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鈴木寛文部科学副大臣記者会見録(平成22年7月22日)

平成22年7月22日(木曜日)
13時35分~13時54分
文部科学省 記者会見室
スポーツ

キーワード

ワールドカップサッカー大会招致、日本相撲協会

鈴木寛文部科学副大臣記者会見映像版

平成22年7月22日(木曜日)に行われた、鈴木文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

鈴木寛文部科学副大臣記者会見(平成22年7月22日):文部科学省

鈴木寛文部科学副大臣記者会見テキスト版

副大臣)
私からは、先ほど、2022年FIFAワールドカップ招致に関するインスペクションが全行程終了致しました。もう皆さん、よく御存じのことだと思いますが、インスペクションのデリゲーションとしては日本が第一番目ということで、私も全行程、大阪、埼玉、そして昨日の夜の総理の夕食会、そして今朝の次世代教育及びテクノロジーのプレゼンテーションにも出席させていただきました。言っていいことと悪いことが、向こうからかなり縛られておりますので、表現に気を付けなきゃいけないんですけれども、非常によかったのではないかと感じております。日本のコンセプト、208のスマイル、そして世界と一緒にやるんだというコンセプトが高く評価され、また、それを具体化する様々なプラン、そして子どもたちの心をはぐくみ育てるんだというプロジェクト、これを通じてサッカーというものを、あるいはFIFAムーブメントというものを新しいステージにFIFAと一緒に作り替えていくんだということ、日本のそもそもの大会開催能力というものはもう十分評価されていたわけでありますけれども、そうしたことが良く伝わったのではないかというふうに思います。昨日は菅総理と夕食していただいたわけでありますが、経済界の経団連、経済同友会、日本商工会議所、そして日本放送協会等々の代表の方も御参加いただきまして、それについてはハロルド団長も大変印象深く、今回の大きな思い出の一つということで帰っていただいたようでございます。国、経済界、マスメディア、放送界、もちろんサッカー界、スポーツ界、日本全体のサッカーファミリーが非常に一つにまとまってFIFAワールドカップを迎えようということが伝わったのではないかなと思います。私は何よりも、関西空港に4,600人の皆さんが出迎えていただいたということが、大変今回のインスペクション成功のはずみになったんじゃないかなと感じているところでございます。

 

記者)
大相撲の松ヶ根親方が、20年以上にわたって暴力団と親交のある不動産会社社長のビルを借りていたという問題が明らかになりましたけれども、その受け止めをお願いいたします。

 

副大臣)
私も報道で知りました。早速、日本相撲協会は23日、明日、特別調査委員会を開催し、松ヶ根親方本人から事情聴取、それから弁護士による調査を開始するというふうに伺っております。暴力団、反社会的勢力との決別ということが本当に重要でありますし、今回の一連の問題も最大の問題はそこにあるわけであります。これは大臣が、協会がお見えになったときに申し上げたことでありますが、とにかく、この機に反社会勢力との決定的な決別、関係遮断ということをしなければいけないということを申し上げましたが、そのことを十分に認識し、まずはきちんと事情を把握をしていただいて、きちんとした対応を発信していただきたいと思っております。それと、今日、スポーツ・青少年局長ほか関係者を愛知県体育館に派遣いたしまして、名古屋場所の開催状況、その他についての視察を行うべく、もうまもなく名古屋に到着する予定でございます。

 

記者)
その一方で横綱白鵬が43連勝など、場所に出ている力士というのは、かなり場を盛り上げていると思うんですけれど、副大臣はその御感想というのはどのように受け止めていらっしゃいますか。

 

副大臣)
相撲協会の再出発には大きく二つのことがあると思います。一つは、先ほど申し上げましたように、反社会的な勢力との決別ということ。そして、相撲というのは本当にすばらしいものでありますので、土俵を勤める力士の皆さんが精進に精進を重ねて、それをお客さんの前で披露する。これが本来の場所の目的であるという御説明を我々は伺っておりますが、そのことに緊張感をもって、今回土俵に上がっているすべての力士の皆さんが稽古に励み、土俵に専念し、そして誠心誠意全力を尽くす、その姿を見ていただくことで、もう一度相撲の再出発をしていくということを、横綱をはじめ、すべての土俵を勤める力士の皆さんが、そのことに誠心誠意頑張っていただくということではないかと思います。

 

記者)
名古屋場所に行かれているのは、布村局長とどなたですか。

 

副大臣)
芦立課長です。

 

記者)
大臣や副大臣は行かれる御予定はあるんですか。

 

副大臣)
今、概算要求とか、いろいろなことがございますので、まず、とにかく布村局長に、昨晩行ってもらうことを大臣と私とで話して決めまして、早速、今日向かってもらっているということでございます。FIFAのインスペクションを終わって、そのまま役所にも戻らず新幹線に乗ってもらいました。その報告を受けてまた考えたいと思います。

 

記者)
名古屋場所の視察は具体的にどんな観点でされるのですか。

 

