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髙木義明文部科学大臣記者会見録(平成23年1月14日)

平成23年1月14日(金曜日)
9時52分~10時13分
文部科学省 記者会見室
教育、科学技術・学術、その他

髙木義明文部科学大臣記者会見映像版

平成23年1月14日(金曜日)に行われた、髙木義明文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

髙木義明文部科学大臣記者会見(平成23年1月14日):文部科学省(※YouTube文部科学省チャンネルへリンク)

髙木義明文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
おはようございます。先ほど、9時から閣議がありました。その折に菅総理から辞表の件が出されまして、いわゆる辞表の取りまとめ、辞表を出してきました。以上です。

 

記者)
では、幹事から引き続き政権の重要課題と文部科学政策についてお尋ねします。今日これから、菅第2次改造内閣が組織されますけれども、今、報道では、大臣は留任されるという報道が出ていますけれども、あくまで総理の決定はこれからです。短期間ではございましたけども、この3ヶ月を振り返って、やり残した問題、それとですね、菅総理から再び留任の要請があった場合に、それをお引き受けになるかどうかに絞ってお尋ねしたいと思っています。それと同時に文部科学省政策は、年始からずっとお尋ねしています高校無償化問題ですけれども、一昨日、高校無償化からの朝鮮学校排除に反対する連絡会という方々が、総理や大臣向けに要請書を出されています。その際の会見では、特に今の三年生が卒業するまでに何とか適用をという声が高く、見通しとしてはですね、国会会期中の決断は難しいのではないかと、国会会期前、つまり24日に開会とされている通常国会までに決断ができるのかどうか、あるいは難しければ、見送りという決断をされるのかどうか、それも含めて教えてください。

 

大臣)
今のこの状況は、辞表を出して参りました。したがって、この後のことは申し上げられません。ただ、これまで4ヶ月ですか、いわゆる補正予算から、それから23年度の予算、当初予算、これに携わらせていただきまして、各方面の皆様方から御協力また御理解もいただいて、文部科学省としては、特に財政厳しい状況の中でも未来への投資・人材育成という、ある意味では国民の強い支持もあり、これが編成できたと思っております。そういう意味では、もちろんこの予算が成立しなきゃなりませんけれども、一つの前任の大臣から引き継いだことは、一つ一つにしても段取りはできたかなと、このように思っております。そういう中で特に、これは菅総理のリーダーシップもありましたけれども、科学技術予算が大きく伸びたということについては、我が国としても将来に希望を持てることであろうと思っております。また、朝鮮学校の件については懸案になっております。これについてはですね、これまで私としてはできれば、年度末に向けて問題の決着を図りたいとは思っておりましたが、今、手続きの停止があっておりまして、その停止の理由はもう言うまでもありませんが、11月の北朝鮮の発砲事件ということでございました。それを受けて菅総理の方からそういう指示が出ておりますから、その指示がある以上は動けないというのが現状です。いつこれを解除するかということについては、今、私がここで言及することはできませんし、今後、どういう時期にどういうことをしなきゃならんかということについてもですね、今具体的に時期を申し上げるのは差し控えさせていただきたいと思っております。

 

記者)
続投の要請があった場合に受けるかどうかという御質問に対してはいかがでしょうか、大臣。

 

大臣)
これは、だから要請があっておりませんので、何とも言いかねる状況でございます。

 

記者)
大臣、では大臣というお立場を離れてですね、この国会前の情勢を客観的に考えた場合に、今ここで朝鮮学校のですね、無償化制度を適用させるという決断をすると、特にこれまでの国会でも批判してきた自民党の批判が更に高まる様相になるという認識はおありですか。

 

大臣)
そうですね、その点については当然、臨時国会などでは強い御批判の意見をいただいております。ただやはり、またその反対の御意見もいただいております。だから、賛否両論ございます。この点を総理としても考慮をしていかれるのではないかと思っております。いわゆる手続きの停止を解除するということについて、総理はそういうもろもろのことを配慮するのではないかなと思っておりますが、私としてはこれまで粛々と進めてきた、そして今停止になっておるという状況ですから、各党・各会派が今の状況についてどう認識をしておるのか、少し状況変わっておりますから、推察しかねると思っております。

 

記者)
大臣、昨日、党大会行われまして、その前の日には両院議員総会行われましたけれども、党内でですね、一連の小沢さん問題なんかを巡ってですね、非常に厳しい意見も出されたりしているわけですけれども、政権交代から1年半以上たってですね、今こういうふうな状況に至っていると、非常に困難な状況に置かれていて、必ずしも挙党一致というふうな状況でないまま、今回また新たな改造内閣が発足していこうとしていますが、大臣御自身はこういった状況をどのように御覧になって、御自身はどのような役割を果たすべきだとお考えでしょうか。

 

大臣)
特に今年は統一地方選挙がありますから、地方選に臨む皆様方は、日々の大変な御苦労を、いわゆる昨日の大会、そしてその前に行われた全国幹事長会議、昨日行われた地方代議員会議と、こういう形でいって、いろいろ出されておると、私もそのように承知をしております。したがって、やっぱりこの統一地方選挙も、当然、党にとっては大事な選挙でありまして、できる限り、その要求の大きなものは、とにかく党が一体となってやってほしいという声が一番強いと私も認識をしておりますから、議論は議論としてあったにせよ、これからもですね、やはり私はもうかねがね言っておりますけれども、やっぱりチーム力、結束力、これがもちろん地方選挙にも大事でありますが、当面の通常国会、大事な通常国会です。民主党政権交代後の本格予算を組んだ通常国会ですから、予算案、関連法案このことについてはですね、もう並大抵の力を出さなければ、そう簡単にはできにくい状況でありますから。もちろんその胸襟を開いて、野党の意見を聞くことは聞く、そして必要であれば修正協議等も出てくるかも分かりませんが、とにかく国民の暮らしを第一にするという理念の下でよりよい予算を作ること、このためにはですね、やっぱりまず民主党がしっかりまとめなければできませんので、私としてもそういう努力をしたいと、このように思っております。

