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髙木義明文部科学大臣記者会見録(平成23年5月20日)

平成23年5月20日(金曜日)
教育、科学技術・学術、文化

髙木義明文部科学大臣記者会見映像版

平成23年5月20日(金曜日)に行われた、髙木義明文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成23年5月20日髙木義明文部科学大臣記者会見※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

髙木義明文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
私からは特に今のところありません。

記者)
福島県内の学校のプールの使用について、お伺いいたします。県内の教育長協議会でプールの自粛の方向が示されましたけれども、国に対してもプールの使用に対して何らかの方針、もしくは考え・基準を示してほしいという要望が根強くあります。これに対して文科省はどういうふうに対応されるか、お考えをお聞かせください。

大臣)
まず、福島県の教育委員会に問い合わせたところ、福島県都市教育長協議会において、学校プールに関して協議されたが、中止に至ったという事実はないと、こういうことで聞いております。私どもとしましては、夏の季節ですから、今から水泳、プールの使用という季節になってまいります。プールの水は上水ですから、水道水ですから、そのもの自体はいいんですけれども、今たまっておる水をどうしていくのかということになりますと、これは県の下水道部局と今、調整するよう伝えております、福島県の方に。プールの利用については、これは福島県の教育委員会とも連携をとりながら、水質の基準、これについて今検討しているところです。

記者)
それは水質について調査をするということでしょうか。

大臣)
もちろん調査も必要でしょうし、この基準がどうなのか、現状把握も必要になろうかと思っております。そういうものを含めて検討しております。

記者)
あともう1件、政治案件になりますが、西岡参院議長が今回の一連の震災対応ですとか、東電の原発事故対応について、菅首相の退陣を求める論文を一部報道機関に寄せています。これに対する受け止めをお願いいたします。

大臣)
私としては、これについてはどういうことかよく分かりません。コメントは差し控えたいと思います。

記者)
プールの関係ですが、県の組織としてはそういうことだと思うんですけれども、福島市は市内の学校に対して屋外でプールを使わないようにという通知を出したようなんですけれども、昨日ですね、それについては。

大臣)
これについては私たち、また私本人、承知しておりませんので、いわゆる協議会としてはそういうことを決めた事実はないということは報告を受けておりますが、福島市が、今言われたことについては、これは確認してみたいと思います。

記者)
そういった形で自粛の動きが、国が基準を示し、屋外での基準は示している中で、そういう自粛の動きが出ているということについていかがですか。

大臣)
やはり水泳というのも、これも一つの学習の大事な科目であり、そして子どもたちにとっても重要な授業の一つだと思っておりますが、しかし、少しでも子どもたちの健康のために線量を軽減させていくという観点の中で、どういうことにしたほうがいいのかと、これについて先ほど申し上げましたように、そういうプールの水質等を含めて検討しておるというのが今の段階です。

記者)
プールの水質というのは、いわゆる放射線量ということも入ってくるんでしょうか。

大臣)
そうですね、今どういう状況になっているのか。もちろん今、恐らく私の知るところによると、大体プールというのは防火用水と兼ねておりますから、大体ためておるんじゃないかと思っております。これですぐ使うわけにいきませんから、プールの水を入れ替えるとすると、それを抜くと。それが下水道につながっておれば、それは下水道の部局とそういうことについてチェックをしなければなりません。万が一、水田とか、あるいはまた河川に流れるという状況になっておれば、これはやっぱり注意を要することも必要でしょう。そういうものも各個別の設置者において調べていただいて、どうするかということを検討したいと思っております。

記者)
基準というのは、使用する場合の対象校について何か示すということになるんですか。

大臣)
昨日も、鈴木副大臣が皆さん方に御説明したと思っておりますけれども、プールを使用するかしないかということについては、設置者の判断です。だから、設置者について、我々としては必要な助言をすることは、それはこちらとしてもしてまいります。したがって、これについて今福島県と連携をとって検討しております。これも時期的ですから、できるだけ早くまとめていかなければならないと思います。

記者)
原発事故についてなんですけれども、来月ウィーンで開催予定のIAEAの閣僚会合の中で、現時点での報告、教訓等、報告書を提出するということで、枝野官房長官が関係省とチームをつくって、その報告書を作成するという発言をされておりますけれども、文部科学省として恐らく関係することになると思うんですけれども、どの評価の部分の報告書の作成で担当されるか、どれぐらいの時期に完成させる予定かということを教えてください。

大臣)
これは6月20日から24日までがIAEAの閣僚会議ですから、それまでにまとめるということになりましょう。そういう意味では、世界からも注目しておられますので、原子力災害対策本部の中でこの報告書をまとめていくと。文部科学省は、その中でもこれまでの経過を含めて、積極的に貢献をしていきたいと思っております。特に内容的な中では、モニタリングになるのではないかと思っております。もちろん緊急の被ばく医療についても、一つの役割を果たしてきましたので、そういうことが中心になるだろうと。内容につきましては、今、検討中ですから、特に今ここで言えるものではないです。

記者)
報告書の中で、外の有識者も交えて報告書をつくろうという話が出ているようなんですけれども、でき上がったものに対して公表前に内外の有識者にレビューを通すという、そういうようなお考えはないでしょうか。

大臣)
これは対策本部としてのことですから、今、私としてはその判断は承知しておりません。

記者)
プールの水質の基準というのは、上水を使う場合であっても、どれぐらいの線量でとかということなんでしょうか。

大臣)
上水であれば、別にそういうことはないと思います。だから問題は、今たまっている水を抜く場合に、やはりきちっとチェックをしなければいかん、まず一つ。それから、上水を入れるわけですから、もちろん水泳ですから、飲むことは十分考えられますから、その水を飲むということは、上水を飲むということは別に問題ありませんけれども、それが一定期間ずっと経過していくとどうなるかということもある程度想定しなければならん。そういうことです。

記者)
大阪府で、君が代を斉唱しない教諭に対して、辞職を求める条例を出すという動きがございます。御所見をお願いできますでしょうか。

大臣)
これは、今のことについては特に承知をしておりませんけれども、これは各地方自治体、地方団体の権限でやることですから、特に私の方からはコメントすることはありません。

記者)
世界遺産の関係なんですけれども、昨日地元の専門家の人たちも含めた委員会が開かれまして、ICOMOSの勧告に対してどうするかという議論があったんですが、要は重要な構成資産の一つである柳之御所を外せと言われているわけなんですけれども、それを外して受け入れるかどうかという、これは最終的には政府としての判断になるんですが、どのように。

大臣)
これは平泉の話ですけれども、平泉がそういう登録をされておるということは非常に結構でございます。だから、6月の会議で実際決まってくるわけですけれども、岩手県、達増知事とも連携をとりながら、地元の意向も含めて判断しなければならんと思っております。これはやはり私としては、こういう状況の中ですから、登録されるということが何よりも重要なことだろうと思っております。こういうことで専門家も含めて御判断になっておると思っています。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成23年05月 --