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髙木義明文部科学大臣記者会見録(平成23年1月25日)

平成23年1月25日(火曜日)
11時08分~11時23分
文部科学省 記者会見室
教育、科学技術・学術、その他

髙木義明文部科学大臣記者会見映像版

平成23年1月25日(火曜日)に行われた、髙木義明文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

髙木義明文部科学大臣記者会見(平成23年1月25日):文部科学省(※YouTube文部科学省チャンネルへリンク)

髙木義明文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
今日はまず冒頭私の方から、既に御承知のとおりですが、1月の22日の土曜日に種子島におきまして、午後2時37分、HⅡ-Bロケット2号機によって、宇宙ステーションの補給機としての「こうのとり」2号機の打ち上げに成功いたしました。現在、「こうのとり」は順調に所定の軌道に乗りまして、1月の28日にも国際宇宙ステーションにドッキングする予定でございます。今は、このドッキングについても成功を祈っております。私も現地で初めて立ち会いました。正に、これまでの長い間の関係者の努力が実ったものと思っておりまして、そしてまたこの成功によって、国民の皆さん方もまた改めて我が国の宇宙に対するロケットあるいは衛星の技術、こういったものに感銘を受けて、それは国際的にもNASAの方も来られておりましたけども、非常に素晴らしかったという御意見もいただいておりますように、非常に国民としても自信を深めたと、このように思っております。私たちとしましても、これまで同様にこの宇宙計画については進めて参りたいと、このように思っております。報道関係の皆さん方のいろいろな御協力に対して改めて感謝を申し上げまして、私の冒頭の言葉とさせていただきます。

 

記者)
昨日、内閣府のですね、「子ども・子育て新システム検討会議」において、検討されていたこども園の一本化は見送って、現在の幼稚園と保育園を一部存続させる方針に固まりました。これは、幼保一体化が少し前進する面もありますけれども、一方で結論の一部を自治体に任せるという課題も残っています。大臣はこのテーマについて、特に幼稚園の今後の存続について課題と思われる点、何か御所見あったら教えてください。

 

大臣)
御指摘のとおりにですね、昨日の会合において幼保一体化に向けての議論がありました。これについてはですね、幼保一体化の目的、あるいは給付、あるいは施設の在り方、今後の道筋といった、これまで議論をしてきたことを事務局として整理をしたと、こういうことで受け止めておりまして、現時点での政府としての案として取りまとめられたものではないと、こういう認識でございます。今後ですね、さらに地方自治体はもちろんでありますが、関係者とも十分連携を取って、引き続きですね、検討していくことになっております。我々としても、その中にも参画をして、できるだけ地域における、あるいは家庭の状況などを踏まえた形の、計画的に進めていく必要があろうと、このように考えております。一番私たちが重要としておりますのは、子育てとしては全体的に菅政権の中でも重要な課題としておりますし、とりわけ幼児教育の重要さ、これはですね、これからも発揮されるべきではないかと思っております。したがって、ある意味では期間を置きながら、今の保育所、そして幼稚園、こども園、それぞれに円滑に一つの方向に進んでいくように、何といいましても子どもが第一、チルドレンファーストという我々の政策の理念に添った形で、幼保の一体化にこれからも我々としては議論をしていかなきゃならんと、こういう考え方であります。

 

記者)
今回、いわゆる幼稚園、当初の案ではこども園へ全面移行ということだったのが、幼稚園が一部存続するという形になりましたけれども、この件について文部科学省としては良かったと思われているのか、それともやっぱり幼保一体化をもっと進めていったほうが良かったと思われているんでしょうか。

 

大臣)
そうですね、やっぱり各方面、具体的にはこれまでずっと幼稚園は幼稚園として運営をしてきた、こういったノウハウがありますし、また今も、いわゆる保育所の増設のところもありますし、あるいは認定こども園になったところもございます。やっぱりそういう模索についてはですね、私たちとしては、関係者も努力をしておると、このことをしっかり受け止めたいと思っております。いずれにいたしましてもですね、やはり市町村、一番の子どもたちや家庭との接点である市町村が、事業計画をやっぱり練ると。その中で、いわゆる幼保一体化の給付に向けて財政措置も考えていくと。こういう形の中でですね、無理のない子どもたちの教育、あるいは保育、こういったものを両立させていこうということですから、私としては今の段階、こういう結論はこういう結論で、まあ結論というか、今の考え方でありますから、これはこれとして一定の評価はしております。

 

