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笹木竜三文部科学副大臣記者会見録(平成23年2月23日)

平成23年2月23日(水曜日)
15時37分~15時50分
文部科学省 記者会見室
文化、その他

笹木竜三文部科学副大臣記者会見映像版

平成23年2月23日(水曜日)に行われた、笹木竜三文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

笹木竜三文部科学副大臣記者会見(平成23年2月23日):文部科学省(※YouTube文部科学省チャンネルへリンク)

笹木竜三文部科学副大臣記者会見テキスト版

副大臣)
私からの報告のことは幾つかあるんですが、多分聞かれると思うんですが、あまり詳しくは答えれる、今は見通しがないんで、国会の状況ですが。昨日ですか、報道にもされてたけど、経済団体のトップの方が、ちゃんと国会はやることやってくれと、給料泥棒になるようなことはやめてくれという、そういう趣旨の発言がありました。基本的には、私自身としてもそういう基本認識です。何度もお話ししているように、文部科学省として閣法として出している法案、どれも国民の生活にとって非常に大事な法律だと思っているんで、しっかり野党の方々もそういうことに、政局じゃなくて大切なものを通すと、そういう姿勢で臨んでいただきたいなと、そういう気持ちでおります。委員会としては、今日、大臣の委員会での所信、予算についての私からの説明ということで始まったということです。これも先週も聞かれたんで、これは党の方の対応にはなりますが、先週お話ししたように、例の美術品の公開促進法の方ですね。これについては、党での議員立法調整チームの手続きが一応、予定どおり進んだということです。あとは、これを具体的に委員会の理事間で日程の協議を今していると、そういう状態です。
二つ目については、先週、ナノテクノロジーの総合展、技術会議、「nano tech 2011」、これに私自身も視察をしてきました。国内外の600を超える出展団体、あと来場者、これが5万名ですか、これを越えて開催されていると。1時間ぐらいかけて、実際にいろいろ説明も聞き、見させていただいたんですが、今回のテーマは環境力、ナノスケール、ナノテク、ナノスケールが作る環境力というテーマでやっておられたわけですが、例えば、ナノテック化粧品なんてのはよく見ますが、眼鏡をかけなくても見ることができる3D画像のディスプレイ、これは細い線をディスプレイ上に引いているということで、そういう技術ですとか、塗るだけで太陽電池となる材料ですとか、レアメタルの使用量を減らす材料の開発、こんなことで私も非常に興味をもって見学をさせてもらいました。10周年なんですよね、ちょうど。で、いろんな歴史的な年表の説明もそこで受けました、研究者の方から。最初、研究を始めたのは日本だと、1992年に、しかもナノテクにつながるようなアトム・テクノロジーという、そういう呼び方で研究も日本が先に始めたと。しかし、実際には2000年にアメリカが国家戦略としてナノテクという名称で大々的に、予算も含めてでしょうが、大々的に始めたということでナノテクはアメリカからというような、今そういうイメージになっているということですが、国家戦略としてそういうようなものをいち早く取り上げるということと、それとやり出してとことん力を入れてやっていくと、こういう姿勢の違い、これが反省点だろうなと、そういう実感を持ちました。
三つ目は、博物館と図書館、先週、一つずつ見学をしてきました。これは年末の税調の議論の中でもお話しをしましたが、無形文化財である能楽堂については公益法人になってなくても税の優遇が受けれるというふうに、これはかなり主張して実現を、政府案としては実現をしたわけですが、博物館、図書館等は、昨年末は実現をしなかった。実際に幾つか現場を見て、いろんな声も聞きたいと思って、その一環で最初に見てきたわけです。一つは、日本カメラ博物館、もう一つはお茶の水図書館ということで行ったんですが、結局二つとも都内の一等地なんですよね、場所は。固定資産税が非常にたくさん掛かる、高く掛かると。そんな中で、例えばカメラ博物館の場合は、世界に数台しかない、世界で初めて市販されたカメラですとか、日本で最初に入ってきたカメラ、これは実際に撮影するときに30分間掛かるとか。その後、2年後ぐらいには10分ぐらいのもの、そういう国産のもの。2年ぐらいだったと思う、最初に輸入品を見て2年後ぐらいには国産のものを作っている、そういう貴重なカメラも見ることできました。あるいは明治中期、各地を回ってた移動暗室、これは有料で商売としてやっている、これも見ました。写真のコレクション、これは町並みとか人物、江戸時代の、こういうコレクションもある。非常に貴重なものがたくさんある博物館という印象をもちましたが、仮に税の優遇が受けれないとなると固定資産税が非常に重く掛かってくると。経営努力が非常にいろいろやっているわけですが、観光バスもアジアの方からも含めたくさん来ているわけで、そういう収益も、経営努力も一杯やっているんですが、頑張れば頑張るほど収益事業比率50パーセント以下という、ここにかかってしまうという悪循環みたいなところは、現場に行って話も聞いて実感をしました。お茶の水図書館の場合には、女性誌、女性雑誌専門の図書館53,000冊ですよね。それとは別に古文書もありましたが。こちらにしても非常に建物が古くて建て替えると、そうすると、その後減価償却費が非常に高くつくと。こういう中で非常に経営的に厳しくなると。率直な感想ですが、税の優遇が受けれなくなると、ここら辺は非常に経営的にも厳しくなる。事業出資比率が50パーセントと、この一律の線引きがやっぱり問題かなと、そんな印象を持ちました。
四つ目は、JAXAの宇宙利用シンポジウムですが、2月17日、「いぶき」、「だいち」、そして測位衛星の「みちびき」、その3つの衛星について、JAXAが、この衛星の技術を利用してほしいという、民間の企業の方なんかもたくさん集めて丸の内でシンポジウムをやっていると。私も途中まで聞きましたが、非常に分かりやすく説明をされてました。それこそ、一般の方が、そういう関係の研究者じゃなくても、業界の方じゃなくても、一般の方が聞いても分かるような説明で報告をされてました。宇宙の衛星の技術をどんどん使ってもらうと、活用してもらうということで非常に努力をしているなと、そういうふうに感想を持ちました。私の方からは今日は以上です。以上の四点です。

