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笹木竜三文部科学副大臣記者会見録(平成23年5月18日)

平成23年5月18日(水曜日)
教育、科学技術・学術、文化、その他

笹木竜三文部科学副大臣記者会見映像版

平成23年5月18日(水曜日)に行われた、笹木文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

平成23年5月18日笹木竜三文部科学副大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

笹木竜三文部科学副大臣記者会見テキスト版

副大臣)
 今日は、私の方から1点です。
 文化庁と国立国会図書館との協定を結んだことについてです。今日付でですが、文化庁と国立国会図書館で、貴重な資料の次世代への確実な継承に関して協定を締結をしました。例えば電子書籍とかアーカイブとか、いろんな動きがあるわけですが、今当面この協定書で決めたのは三つで、一つはテレビ・ラジオ番組のシナリオ、脚本、台本について。二つ目は音楽関係の資料、特に楽譜について。三つ目は、この文化庁ではメディア芸術祭もやっているわけですが、漫画、アニメ、ゲームなどのメディア芸術について。1の1の2の脚本、台本、あるいは楽譜については、その所在状況とか保存の方法等を検討もすると、保存について検討もすると。所在状況については、調査ももちろんする。楽譜については、データベースの作成をする。それをその先には国会図書館で国民に公開をする。漫画、アニメーション、ゲーム、メディア芸術については、このアーカイブの構築ということで連携をして、それを始めていくということです。
 当面は、この三つのことについて協定書を作成したわけですが、今後更に他の分野でも連携をして、アーカイブ化、保存、公開に向けて協定が結べるかどうか、更に新しい分野についてですが、これもあわせて検討していくということになっています。
 私の方からは以上です。

記者)
 福島県の学校の校庭の表土の問題ですが、撤去費用の負担の検討状況について、お聞かせ願えますでしょうか。

副大臣)
 先週ここでお話しして、その後、政務三役会議でそれは検討の場を持ちました。ただ、まだ結論を得ているわけじゃありません。まずは、ああやって線量を減らす方法があると。それで、調査の結果こういう効果が出ているということを福島県の各教育委員会に通知をしたんですが、それを受けて、各市町村が実施をする場合に、どういう支援のあり方があるかということを検討していくという状況です。その中には、予算のことも含めて検討をしているということです。まだ結論は得ていません。

記者)
 わかりました。

記者)
 今の質問に関連してなんですが、昨日、政府の原子力災害対策本部の方で、今後様々な分野についてロードマップが示されておりますが、その中で学校の表土についても触れられておりまして、ステップ1の中で、線量の調査、そのところに校庭に対する対策実施という項目があったんですけれども、あれについては、つまり政府が何らかの対応をするというのを決めたという意味合いになるんでしょうか。それとも検討段階というのも含めて、対策を実施するということでしょうか。

副大臣)
 すみません。そのマップの中でのどういう表現だったか、私もちゃんと確認していないので、それについてはお答えできません。
 ただ、私自身が把握しているのは、一つは、補正予算で盛り込まれていた簡易型の測定器、これを更にきめ細かく、福島県内のたくさんの地域、学校等も含めて、更に配備をするということもかなりあるわけですから、今その表現がどのことを指しているかは、私はちょっとはっきりわかりません。

記者)
 昨日のロードマップの中では、線量の測定についてが7月中で、もう矢印がなくなっちゃっていて、中長期的な部分というところには、もう入っていないんですけれども、学校の線量の測定というのはいつまで続けるのかというのは具体的に決まっているんでしょうか。

副大臣)
 今、2週間ごとにも報告をしているわけですから、この3.8マイクロシーベルト毎時という基準については、夏休みに見直しを行うと言っているわけですから、少なくともそういうデータを、その見直しのときになかった状態ではできないわけですから、それまでになくすことは常識的にはないと思います。

