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髙木義明文部科学大臣記者会見録(平成23年2月18日)

平成23年2月18日(金曜日)
10時46分~11時02分
文部科学省 記者会見室
教育、科学技術・学術、スポーツ、その他

髙木義明文部科学大臣記者会見映像版

平成23年2月18日(金曜日)に行われた、髙木義明文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

髙木義明文部科学大臣記者会見(平成23年2月18日):文部科学省(※YouTube文部科学省チャンネルへリンク)

髙木義明文部科学大臣記者会見テキスト版

 

大臣)
おはようございます。まず、私の方から一言冒頭、すでに報道にもありますけれども、昨日、若田光一宇宙飛行士が、御自身二度目の国際宇宙ステーションISSへの長期滞在を行うことが決定したと、こういう報告を受けました。今回、若田飛行士は、日本人宇宙飛行士初のコマンダー、いわゆる船長として6名の搭乗クルーの指揮官を務められるということでございます。そういう大役を担えることを大変喜ばしい、誇りに思っているところでございます。これについては、若田飛行士の持ち前の優れた能力、あるいはリーダーシップ、こういったものが高く評価されたものと受け止めております。同時に日本が、いわゆる実験棟の「きぼう」、あるいは先日1月に打ち上げられましたH-ⅡBによる「こうのとり」の成功、こういったものが国際社会の中でも大変信頼を勝ち得たと、こういうことだろうと私たちも思っております。大変嬉しいことでございます。今後ともですね、再来年の打ち上げでございますけれども、それまで若田さんには健康に留意されましてですね、世界の皆さん方の期待に応えられるように、そういう活躍を期待いたしております。私からは以上です。

 

記者)
幹事から一点だけ質問させていただきます。昨日、日本相撲協会の放駒理事長が来られまして、ガバナンスの在り方についての答申について御報告があったかと思います。大きな変革を求めるもので、大分ハードルの高いものとも見られますけれども、今後協会としてどのように取り組むべきか、その御見解をお願いできますでしょうか。

 

大臣)
御指摘の件については、放駒理事長の訪問がありまして、相撲協会のガバナンスの在り方、そしてそのほか、これまで問題とされてこられました様々な事項、例えば力士教育とか相撲部屋の在り方、こういったものについてもですね、網羅的に具体的な処方箋(しょほうせん)が記述されておると、このように思っておりまして、私どもとしましては一定の評価をしております。したがって、今後は当面、もちろん八百長問題の全容解明ということがございますが、このガバナンスの改革というのは表裏一体のことでして、リーダーシップを取っていただいて、八百長問題の全容解明とともに具体的な協会のガバナンス改革についてもですね、着実に実行していただきたいと、このように思っております。要は相撲協会全体の意識改革、こういうことが共通した問題でございますので、不祥事が起きない、また起きたときにそれに対する的確な対応をすると、そういう処方箋(しょほうせん)もですね、一つのガバナンスの大きな課題になっておりますので、しっかり取り組んでいただきたいと、私の方はそのように思っております。

 

記者)
今の大臣の御発言で「リーダーシップを」という言葉がありましたけれども、これは理事長の、放駒さんのリーダーシップということでしょうか。

 

大臣)
そうですね、理事長として相撲協会としてのリーダーシップをお願いしたいということです。

 

記者)
すいません。昨日、比例単独選出の衆議院議員16名が、会派の離脱願いを提出しました。今後、予算案だとか予算関連法案に対して、採決では反対する可能性についてのも言及していますけれども、このことに関してどういうふうに感じていらっしゃいますでしょうか。

 

大臣)
今ですね、政権交代後の1年半が経過をしようとしておりまして、マニフェストの実行に向けて既に着手をされたものもあり、あるいはこれから対策を進めていくという諸課題があります。現実に政権交代後、ある意味では本格的な予算がこの23年度の予算でありまして、当然関連法案も、既に予算関連については提出をしております。今、私どもの国民に対する責務は、この予算を年度内に審議をして、成立をさせて、そして具体的な段取りを進めていく。特に経済対策については、第一弾、第二弾、第三弾という昨年から進めてきたある意味では締めくくりというか、まとめの大事な予算でございまして、今そういうことに対して政府与党が一体となって取り組むべきときでありますので、そこでそれに背くようなことは、私は国民に対してはいかがなものであろうかと思っております。今、必要なのは、一致結束をして当面の予算審議、これに全力を傾けること、このように私は思っております。

 

記者)
大臣、本日の全国学力テストに関する専門家会議でですね、数年に1度のきめ細かい学力把握、つまり悉皆(しっかい)調査を含めた今後の検討が必要であるというふうな提案がされましたけれども、これに関する大臣の現段階の、まあ民主党政権は抽出調査を行ったわけですが、全員調査といったものの検討を始めるにあたっての文科大臣としてのお考えをお願いします。

 