 

記者)
大臣、加えてですけども、仮定の話で恐縮ですが留任される場合ですね、もし、官邸から呼ばれた場合、現在のですね、政務三役の体制というものは、このまま維持していきたいというふうに考えてらっしゃいますでしょうか。

 

大臣)
おっしゃるとおり仮定の話というのは、なかなか私も難しいものです。したがって、特に言及は避けさせていただきますが、これまで政務三役、非常にそれぞれの力を発揮していただきましたし、ある意味では政治主導を理念としながらも文部科学省が持てる総力、もちろん事務方の知見やあるいはノウハウ、こういったものを私は最大限生かされてきたと思うし、お互いに理解協力関係は持たれたと思っておりますので、政務三役の体制としては良かったんではないかと、このように思っております。

 

記者)
話変わるんですけど、明日、大学入試センター試験ですけども、受験生に対して何か大臣としてございましたらお願いします。

 

大臣)
そうですね、今年は特にインフルエンザとかの話もあまり大きな話にはなっておりませんし、ただやっぱりこういう、今年は特に雪が多いと、荒れ模様の天候の地域もあるかも分かりませんが、是非、これはもう天気頼みでございますが、良いお天気の中でですね、受験者が最大限の力を発揮できるように、できればそういう交通もありますから、もう早めに準備をされてですね、万全の体制で臨んでいただいて、受験に挑んでいただきたいと、期待をしております。

 

記者)
今回は初めてリスニング機械の再利用といったものが始まりますけれども、こういった点に関する懸念というのは、今のところどういうふうに対応されているんでしょうか。

 

大臣)
それはきちっと万全のチェックをされておると思いますので、十分対応できるものだと思っております。

 

記者)
大臣すいません。与謝野馨さんが、経済財政担当大臣に内定されましたけれども、民主党員以外の人が入閣するということに対して、党員としてどのような御意見をお持ちでしょうか。

 

大臣)
この件はですね、これは菅総理の任命権ですから、私はこの点について、せっかくのお尋ねでございますが、言及する立場にありませんので、御勘弁いただければと思っております。

 

記者)
大臣、改造の関連で、官房長官が枝野さんに内定したわけですけど、相当若い官房長官になるわけですが、その枝野さんに期待することというのはおありでしょうか。

 

大臣)
党の中でも、これまでの実績を見ても、あるいはまた有能な人材でありますので、どうぞそういうお立場での御奮闘、私としては期待をして、そして、やはり政府・与党一体となった、力を合わせた、そういった行動をお願いをしたいと思っております。

 

記者)
政府・与党一体となったというお話あったんですけど、一方でその枝野さん、脱小沢路線を続ける人じゃないかというような見方もあるわけですが、その辺についてはいかがですか。

 

大臣)
私はそんなことは思いたくもないし、やっぱり政権交代をですね、お互いに力を合わせてやってきて、そしてこれからそれを実行にしていく、マニフェストの議論もありますけども、やはり国民に訴えたマニフェストについては可能な限り実現を目指すと、このことについてはお互いに変わらんのではないかと思っております。

 

記者)
大臣、日本経団連のですね、新卒者の採用問題に関して、先日、各会員企業にですね、採用広報活動の時期を3年生の12月以降にするようにという要請をされました。この件に関して大臣の受け止めはどのような。

 

大臣)
そうですね、経団連が3年生の12月から、いわゆる説明会等の活動を行ってくるということで、採用活動の時期を遅らせることを発表されました。まあ私としてはですね、この努力は多としながらも、やっぱりもっと遅らせることを望んでおります。

 

記者)
それは採用、実質的な選考活動をもっと遅らせるということですか。

 

大臣)
そうですね、そうです、はい。3年までは少なくともしっかり学業に専念できるようなことが重要であろうと思っております。もちろん、今、テーマになっておりますが、やっぱり大学教育の在り方についても、その改革について努力をしているという方向にありますから、それは正に産業と大学と話し合いの場も、議論の場も作っておりますから、これからまた作りますから、そういうことでですね、更に議論をしていかなきゃならんことだろうと思っております。だから、12月で良しとすることではありません。

 

記者)
今の御発言は、できれば広報活動自体を4年生になってからやっていただきたいと、そういうことですか。

 

大臣)
そうですね、私はそう思っております、はい。

 

記者)
3年生まではきちっと勉強に専念できる環境にしなきゃいけないと。

 

大臣)
はい。努力は、私はもちろん多とするものでございます、はい。あくまでも我々、協力要請して参りましたしね。

 

記者)
お尋ねします。近々、日教組、日本教職員組合の教育研究集会の季節となりますけれども、この教育研究集会というものは政治的な立場を離れて、純粋に教育内容について意見を交わすような場となっております。この教育研究集会に対して大臣はどのようなことを期待をされますでしょうか。

 

大臣)
案内をいただいておると思っておりますが、それについての出席については今のところまだ考えておりません。

 

記者)
考えていないというのは、出るつもりがないということなのか、まだ検討していないということなのでしょうか。

 

大臣)
まだ、検討中でございます。

 

(了)

お問合せ先

大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成23年01月 --