記者)
先ほど、チルドレンファーストを理念として、今の保育所、幼稚園、こども園が、それぞれ円滑に一つの方向に進んでいくようにということをおっしゃってましたが、それは、昨日のワーキングで示された3つが併存していくというよりも、もっとこども園の方に比重を置いていくというようなイメージなんでしょうか。それとも、今のような形で、残しつつもやっていくというイメージなんでしょうか。

 

大臣)
そうですね、残しつつもやっていくというイメージだと私は思います。今後も、いわゆるユニークな幼児教育を追究するところも出てくるでしょうし、これは一つのバラエティといいますかメニューといいますか、ある意味では多様化という中で、そういうことも選択肢として持つ必要はあろうと、私は思っております。

 

記者)
大臣すみません。今日の閣議・閣僚懇ではですね、朝鮮学校の扱いに関してのお話は出ましたでしょうか。

 

大臣)
はい、今日の閣議・閣僚懇では、その件については出ておりません。

 

記者)
今のところですね、官邸サイドに向けてですね、大臣としては今後どのようにこう協議といいますか、働きかけをされていくお考えでしょうか。

 

大臣)
官邸ともですね、折々協議をしております。官邸としても一つの案件として認識をされておると思います。したがって、できるだけ早い機会に結論を出したいと思っておりますが、今状況としてはですね、代表質問がこれからありますから、そういうことに対する対応で一杯であろうし、しかしその中でもですね、この件についてはどういう形で議論されるのか、これを今ある意味では見守っておるという状況です。

 

記者)
すみません。昨日通常国会が召集されましたが、予算案の修正に関して与党内からも積極的・前向きな意見が出てますけれども、予算案の修正に関して、大臣としてはどういうふうに思われているんでしょうか。

 

大臣)
まあ国会ですから、私たちは議論の場であります。したがって、いわゆるそれぞれの御意見というのはそれなりの重みを持っておると思いますから、私は間口を開いて、やっぱり聞く耳を持って、そしてよりよい政策を実現するということでは、固定的に考える必要はないと思っております。だけど、だけど、やはり私たちがこれまで昨年来ずっとやってきた予算編成、現状の中で最善の予算だと、こういう一つの確信を持ちながら練った予算だと思っておりますので、まずそこからスタートだというふうに思っております。初めから修正ありきということではいかがなものかと、このように思っております。

 

記者)
大臣、昨日の施政方針演説の中で、総理は社会保障と税の一体改革にかなり意  欲を示されたわけです。今、菅政権の重要課題の一つになっておりますが、この社会保障と税の一体改革の必要性等については、今大臣はどのようにお考えでしょうか。

 

大臣)
これはですね、先の民主党の大会でもですね、そういう提案がありまして、一つの議を経たと、このように思っております。したがって私たちとしては、社会保障とその財源というのは、これまでもですね、極めて重要であるということは認識をしておりました。ただやはり、社会保障制度をしっかり国民の皆さん方に説明をする、展望を明示するということは何よりも大事だと。それと同時に、やはり予算の適切な執行、そしてその前に無駄を無くすと、そしてそれを国民の皆さん方に十分納得した上で、財源問題についてはそれまた示して、そして国民に信を問うと。こういうことでありますので、社会保障制度と税の一体改革ということはですね、私はこれは今回の菅総理の強い意志でありますから、これを基に議論を深めていけばよいと、このように思っております。

 

記者)
一方で今、統一選を前にした時期で、地方統一選がちょうど前になっていて、この一体改革の議論というのは、どうしても消費税増税の議論と結びつくことを懸念する意見もあるんですけれども、この辺というのはいかがでしょうか。

 

大臣)
それはやっぱり、大事な政治的判断だと思いますけれども、やはり、これをすぐ増税するということではありませんので、消費税引き上げありきじゃありませんから、しっかりこれからの社会保障をどうしていくのかと、そしてそれに見合う財源はどうしていくのかと、こういうことをですね、真剣に議論をし、むしろ各党各派へ、会派がより寄ってですね、それぞれの案を示してやろうということですから。これは、消費税引き上げありきということではないということを、しっかり我々としても発信していく必要はあろうかと思っております。

 

記者)
大臣、いよいよ国会が始まって、これから記者会見は院内になることが多くなると思いますけれども、そうなると極端に時間が短くなって、大臣も御発言されたいことがなかなか時間が取れず、消化不良に終わられたこともあったと思うんですが、今度の通常国会は1分でも2分でも多めにお時間を取っていただければと思います。これはお願いです。

 

大臣)
はい、そのようにこちらも努力をしたいと思っております。どうぞ一つ、よろしくお願いします。

 

(了)

お問合せ先

大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成23年01月 --