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鈴木副大臣記者会見録(平成21年12月10日)

平成21年12月10日(木曜日)
15時17分~15時33分
文部科学省 記者会見室
教育、スポーツ、その他

キーワード

高校無償化、特定扶養控除、サッカーワールドカップ

平成21年12月10日(木曜日)に行われた、鈴木文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

副大臣)
冒頭は特にございません。

記者)
高校無償化の財源についてなんですが、文部科学省では特定扶養控除の一部を当てる考えを示しています。その上で所得制限を受け入れないというふうにしていますが、財務省側との考えの隔たりが相当あるようで、12月も3分の1を過ぎましたけれども、タイムリミットが迫る中で副大臣も制度設計を詰めているところとは思いますけれども、今後の見通し、それから着地点、後は現状等お聞かせ願えますでしょうか。

副大臣)
皆さん御存じのように、昨日は川端大臣と藤井大臣で自由に意見交換をしていただいたところでございまして、大臣からは所得制限を設けることが理念上、あるいは今まで参議院でも可決をして参りましたが、そういういろいろな観点から、あるいは条約における留保撤回という観点から難しいということについて十分御説明いただいたというふうに思っております。それを受けて財務省がどういうふうに御判断されるのかということを、引き続き、限られた時間でございますけれどもやっていく。後は大臣の指示を逐次伺いながら、副大臣レベルでやることがあればやっていくということになるかと思います。私どもは文部科学省予算について要求している側でありますから、その要求の趣旨、意味について御説明をする以上のことはできないわけですけれども、財務省は国家戦略室と一緒に予算全体のいろいろな調整を、全貌を掴んでおられるわけですから、私たちは全貌はよく分かりませんので、マニフェストの一丁目一番地であるということについて十分御理解をいただき続けるということだろうというふうに思います。ただ、大臣間での直接のコミュニケーションが始まりましたので、そういう意味では最終ステージであることだけは間違いないということでございます。

記者)
来週、予算に関する基本方針がまとまるということで、その段階では所得制限であるとか、高校無償化の扱いについては政府内で決着がつくということでよろしいでしょうか。

副大臣)
少なくとも私はそう理解しています。

記者)
昨日、大臣がぶら下がりの中で、特定扶養控除について、論点の一つとしてまだ残っているのかという問いに対して、税は税の世界で議論しているというのが基本的な立ち位置という、いわゆるセットということではなくて、それぞれマニフェストと税とは別だという認識を示されたんですが、これはどういうふうに受け止めればいいんでしょうか。

副大臣)
それ以上でも以下でもないと思いますけれども、私どもも財務省が今進めておられる作業の全貌が見えませんので。そもそも論はそういうことですよね、税は税の世界、予算は予算の世界ということでありますけれども、今年の予算編成はやはり従来とはかなり違う予算編成でありますので、かつ閣議決定では少なくとも高校無償化は別枠ということになった。それ以外のことについては従来の予算枠の中での組替えというスタンスでありましたから、そもそも論とその話と、二つしか手がかりはないわけです。ですから、原則論に立ち返ったということなんだろうと思います。それ以上、予算の全貌がどういう進捗になるのかというのは、私どもの側からは、やや情報が不足しているというかですね、これは同時並行でいろんな話が進んでいますから、文科省だけじゃなくて、マニフェストの主要項目だけでも7本ぐらい走っていますので、そういう中で日々いろいろな動きがあるんだろうというふうに推測をいたしております。

記者)
特定扶養控除が来年度、今の形で維持されるとなると、後は本当に所得制限か、それ以外にどういう案があるのということになるかと思うんですが、そうなった場合はやはり所得制限を考えていかなくてはいけないんじゃないですか。

副大臣)
所得制限が難しいということは、少なくとも政治家といいますか、財務省の政務三役は、いろいろなお立場お立場がありますが、その意味合いということは十分御理解をいただけていると思います。

記者)
すると所得制限をしたいと言ってきているのは、政治家ではなくて財務省の役人の方であると。

副大臣)
藤井大臣は何をおっしゃったか私は分かりませんけれども、少し前に私にも直接お話をいただいたことは事実ですけれども、それに対して、私どもはありとあらゆる方々に対して、ありとあらゆる場面で同じことを何度も何度も申し上げてきている。要するに、所得制限というものは高校無償化ではなくて授業料減免の拡大にすぎないということをですね。それについては、あれだけの参議院選、そして衆議院選と2回の選挙で高校無償化をあれだけ高々と掲げて戦ったことの意味は重いのではないかということを、大串政務官にも、野田副大臣にも、そしてあらゆる方々に申し上げ続けてきているということです。