大臣)
全国学力テストの在り方についてはですね、省内に検討会議を設置いたしておりまして、専門家、有識者、協力関係者の意見を幅広く聞いて、今検討をしておる最中です。調査方式についてもですね、これまで専門会議においてはいろんな意見が出されておりまして、本日開催される専門家会議において改めて御議論をいただくことになっております。文部科学省としては、今年度中にですね、おまとめになるということでございますので、そういうことを踏まえて検討をしていきたい。したがって今ですね、一部の報道で数年に1度とかあるいは全員参加とか、こういうことが報道されておりますが、今決まったわけではありませんので、今議論中でございます。

 

記者)
大臣すいません、先ほどの16人の離脱の関連に戻るんですが、いわゆる政権への打撃はどの程度あるというふうにお考えでしょうか。

 

大臣)
私は、そういう影響はないように今しっかりやるべきことは、国民の皆さん方の現状を考えますと、国の予算を早期に執行することだろうと。そのためにはやっぱりじっくり議論をしていくこと、それに政府・与党が全精力を傾ける、そのことが最も重要であろうと思っております。 

 

記者)
そういう政府・与党一体でやるべきときに、こういうのが仲間内から出てしまったことの受け止めというか、どういうふうにお感じになるか。

 

大臣)
それは国民がよく見られておりますので、特に4月の地方選挙に向けて活動しておられる多くの方々が見ておりますので、そういうことを私たちは一時も忘れずに、彼らのためにも、そして国民のためにも、やるべきことはもう一つしかない。党が一致をして年度内に予算を成立させる、こういうことに尽きると思います。

 

記者)
先ほどの学力テストの関係なんですけども、もちろん現段階で全員調査の方向が決まったわけではないということだと思いますが、本日の提案では全員調査の可能性も含めて今後検討をしていくというふうな趣旨だと思いますけれども、抽出から悉皆(しっかい)にですね、数年に1度はやるという可能性は現段階では排除していないというふうに、それも含めた検討という理解でよろしいでしょうか。

 

大臣)
そうですね、もちろんその検討はいわゆる学力調査の方式、悉皆(しっかい)でやるのか抽出でやるのか、あるいは希望に対応していくのかというやり方もありますが、そういう方式、あるいは科目、あるいは学年、それから毎年やるのかあるいは隔年でやるのかあるいは数年おいてやる、そういう実施頻度、こういったものにそれぞれですね、検討を加えていくわけでありますので、今おっしゃられる悉皆(しっかい)調査をやれという意見もですね、もちろん中教審の委員の中にもそういう御意見はございます。したがって、これからその議論をですね、更に深めていってやっぱり一定のところに収束をしていくものだろうと私は思っております。要は、児童生徒の学力をいかにして向上させるかというのが学力テストの大きな目的でありますので、その目的をしっかり抱きながら検討させていくのだろうと思っております。それを踏まえて、後は私どもで決定をしたいと思っております。

 

記者)
すいません。相撲の話に戻るんですけども、昨日、今後の答申を受けた改革についての行程表を作って出してほしいというふうに協会側に求められたと思うんですけれども、一方で八百長の調査にかなり集中しているということで、どのぐらいの期間で行程表を作って出すというところまで協会が対応できるのかというのはあると思うんですが、大臣としてはいつ頃までに行程表をまず出してほしいというふうにお考えでしょうか。

 

大臣)
昨日のお話をお伺いをしておりまして、ガバナンスの在り方についての結論を出すということは、これまた重要な話であります。その中でですね、放駒理事長としては、何としても八百長というあってはならないことに対して、一日も早くこれを全容解明をして国民の理解を取りつける。そして、その上で本場所ということも日程に上ってまいります。一般的に見てですね、世の中の行事というものは、大体1年前に決められるということが常識でございますけれども、恐らくそういうものも当然ですね、理事長としても頭の中にあるとは私は思いますが、昨日の決意ではですね、そういうことにこだわらずに、とにかく早くしっかりした調査をやっていきたいということがにじんでおりました。私はそれをですね、見守ることが大事じゃないかと思っております。特に、早く結論を出して、そしてまた後からそれが漏れとったということになりますと、これはもう大変ですから。したがってそういうこともですね、頭の中におありになると、私はそういうふうに受け止めました。したがって、そういう意味でですね、並行してやられる、その中での当面の大きな問題の八百長についてはですね、これはいち早く実態を解明するということではないかと、またそういうことであろうと私は思います。

 

記者)
調査が八百長の方だけになってしまうと、公益法人へということにも間に合わなくなるので、ある部分で、いつ頃までにこういうことをやりたいという行程表を出してほしいということですよね。

 

大臣)
その点については私としてはね、今行程表はですね、こちらから具体的には考えておりませんが、やっぱり向こうはですね、そういうのを念頭に置きながらもまだ具体的なことは言えない状況だなと、そういうことを私は今感じました。

 

記者)
できるだけ早くそれを出したいという協会側の姿勢は見えていると。

 

記者)
はい、そういう姿勢は見えております。

 

記者)
よろしいでしょうか。ありがとうございました。

 

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成23年02月 --