 

記者)
今、ニュージーランドの地震なんですが、文科省として安否確認のほかにですね、各研究機関の研究者の派遣とか、そういったものを検討とかなさっているんでしょうか。 

 

副大臣)
安否確認以外のことで言いますと、衛星使ってその被害状況を見るということ。これ、今朝もやって、今週中にもまたやるわけですが、次回もやるわけですが、そういう協力はしているということ。研究者については、富山県からの要請で、富山大学の医療にかかわる研究者の先生が、今、移動中ということです、現地に移動中。それで協力をするということですね。研究面での協力という、他の面での協力もあり得ると思うんですが、現地からの要請とかを踏まえてやるという基本、今のところはそういう基本姿勢です。安否確認については御存じのとおり、閉じ込められていた1名は今朝救出をされたと。あと、富山外国語専門学校、この海外研修中の方については残り10名の所在、安否を確認中だということです。京都外国語専門学校については1名の元在籍者、3名のうち1名の元在籍者については安否の確認中だと、今そんな現状です。この閉じ込められてる可能性もある残り10名については、いろいろ情報が錯綜(さくそう)しているようです。まだはっきりしたことは分かりません。

 

記者)
富山大の医療にかかわる方の、移動中ということなんですが、これは政府が派遣する70人の中の一人という位置付けでしょうか。

 

副大臣)
これは富山から要請を受けて富山大学から行っているということで、そうじゃないということですね、はい。

 

記者)
国会の進展の中で基金化、科研費についても進展、何か、見通し等、法案の。

 

副大臣)
さっき言ったように、これはまずは野党の方からは公開促進法の議法についての要請が続いていたということで、それについては対応をしたということで。衆議院では今、それは理事間で協議中ではありますが、スケジュール的に閣法の三法案の取り扱いのスケジュール詰めているところで、まだ最終的な合意には至ってません。そんな状態で。ですから、基金化に関わる法案もまだスケジュールは確定していません。

 

記者)
「もんじゅ」なんですけれども、燃料関係のトラブルの対応に当たっていた課長が自殺をされていたということが分かったということで、大変痛ましい事態だと思うんですけれども、まず、これの受け止めとですね、そもそも数年前に連絡遅れがあったときに、体制のですね、抜本的見直しをして課長ポストを大分増やして管理面で充実していたというふうに認識していたんですが、そんな中でこういうことが起こったことについて、今後どういうふうに対応していくことが望ましいと思われますか。

 

副大臣)
一つは、私が、亡くなったということを聞いたのは15日火曜日です。文部科学省としては14日の夕方にそれを把握したというふうに聞いてます。お聞きになっているかもしれませんが、御遺族の意向もあって、具体的なお話については文科省からの発信というか、お話しすることは控えているという状態です。ただ、担当課長だったということで、今お話しありましたが、いろんな仕事をやっていく上で、どういうような状態だったか、そういうことは当然調べていくってことは必要だろうとは思ってます。今、まだ具体的に取り組んでいるわけじゃありません。

 

記者)
体制として、その何て言うんでしょう。結果的にこういうことになったことについて、何らかの不備というんでしょうか、あるいはですね、仕事の面での歪みがあったとか、そういった問題点というのは何か。

 

副大臣)
今、全くそういうことは情報は聞いていません。把握もしていません。亡くなったわけですから、もちろんいろんなことで確認はしていく必要はあると思いますが。ただ、さっき言ったように御遺族の意向もあるんで、なかなか具体的なことを私の方から今、お話しする段階じゃないと思います。

 

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成23年02月 --