副大臣)
視察に関しては、先ほど申し上げましたように、維持員席の問題とかもございますから警察からの御説明も伺うということでございますし、支度部屋での状況、小中学生の無料招待の状況といったことを、どのように行われているのかということ。それから、理事長代行と会わせていただく予定になっておりますので、理事長代行をはじめ関係者と、出直しの検討の進捗状況といったことについて、それから、東京でのいろいろな活動については我々もある程度把握しておりますけれども、力士は基本的には全員名古屋にいるわけですから、その力士がどういった姿勢で、かつ毎日の土俵をどういうふうな思いで勤めておられるのかといったこと等についても全般的なお話を関係者から伺っていくということでございます。皆さん御存じのように、理事長代行が当分の間、理事長職務をお務めになるということでありますので、理事長代行が今後どういった手順で改革調査を進めていかれるのかということについての御意見交換といいますか、その辺りについての御説明も承って帰ってくるという予定です。

 

記者)
視察の日程はどれくらいなんでしょうか。

 

副大臣)
今日の最終で帰ってきます。

 

記者)
朝鮮学校の専門家会議なんですけれども、8月を目途に答申を出されると大臣はおっしゃったんですが、8月のいつ頃かというのはいかがですか。

 

副大臣)
まだ決まっておりません。

 

記者)
答申というのは、具体的に対象の是非という結論ということでよろしいんでしょうか。今までの途中経過も含めて議事録を配布するというようなお話だったと思うんですけれども、結論ですか、8月に出すのは。

 

副大臣)
そうですね。それに向けて努力していきたいと思います。

 

記者)
東京都稲城市の小学校教員が先日逮捕される事件がありましたけれども、中教審では資質向上について議論が始まっていますが、一方ではこうした事件、問題のある教員の事件というものに対する対策方針について、副大臣のお考えを教えていただけますか。

 

副大臣)
本当に遺憾なことだと思います。たまたま稲城市長ともお会いしましたが、市長も本当に申し訳ないということをおっしゃっておられました。市長、そして市の教育委員会も、それこそ猛省して、きちんとやり直していきたいというお話もありました。全くその通りだと思いますし、本当に遺憾かつ残念だと思っております。もちろん、これは資質という問題でありますが、資質以前の人間としてあるまじきことでありますので、こうした人間を採用してしまっている、そして、この間、研修等々はいろいろやっているんでしょうけれども、こういう事態が起こってしまっているということは、トータルな人事管理も含めて見直していかなきゃいけないと思います。これは養成の問題というよりも人事管理上の問題だというふうに思っております。もちろん、これは中教審の検討を待つとかという話ではなくて、もう直ちに抜本的、全面的に改善しなければいけない問題ですから、当該関係者、東京都、稲城市の両教育委員会はもとよりでありますけれども、これを機にその辺はきちんともう一回、改めていただきたいというふうに思っています。

 

記者)
こういった事例というのは過去にも何回かありましたけれども、これは国が考えることではないかもしれませんけれども、養成の話ではなくて採用の話かもしれませんけれども、抜本的にこういう人たちを学校現場へ送り込まないようにする手だてというのは何かあるんでしょうか。

 

副大臣)
これは総合的にやるしかないと思いますけれども、私もどういうことなのかという感じがいたしております、人としてですね。適切ではないかもしれませんけれども、いわゆるヒヤリハットというんですか、兆候というのはあるのではないかと、やや不審なことはですね。それはいろんなケースを分析してみないと分かりません。ただ、そういう意味では、現場での、学校ごとでの、開かれた学校というか、常に大人たちが学校内で何が起きているかということを、学校内でというか、要するに学校内での先生を含めてということですね、別に物理的な校内でという意味じゃないですけれども、要するに学校というものをもっとトランスペアレントなものにしていく、透明なものにしていく。そういう中で、健全な大人の目がいっぱい入っていくという中で小さな兆候というものを見逃さず、かつ早期に対応していくということが私は有効だと思います。そういう意味では、地域に開かれた学校、あるいは地域で作っていく学校ということが大事だと思います。明らかに処分とか、明らかな違法でないグレーゾーンをどう扱うかというのがこういう問題は難しくて、明らかにおかしなことは速やかにかつ厳正に処分すればいいわけですけれども、処分しても子どもの人権は返ってこないわけですから、そういう意味ではどう防止するかということが併せて大事です。もちろん一罰百戒ということで、サンクションを、きちんと処分をするということは大前提の上で申し上げています。これを絶対起こさせない。二度とない子どもの人生にとって、ということでいうと未然に防止するには、そういう複数の多角的な目で見守り、かつそういった問題行動の兆候については早期に、とにかく把握すると。そして、こういうことがないように関係者が情報共有しながら、アンテナを高く、注意をより振り向けていくということが一番、私は実効性があると思います。ただ、もちろん完璧な方法はないと思いますが、そういうことがとっても大事だと思います。

 

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成22年07月 --