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笹木竜三文部科学副大臣記者会見録(平成23年2月9日)

平成23年2月9日(水曜日)
15時31分~15時41分
文部科学省 記者会見室
科学技術・学術、文化

笹木竜三文部科学副大臣記者会見映像版

平成23年2月9日(水曜日)に行われた、笹木竜三文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

笹木竜三文部科学副大臣記者会見(平成23年2月9日):文部科学省(※YouTube文部科学省チャンネルへリンク)

笹木竜三文部科学副大臣の記者会見関連資料(平成23年2月9日)

笹木竜三文部科学副大臣記者会見テキスト版

 

副大臣)
今日は私の方から二つ、一点は視察と開所式参加ですが、J-PARC、その視察、大強度陽子加速器施設ですね、陽子を光速近くまで加速して、中性子ビーム、それによっていろんなことで、今、活用していると。この視察とともに東海村で核不拡散・核セキュリティ総合支援センター、この開所式に参加をしてきたということです、一点目。このセンターについては、昨年4月の核セキュリティ・サミットですか、ここで4年以内に核物質の管理を徹底するとオバマ大統領も発言して、それを受けて日本としてはこのセンターを設置をして、今後アジアを中心に核不拡散・核セキュリティの徹底、強化を図るということです。原子力施設が新規で今後、60以上の国で建設をされると。そんな中で、こういう必要性が高まっている。当日もこの開所式にインドネシアですとか、韓国の方々が参加をされていました。それと数週間前に、この文科省、私もお会いしましたが、モンゴルの使節団なんかも、議員団なんかも来られてましたが、そういう方々からもこのことについて相談とか具体的な要請もあったりしています。で、アメリカ、フランス、そしてもちろんIAEAの方々もその開所式に参加をしていたわけです。で、あいさつの中でもお話ししましたが、日本の場合にはこの原子力の平和利用、その安全性とそして透明性、これは恐らく世界一の水準なんだろうと思います。で、更にこのアジアを中心に新規の原子力施設を作っていく国々に対して、いろいろ協力、人材面での支援、訓練とか教育、あるいは基盤整備、これは監視とか測定の機器、あるいは効率的な基盤とかそういうようないろいろな協力、バックアップ、そして技術の開発、これは我が国自身も3年ぐらいをめどに、核物質の起源の特定のための核鑑識、核検知、この技術を3年ぐらいをめどに更に厳格化をする、こんなことも目指しています。来年度の予算案では大体10億円ぐらいをあげているわけですが、実はこれ、文科省としてもこのセンターをワンストップ・サービス、この核セキュリティ・核不拡散についてのワンストップ・サービスの場にするというふうにうたっているわけですが、モンゴルの議員団が来たときにいろいろお話聞いても、これ、多分いろんな相談とか、いろんな要望が出てくるんだろうと思います。ですから、この予算とか人員で今後大丈夫かというか、更にもっと強化が必要だろうなと率直に思いました。それと合わせて10年ぐらい前ですが、IAEA、私自身も行って、あのときの事務局長ともいろいろ議論をしたことを思い出したんですが、日本としては恐らく、この核セキュリティ・核不拡散、この技術も体制も、そして協力もどんどん今後進んでいくんだと思うんですが、この一方の活動と、やはり既に核を持っている国々に対する核軍縮、この働きかけ、この両方しっかりやって恐らくそれぞれの、二つのそれぞれの活動がより他の国にとって歓迎もされるし説得力も持つ、そういうものになるんだろうなと、そういうことを思いました。こちらの一方は文科省中心にしっかり更にやっていくということ、こちらの一方はまだまだ努力をしないといけないんじゃないか、そんな感想を持ちました。
二つ目は、昨日ですが、「精神・神経疾患の克服を目指す脳科学研究ワークショップ」、東京医科歯科大学で行われたわけです。で、いろいろそれぞれの学会とか大学から推薦された方々に参加をいただいて、この精神と神経の疾患克服のためのワークショップということで、これ患者が、例えばうつ病と認知症で300万人と言われています。なかなかその内容、ワークショップの内容そのものはあまり聞けなかったんですが、医科歯科大学での研究の現状とかは、見学もし、お話も伺いました。併せて救急、最先端の施設だと思いますが、体制もそうだと思いますが、救急体制も見てきました。この300万人の方々に対して原因、例えば認知については原因とかってのは、かなり、あるいは早期で、かなり将来可能性が高いとか低いとか、そういうことはかなり分かるようになってきつつあると聞いたりしましたが、早期で分かるだけじゃ困るんで、当然、克服というか治療ということも進んでいくんだと思うんですが、併せて、例えば自閉症とかあるいは適応障害の小さい子どもたちの脳なんかの研究も一方では進んでいると聞きます。これはすごいことだと思うんですが、一方でいろんな意味ですごいんで、生命倫理的なそういうこともかなり今後、もっと取り組まないといけないんだろうなと、そんな感想も持ちました。私の方からは以上の二点です。

