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笹木竜三文部科学副大臣記者会見録(平成22年9月22日)

平成22年9月22日(水曜日)
15時38分~15時50分
文部科学省 記者会見室
科学技術・学術

笹木竜三文部科学副大臣記者会見映像版

平成22年9月22日(水曜日)に行われた、笹木竜三文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

笹木竜三文部科学副大臣記者会見(平成22年9月22日):文部科学省

笹木竜三文部科学副大臣記者会見テキスト版

副大臣)
今日は、職員の皆さんに御挨拶したりする儀式的な、初日的な活動なんで、特にございません。ただ、近いうちに10月4日からですか、ノーベル賞の発表が始まるわけなんで、有力な候補の名前が挙がっているということもありますから、そういうことに対する期待感が今あるということです。そんなことです。他に御報告はありませんが、あと、今日の初日の抱負で語ったのは、昨日もお話ちょっとしましたが、科学技術とか学術を東アジアの新しい経済圏とか環境とかエネルギー、食料のプロジェクトに生かす、こんな方向性でいろんなことをこれから探ったり、検討していきたいと思っているんですが。また違う分野ですが、食料についてはいろんな動きが出ているようで、これは文科省がどこまでかかわれるかというのはまた別ですが、メコン川流域では水量がかなり減っていまして、上流に5つぐらいダムがあるんですか、それが3分の1ぐらいに減っていると。あの流域が非常に米をたくさん作っている。国境をまたがっていますから、ラオスとかいろんな国が、ベトナムとかカンボジアとかあるわけですが、そういうところで一つの国だけでは対応できないと、そこでいろんな技術、新しい技術ですよね生産のための、そんな協力をしていくといういろんな動きがあるようです。環境とか省エネ、エネルギーということについての科学技術、いろんな芽があるわけですから、他の分野の話を聞いていて昨日お話ししたことを更に具体的に検討を進めたいなと、そんなことを感じております。私の方から以上です。

 

記者)
幹事から御質問します。副大臣は、選挙区が福井でいらっしゃることもあって、これまでも高速増殖炉の「もんじゅ」の問題は注意深く見てこられたのではないかと思いますが、前任の中川副大臣は5月の臨界にも立ち合われました。今後、その本格的な運転に向けて副大臣、どのようなお考えでここに臨まれるのか、基本的な立場を教えてください。

 

副大臣)
今まで、地元ということもありますし、何度かもちろん見に行っておりますが、止まっている最中も行っています。事故の前にももちろん行っていますし、事故直後には何度も行きました。一つは、あの事故のときに問題になったような、いろんな、体質とよく言われましたが、そういうこともちゃんと改善されているのか、良くなっているとは聞いていますが、この間、1時間半ですか、地元への連絡もそのぐらいかかっているとか、そんな問題があります。そこら辺はしっかり、もう少し把握をしないといけないなと思っています。報告書が来週ですか、来週ぐらいには出ると聞いていますので、ただ、これも事前にその関係の自治体も関係者にもちゃんと御報告が、報告書がまとまる前に御報告があって、大体の、その後で報告書を発表すると、そういう段取りなのかなと思っております。昨日もちょっとお話しましたが、大分改善されているんでしょうし、細かい検討はまだ私自身はしていませんが、国がもう少しこう、前面に立ってってことは、いろんなことで改善もされてきているのかとは思いますが、国が前面に立って、その安全管理とか危機管理とか責任体制をもう少し前に出ていくことは必要だとずっと思っていました。そこら辺で、改めて自分自身も調べてみたいと思います。特に、最悪の危機が起こった場合の危機管理体制ですよね、これについては、余程もう少しいろいろ考えてみないといけないのかなと、そんな気もしています。いずれにしても、報告書が来週には出るのであれば、そこをまず検討をしていくことから始めたいと思っています。 

 

記者)
関連してなんですけれども、今まで過去、この問題については政府、国とは独立した形での第三者機関で安全確認をすべきではないかとか、あるいは官邸に直結した形での安全体制とか、前向きな発言をしていらっしゃいました。その後については改めてどうですか。

 

副大臣)
ええ、そういうことも含めて、私自身、まずはもう一回把握をし直したいと思っています。 

 

記者)
それと、何て言うか、地元の福井の地域では特にそうですけれども、新幹線とはある程度リンクした形で「もんじゅ」を位置付けていたと思うんですけれども、その辺はどうですか。