記者)
 それ以降は、じゃあまだわからないわけですか。

副大臣)
 そうですね。ただ、今それをいつやめるかなんていうことは、一切そういう話は、話題は上っていません。

記者)
 別件なんですけれども、来月IAEAの閣僚級会合がありまして、その中で報告書を出すように決まっているということなんですけれども。

副大臣)
 それは招く方ですか、日本に招く方ですか。そうじゃなくて、向こうでやる方ですか。

記者)
 6月の下旬なんですけれども。報告書ですね、東電と文科省と、後、経産省で取りまとめるというふうに決まっているんですけれども、文科省の担当部分というのはどこになるんでしょうか。どういう部分になるんでしょうか。

副大臣)
 最終的に、どこが担当して作成するかというのは、私はまだ把握していません。

記者)
 いつ頃にまとめるかは。

副大臣)
 その報告書というのは、IAEAの方々が日本に来ますよね。それに間に合わせる形で作るんじゃないかなと、私は聞いていますが。それと向こうに行って報告するときのものは、同じものを使うかどうかも、まだ確認していませんが。少なくとも来られるときには、報告書はまず出来上がっていないといけないというふうに聞いていますが。

記者)
 報告書の作り方なんですけれども、例えば外部のレビューを通すとか、あと、おそらく原語で作られると思うんですけれども、当然これは日本の皆さんは非常に興味のある話題ですから、その日本語訳というのも作られるか、その辺りは。

副大臣)
 当然、IAEAの方々、まずはこちらが行く前に日本にIAEAの調査団でしたっけ、名前は忘れましたが、来られるときに作るものについては、内容は国民に公開して当たり前だし、それは当然だと思います。行くときの報告書も、それは公開するということが前提だと思います。

記者)
 内容について、外部の有識者にある程度見ていただくとか、第三者の目を通す、そういったプロセスは。

副大臣)
 これは、取りまとめは、ですから対策本部の方で取りまとめるわけで、詳しいことはまだ把握していません。確認してみます。

記者)
 校庭の件なんですが、一応、政務三役会議で検討がされたと。どんなところが課題として浮かび上がっているんでしょうか。

副大臣)
 土の入替えのことですか。

記者)
 はい。

副大臣)
 一つは、土の入替えのことについては、最終処分をどうするかということだと思います。仮置きということは、今現実にやっている幾つかの市の中の土の除去をやったところについては、仮置きという形で校庭の中に置いているわけですよね。
 あと、文科省が提案した二通りにしても、一つは固めて埋めると。ただ、その場合には、ビニールシートとかそういうもので、なるべくそれが周りに広がらないようにするという工夫をすると。もう一つは、上と下を入れ替えるというやつですが、これも最終形態ということについては、まだ決めているわけじゃないんで、この最終処分をどうするかという、これは文科省だけじゃなくて、環境省とか、そういうところで最終的には調整して決める問題だと思います。その問題は一つあると思います。
 もう一つは、当然、その土の入替えの範囲を、どの範囲でやるかということは、どういう基準でということも、その中の検討の中に入っているということです。

記者)
 その土の詰め替えの基準についても検討されているんでしょうか。3.8マイクロシーベルト以外では何マイクロだとか。

副大臣)
 いや、まだそこをしないといけないという話で、具体的な決定はしていないわけです。ただ、その最終処分の問題も、あることはあるんですよね。一部の方がおっしゃるように、それを、ただその原子力のサイト内に持っていけとかという話では済まないわけですから。

記者)
 今の関連なんですけれども、検討は多分今後も続けられていくと思うんですけれども、これは夏休み頃をめどにある程度残りを出そうというお考えなんでしょうか。

副大臣)
 今の表土の。

記者)
 そうです。はい。基準を作ったりとか、最終的にどこに持って行くかとか。多分、地元はそういうところまで求めていると思うんですけれども、ある程度のスケジュール感というのは、三役の中ではあるんでしょうか。

副大臣)
 いや、まだスケジュール的にも決まってもいません。ただ、減らす努力ということはしていくべきなわけですから、その基準値を見直す、夏までに何もやらないでいいかどうかという議論は当然あるわけですから、やれることはなるべくやるべきだという意見も、その議論の中ではあります。早くやるべきだと。
 私もどちらかというと、そう思います。やれることは早くやるべきだと思います。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成23年05月 --