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大臣会見概要(9月4日)

平成21年9月4日(金曜日)
10時30分~10時42分
文部科学省 記者会見室
科学技術・学術

キーワード

最先端研究開発支援プログラム

大臣)
今朝の閣議では、当省案件はありませんでした。

記者)
今日午後、補正予算で決まっている2,700億円の先端研究助成基金の行き先が決められるわけですけれども、一方で民主党が補正予算にかかる作業の停止を、今、求めている状況です。今日決定するということになれば、次の政権を担当する民主党の意向を無視するということになるのではないかなと思うのですが、この基金自体は執行するのは文部科学省ということで、大臣はどういうふうに御覧になっているのか、これは強行しているということにならないのかということについてお願いします。

大臣)
民主党からは、正式に停止ということではなくて、この前、官房長官等に渡された内容は、情報提供とかということだと思っていますので、関する情報開示、そして新規事業の決定・発注に関する連絡と民主党の要請への協力ということなので、特に停止ということは明確に伝わっていないと思います。そういうことで、この「最先端研究開発支援プログラム」については、将来における我が国の経済社会の発展の基盤となる先端的な研究を推進するものですから、着実に実施準備をすることが必要であると考えています。本プログラムについては、時限付きの事業であることを考慮すれば、速やかに中心研究者と課題の選定を行うことは、このプログラムを進展させるのに必要なステップだと考えています。この中心研究者等の選定過程については、最先端研究開発支援会議の事務局である内閣府において、適切に判断がなされているものと認識していまして、選定された中心研究者が存分に実力を発揮するためには、今後、適切な研究支援機関を選定するとともに、国費を無駄なく執行する観点から、研究計画や支出内容を精査していくことが重要です。いずれにしても、多額の国費を集中的に投資する画期的なものでありますから、今後のプロセスについては、次期政権にしっかりと引き継いで、関係者が一丸となって取り組んでいくことが重要だと考えています。

記者)
端的に言うと、その助成金の作業停止は求められていないから、強行するということではないということですか。

大臣)
強行ということではなくて、予定されたスケジュールでやっていますので、特に具体的に話があれば、またその段階で対応するということでしょう。例えば、八ツ場ダムですか、あれは、民主党のマニフェストか何かに明確に書いてあって、それに対応したのだと思いますが、この事業については具体的にそういう話はありませんので、予定通りこのプロセスで進んでいるということだと思います。

記者)
16日に予定されている首班指名の件ですけれども、自民党内で、白紙で出した方が、党内が一致するのではないかという意見も出てきているようなのですが、大臣は、前回の会見でお伺いしたときは、時間をかけて総裁選をやるべきで、首班指名は麻生さんと書くべきだろうというようなお考えだったのですけれども、その後、党内の状況を御覧になって、今はいかがでしょうか。

大臣)
書くべきという話ではなく、麻生さんでもいいということです。要は、一番大事なのは、やはり今こういう結果を受けて、党員全員にしっかりと意見を聞くという手続きというか、そういうことをしっかりして、今後の明確な方針を戦わせることが必要だと思います。首班指名という中で、それは第一義的なものではないんだと思っていますので、もちろん間に合えばいいのですが、時間的には難しい。一番大事なことは、党員にしっかりと意見を聞くということを考えれば、そちらの方を優先して、首班指名については、そういう中で判断していく必要があると思っています。一番まとまるのは白紙ということは、私もそう思います。今日、幹事長会議で、来週両院議員総会に入りますので、そういった意見を踏まえて執行部が決定することになると思いますが、色々な意見があるのは、もう当然のことであって、その中で、最終的に一致した結論を出して、それに対して一致した行動を取るということが大事だと思います。

記者)
民主党のことですけれども、小沢幹事長が決定したことについての受け止めをお願いします。

大臣)
やはり強力な執行部体制をとるという観点から、そういうことになったのかなというふうには思っています。それが、どう今後、政権運営にいい影響を与えるのか、どうなるのかというのは、まだ分かりませんが。現体制の中で強力な執行部体制をということではないかと思います。

記者)
自民党の派閥に関して、大臣と同じ派閥の中川秀直先生ですが、派閥の解消を求めて離脱するという動きも出ているのですけれども、今後その自民党内の派閥の在り方について、大臣はどのようにお考えでしょうか。

大臣)
今は派閥云々の話をする段階ではないかなという気がしますね。ですから、今、全党一致で考えることが、まず必要だと思います。

記者)
それは、派閥の在り方としては、どういうことですか。派閥のことを考えずに…。

大臣)
派閥が先ではなくて党が先でしょうから。まずは自民党をどうするかということ、その中で派閥がどういうふうに、今後存在できるかということになると思いますので、派閥のことだけ考えるということは、やはり二の次だろうと思いますね。

記者)
派閥が不要であるということではないのですね。

大臣)
そういうことではないです。今こういう状態になって、在り方は当然変わってくるでしょうけどね。

記者)
産経新聞の報道で、私立大学への天下りという記事が一面に載っていましたが、これについては、現状を実態把握とかされているのでしょうか。

大臣)
今、調査しているということです。

記者)
一応、制度上は規制される対象のものではないのですけれども、実際にはその記事も指摘しているように、私立大学の助成金が、受け皿として問題があるのではないかという趣旨なのですけれども、大臣御自身はどういうふうにお考えですか。

大臣)
実態を、しっかり把握してからでないと何とも言えませんが、もちろん、助成金とかが私立大学には行っていますので、そういう面では、そう捉えられるかもしれませんが、やはり教育行政の中で、専門的にやっている人が大学の運営に関わるということは、ごく、あり得ることかなということです。色々個人的に要請を受けて行っているんだと思いますので、その辺は、役所が関与してということではないと思いますので、より良い大学教育のために、そういう人材を求めた結果だと思っています。

記者)
役所の関与はない。

大臣)
あるという話は聞いていませんので、ないと思います。

記者)
民主党が勝利してから、もうこれで一週間近く経っているのですけれども、当初できると言われていた政権移行チームというのが民主党の中にできていない状況で、省内では誰に話をしていいのかとか、どういうふうに今後引き継いでいったらいいのかという戸惑いの声もあるのですけれども、これから一週間、空白の一週間になるのではないかと言われていまして、その間に引継ぎ関係はどういうふうにやっていくかとか、どういう問題が考えられるでしょうか。

大臣)
いえ、あまり考えていないですけれどもね。今までの引継ぎとは多少違うのだろうと思いますが、新政権がそういうことであると引継ぎが終わらないということでしょうね。

記者)
引継ぎを待って、結局2週間、事実上、何も引継ぎができないという状況になってしまうのですけれども、そういう状況になってしまう…。

大臣)
今まではどうだったのか。今まではそんな必要がなかったのか。初めての体験でしょうからよく分からないですけれどもね。引継ぎと言っても、誰が誰に引き継ぐのか。私は大臣がいなきゃ引き継げないでしょうし。

記者)
そうなると、早く誰か決めてほしいという思いはありますか。

大臣)
まったくないね。

記者)
現場の方々は戸惑っているようなところがあるのですけれども。

大臣)
現場はどうなのかな。それは聞いていません。新政権に対してどういう対応をしていくかというのは、それは当然一般的な戸惑いがあると思います。これもまず、初めてのことでしょうから、それはある程度時間も掛かったりすると思いますけど。

 

  (了)

 

※本概要は、発言内容を変更しない範囲で読み易く修正しています。

 

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大臣官房総務課広報室