 

副大臣)
地元からの要望が、それと抱き合わせて出てくるという話ですか。

 

記者)
「もんじゅ」を進めるに当たって、新幹線の位置付けというのはどんなふうに御覧になっていますか。

 

副大臣)
そうですね。私も地元で新幹線議連の役員でもあるんですが、ただ、なかなか、それのバーター的な、直接的なバーターという言い方は難しいのかなと思っています。ただ、それは貢献している地域だから、当然いろんな基礎的なインフラ、まあ昔からよく言われているのは、特に道路なんていうのは、最悪のことがあった場合のことを考えてもどうなんだということ、地元からは常に声は上げていました。新幹線もそういう面もあるでしょう。しかし、なかなか、そういうことと抱き合わせでいつも議論するというのは本来じゃないという気がしますが。気持ちとしては、そういう言い方をしたいという気持ちは分かるんですが。もう一つ言うと、今言ったような他の交通の問題というのは、それをじゃあ早めるときに、残された課題というかはないのかという問題もありますからね、予算のことだけじゃなくて。また、いろんなそういう取り組みが必要なんだろうと思います。

 

記者)
科学技術の予算のことについて、ちょっとお伺いしたいんですが、昨日の会見で予算を確保することが一番大事だとおっしゃっていましたけれども、前任の川端大臣も中川副大臣も、政府からの科学技術分野への投資をGDP比の1パーセント以上を確保すると、これを明文化するということをですね、目標に掲げておりましたけれども、この方針については引き続き副大臣も継承されるということですか。

 

副大臣)
はい。もちろん細かい詰めというか、詳細は更に調べたいとは思っていますが、基本的にそのぐらいは当然じゃないかなと私も思っています。

 

記者)
職員の皆さんへの挨拶の中で、好奇心を持ち続けている中で、暗闇の中で明かりを見たというようなことをおっしゃっていたんですが、状況というのがよく分からないので、ちょっと説明していただいて、どういうことをお伝えしたかったのか。

 

副大臣)
これは自分の体験の話なんですがね。知的な好奇心てそういう高尚なことに限らないんですが、興味を持ったことを自分なりに追求していく、深めていくという、そういう活動が、学問ももちろんそうなんですが、苦境にあったときには意外とそれが支えになるというような、そういう気持ちです。そういう体験をしているという話です。私は、知り合いのそういう学術の専門家に時々お会いしながら、興味をもっていた歴史と思想を重ねるようなところですが、そんなことを時々お話を聞きながら、そういう経験があるんで、一個人にとっては学問とか科学技術とかというのは、本当にそういう夢とか可能性、生きる支えになるときもあるんだなと、そんな体験をお話ししたんですが。だから、学ぶ機会というのは大事だし、科学技術とか学術の蓄積という、それは本当に尊重しないといけないだろうし、そういうところを伸ばしていかないといけないなと思います。ましてや資源が非常に少ない日本ですから。

 

記者)
学問というのは、具体的にこんなことをやってみたいというような、何て言うんでしょう、そのおぼろなイメージというのはあるものなのでしょうか。

 

副大臣)
ええ、それは農業の生産技術なんですよね、一つ。それともう一つは、多国間で、これは技術とあまりかかわりませんが、多国間での備蓄とかね、国を超えて、それはお金と資金とそのための人材を出し合うと、そういうことは具体的になる可能性が高まっているんじゃないですかね。

 

記者)
文科省からの協力という。

 

副大臣)
だから、そういうものも調べたいなと思ったんです、お話を聞いて。それともう一つ、環境とかで言うと、今日も衛星の話なんかいろいろお話聞いていましたが、衛星を使った地球の観測ということで、それぞれの国の国土の状況とか、あるいは何か災害があったときに、その現状とか、これは非常に活用できるわけですよね。だから環境とか、そういうことに対しても非常に有効だと思っています。それだけじゃないと思います、日本が持っているいろいろな科学技術の力というのは。環境とかエネルギーの、例えばアジアの中で将来的に非常に不安が大きいわけですから、それで多国間の協力とか、プロジェクトで人も技術もお金も出すような、そういうところから東アジアのいろんな連携を、新しい連携を作っていくと、ここで科学技術とか学術の果たす役割は非常に大きいと思っています。

 

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成22年09月 --