバナンス改革に対するファンや国民の理解を得られる努力をしていくと、こういう過程にあったから、そういうことがございました。
 協会としては、八百長問題については再発防止を含めて、処分あるいは全容の解明、これは一定の取組がなされておりまして、我が国の歴史ある国技である相撲、多くのファンがある意味では早く本場所を見たいと、こういう願望もありましたでしょうし、とりわけ東日本大震災によって、心に対して非常に勇気や励ましを与える、そういうことになれば非常にいいのではないかなと、このように思っております。
 したがって、なお緊張感を持って運営をしていただきたいと、このように思っております。

記者)
 昨日の件なんですけれども、菅総理が復興のめどがついた段階で退任するという意向を示されましたけれども、そのことについての大臣の所感をお願いします。

大臣)
 これは昨日の代議士会で、菅代表・総理から、多くの意見を踏まえて表明したことに尽きると思っておりますが、これまでの自らのことを、ある意味ではしっかり思い直しながら、何としても今の災害にめどをつけたい、復興にめどをつけたいと、こういう思いが述べられておりました。
 私どもも政府の立場として今以上に、ある意味ではスピード感を持って、災害復興、被災者、被災地のことをしっかり念頭に置いて努力をしなきゃならぬ、このように私自身も思っております。

記者)
 一方で、退任の時期をめぐって総理の記者会見などでの御発言と、あと鳩山前総理との認識と、ずれがあるような面も見受けられますけれども、大臣としては総理の退任時期というのはいつぐらいをめどにするべきだというふうにお考えでございますか。

大臣)
 これは代議士会でやりとりがありまして、最終的に菅総理の方からの説明、決意、これに尽きるのではないかと思っておりますし、また、そういうことで代議士会としては終了したと思っております。
 したがいまして、やはり当面する東日本大震災の復興のめどを立てると、こういうことでしょう。具体的な時期については、特に代議士会のやりとりで、それぞれ理解をされておると思っております。

記者)
 大臣としては、いつぐらい、2次補正のめどがついた段階なのか、原発のステップ2まで収束することなのか、どの段階の時期が退任の時期として望ましいとお考えですか。

大臣)
 そうですね。補正予算においても、また災害復興基本法、これはこれとして、今既に国会で審議中であります。また、次なる補正予算についても、いわゆる津波、地震災害とともに原発災害、これも全部含まれておりますので、したがって、そういうものの全体的なめどが立つということではないかと、私はこういう理解をしております。

記者)
 先ほどの相撲の留意事項とおっしゃいましたけれども、この進捗状況ですとか、あとそれをどう報告を求めてチェックしていくのかというのは、文科省としてどうお考えなんでしょうか。

大臣)
 私どもとしましては、いわば言いっぱなしになるわけではありませんで、工程表は、すぐにできるものはもちろん、それはそれで行っていただく。ある意味では時間のかかるもの、そういうものがありますから、一つの目標を立てて、しっかりその解決策についても明らかにしていただく。そして、それぞれその進捗状況については報告も求めておりますし、また当然ながら適時にそういう報告はなされると、このように私は思っております。
 そういう関係を持って、お互いにそれぞれの自主的、自主性を尊重しながらも緊張関係を保っていけるのではないかと、このように思います。

記者)
 今回、相撲協会は通常開催ということなんですけれども、内閣総理大臣杯の扱いなんですが、先ほど大臣は一定の取組があったとおっしゃいましたけれども、総理大臣杯の扱いは、協会が通常どおりいただきたいと言ってきた場合には。

大臣)
 これは内閣として決めることですけれども、これは通常の取り扱いでいいのではないかと思っております。

文科省)
 官邸の方に申請が行くことになります。

大臣)
 そうですね。もちろん官邸の方の判断になりますから、私としては、どうのこうのという立場ではございませんけれども、本場所が通常開催ということであれば、そういうお願いも、またあるのではないかと思っております。

(了)

お問合せ先

大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成23年06月 --