 

記者)
幹事社から一点お伺いします。副大臣の所管のうち、文化の関係でお伺いしたいんですが、昨日、文化芸術振興の基本方針が閣議決定されましたが、この基本方針まとまったことの意義と、あと今後、文科省として実現に向けて取り組むわけですが、今、課題が特にどういうことで、どう対応していきたいかという点をお伺いできますか。

 

副大臣)
文化芸術立国ということで、今こそ新たな文化芸術立国を目指すと、閣議決定でこの文章もされたわけですが、率直に言っていつもお話ししているように予算の中での比率も、あるいは各国、他の国に比べての予算の額も、あるいは年末の税制、税調での、税制については寄附税制に向かって今後、かなり変わっていかないといけないし、変わっていくと思いますが、そういういろんな制度、細かい制度も整備しないといけませんが、しかしまだまだなんですよね、予算もその体制も。だから、まずこれはいろいろ内容の細かい各論の議論はありますが、まずは予算、あるいはそのバックアップ体制、国としてのバックアップ体制、これは余程しっかりやらないといけないと思っています、今年からですね。で、もう一つは六つの重点戦略ってありますが、やはり私としては再三言っているように二つ、特に関心持っています。一つは文化芸術、これは文化財なんかも含めてですが、これを地域の町づくりとか、今、観光戦略ということで、観光庁ともいろんなやり取りはやっているわけですが、ここをやっぱりかなり今までよりも活性化していく必要がある。もう一つは、日本の文化の発信、今日たまたま、この間オープニングは行ったんですが、メディア芸術祭、オープニングでは非常に人も多かったし、ゆっくり見れなかったんですが、ゆっくり時間をかけて見てきたんですが、もう正にそれは展示もすごい活気がありますが、展示見た人がいろいろ感想書いて、それを貼ってあるわけですが、たくさん、それもすごいおもしろい内容がたくさんありましたが、文化と正に芸術と科学の融合だと、メディア芸術なんて本当にそうですよね、作品見てもそれは実感します。だからこういう日本の文化芸術と科学、これをもっと、特に文化、今日は文化の話ですが、今質問は。海外への発信、これを今年いかにやれるかだな。いろんな具体的なことをスタートさせたいなとそう思っています。

 

副大臣)
この間ちょっと立ち話で何人かから聞かれたんで先回りしますが、美術品の公開法案、これ議員立法ですが、先回りするようですが、去年から再三ここで質問もされ、あんまりはっきりしないお答えが続いていたわけですが、もういい加減はっきりするだろうと、するだろうって我々が主体でやっているわけですが、我々としては先週もお話ししたように、もうほぼ態度ははっきりしてきているんで、党内は手続き的に議員立法なんで、党内での政調の手続き、これももうスケジュールとして今、間もなく進んでいくと思います。後は外務省からの返事を待ちということなんですが、もういい加減その返事も来ると思うんで、できれば来週ぐらいにはね、はっきりお答えできるんじゃないかとそう思っております。

 

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成23年02月 --