記者)
ということは、財務省の三役の方も分かった上で、やはり財政の厳しさから、そういう提案を出してきているというふうなことになるんでしょうか。

副大臣)
三役の方からというのは、よく私は確認できませんけれども、少なくとも政務官は昔、言ってきたことは事実です。結局、概算要求時点の閣議決定と何が決定的に違うかといえば、あの時は別枠で出してよろしいと言われたわけですね。何が違うかといえば、要するに税収不足ですよね。未曾有の税収不足ということが概算要求時の閣議決定との前提条件というか背景状況が変わった。もうその一点、かつこれが極めて重大な問題なわけですけれども、あれだけの巨額の税収不足という中で、私たちも内閣の一員として何とかいい予算を作っていかなきゃいけないという連立方程式の中で、みんな毎日夜中まで知恵を出し合おうということで頑張っているということです。

記者)
確かに財政不足もあると思うんですけれども、やはりマニフェストに書かれた哲学として、所得を制限してしまうと哲学に反するんだというようなことを大臣もお話しされていましたけれど、その点は財務省の政治家であったとしても同じマニフェストで戦った、同じ哲学を持ったはずの政治家ですが、そこが違ってきてしまったというのは…。

副大臣)
政治家同士では、今だに信頼関係、その哲学の重要性については十分御理解をいただいているというオーラは感じております。あの暑い夏を一緒に戦った先輩、同僚の皆さんとの友情は常に確認しながら、この難しい方程式を力を合わせて解きましょうということです。

記者)
財務省主導なんじゃないかというような批判が各場面で上がってきたり、本当に政治主導なんだろうかというような疑問を国民が持たないかという懸念もあるんですけれども、その辺はどうでしょうか。

副大臣)
財務省というのは査定権限を持っていますから、予算編成というのは財務省主導なんですね。ただ、財務省のトップは財務大臣ですから、そういう意味で財務省の政務三役がいろいろな方々の意見を聞きながら、最後はいい査定をしていただくべく、我々も全力を尽くすということに尽きると思います。

記者)
所得制限といった場合に、どの程度のものを想定しているんでしょうか。

副大臣)
全く分かりません。文部科学省ではそのような想定もしたこともありませんし、逆に言うと、財務省からそういう想定についてのプランを伺ったこともありませんので、それは全く分かりません。

記者)
これまでの試算で、準要保護家庭の350万だとちょっと少なすぎると思うんですけれど、それをもうちょっと上で線を引いた場合の試算みたいなものというのはないんですか。

副大臣)
それは我が省の中ではしていませんし、そのような試算を誰かから見せていただいたということもありません。

記者)
例えば600万とか700万とかで引いた場合に、こんな額だとか分かるような。

副大臣)
そのような事態はないものと信じていますから、試算はしていません。

記者)
財務省側が何か大まかなものというのはしているんですか。

副大臣)
それは知りませんけれど、私はそのような試算を見ていません。まあ、大詰めですね。

記者)
国家公安委員会の中井委員長が、サッカーワールドカップの招致について、自分たちに連絡がなかったということを会見の場で不満を漏らしています。今回は東アジアサッカー予選で北朝鮮チームが入ってくるのを、入国を認めろということでサッカー協会が突然申し入れたことに対しても、かなりお怒りのようですが。

副大臣)
私もサッカー協会に対して、特に警察には大会をやるに当たって多大な御尽力をいただかなければなりませんから、事前に十分に御説明をしていただくようにお願いをいたしております。

記者)
中井国家公安委員長は、鈴木副大臣、川端大臣と一度話し合わなきゃいけないんじゃないかとおっしゃっていますけれど、何かそういう場を持たれる御予定は。

副大臣)
私もお伺いをいたしました、中井大臣のところには。

記者)
もう行かれたんですか。

副大臣)
ええ。

記者)
今日行かれたのですか。

副大臣)
いや、今日は行っていないです。

記者)
いつ行かれたのですか。

副大臣)
もう既にお伺いをし、きちんと協会の方に私からもお伝えをすると。

記者)
改めて何かお話という感じではないんですね、今のところは。

副大臣)
何度でも、必要があればお伺いすることはやぶさかではありません。

(了)

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