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大臣会見概要(8月25日)

平成21年8月25日(火曜日)
9時26分~9時40分
文部科学省 記者会見室
教育、科学技術・学術

キーワード

新型インフルエンザ、GXロケット

大臣)
今日の閣議については、一つは文化審議会委員の発令について、平成21年度文化審議会文化功労者選考分科会に属すべき委員として、阿木燿子氏他9名の任命について了解を得ました。それから、閣僚懇において、インフルエンザの本格的な流行に対する文部科学省としての対応についてのコメントをしました。

それから、私の方から発言をしますが、「GXロケットの今後の進め方について」取りまとめをしました。昨年12月に宇宙開発戦略本部で決定した「平成21年度における宇宙開発利用に関する施策について」に基づき、これまでGXロケットの本格的開発着手に関する判断に係る検討を進めてきたところですが、お配りしてありますとおり、本日付けで、河村内閣官房長官、野田宇宙開発担当大臣、二階経済産業大臣と私の連名で「GXロケットの今後の進め方について」を取りまとめました。これまで技術、需要、全体計画・所要経費の見通しなどについて検討を行った結果、技術的には見通しは概ね得られたものの、他の二項目については、現段階では判断に足るデータが示されていないのが現状です。このような状況を踏まえて、平成22年度概算要求においては、LNGエンジンの地上での開発に係る経費を計上することとしていますが、需要、全体計画・所要経費に係る課題への対応に進展が見られた場合には、予算編成過程において必要な対応を行うこととしました。

記者)
インフルエンザの影響が非常に深刻になってきまして、特に学校で集団感染例が相次いでいます。多くの学校で2学期が始まる直前の今、改めて文部科学省で、学校における新型インフルエンザの対策について教えてください。

大臣)
本日の閣僚懇談会でも発言をしましたが、新型インフルエンザが大変な本格的な流行という状況で、既に学校でも多くの感染が見られているということでして、教育委員会等に対して、予防対策等に万全の対応をお願いしたい旨の通知を発出しています。そして、夏休みがあける、あるいはもうあけたところもあるわけですが、急激に感染拡大することも予想されますので、改めて、手洗いやうがいの励行、症状が出た場合のマスクの着用、外出の自粛、咳エチケットの徹底、重症化するリスクの高い方々の早期受診、早期治療をお願いします。文部科学省としても、今後関係省庁と連携しつつ、新型インフルエンザ対策を一層推進していきたいと考えているところでして、もう既に、だいぶ新聞等にも報道されていますが、そういった実態を、まずは把握して、その状況に応じて適切な対応をしていかなければならないと思っています。

記者)
インフルエンザですけれども、手洗い・うがいの励行、マスクの着用、外出の自粛などは今までもやってきたことですけれども、本格的な流行期に入って、改めて文科省として対応していくことはあるのでしょうか。

大臣)
今のところは、今までの通知でお願いしたことを、改めてしっかり確認したということです。流行が既に拡大している状況がありますから、特に厚労省との連携を図り、また、それぞれの学校の設置者については、都道府県保健部局等としっかり連携してということで、例えば、何人患者が出たら休校するとかということは、それぞれの地域の実情に応じて対応していただいていますので、今のところ、全国一律で改めてというのはないわけですが、今後、当然状況に応じて、対応を検討していかなければならないと思います。

記者)
スポーツ行事など、多くの生徒が一度に集まるような行事について、変更の要請などは考えていますか。

大臣)
これも、それぞれの自治体等で検討していただくということになります。国として、全国でそういうものの自粛とかということは、今のところまだ言っていませんが、ただ、外出の自粛とかということも言っていますから、そういうことでまた、各地域でそれぞれ判断するということになると思います。

記者)
選挙の話ですが、各紙、与党のかなり厳しい情勢を伝える報道が出ているのですが、実際に大臣が地元で活動されていての受け止めと、この状況をどのように御覧になっているかについてお願いします。

大臣)
報道されているような、状況は大変厳しいと受け止めていますが、いずれにしても、それぞれ頑張って、最後に結果を出すように、あと5日間ですかね、努力して、また戻って来られるようにするしかないと思います。なかなか、そういう数字と、我々が関わっている実態というのは、感覚的には、よく分からないところがあります。特に反応が悪いというわけでもないが、ただやはり、我々が接しないところでそういう動きというか、考え方が生まれているのかなというような気がします。ですから、あのような厳しい数字が、戦っていて実際に現場で、厳しい厳しいということは感じられますが、実際の動きとして、見えていないというのが、実感として分からないところがありますね。

記者)
厳しい反応というのは、おそらく、小泉さん以来の自民党政治に対する、政権与党に対する一つの判断かもしれないのですけれども、なぜこういう厳しい状況になっているかというふうに思われますでしょうか。

大臣)
色々な要因があると思いますが、もちろん今、我々政権与党に対する色々な批判とかということも当然あるでしょうし、何か政権交代という流れのようなものが、作られてきたということはあるんだろうと思いますが、それ自体、私どもとしては、何のために政権交代かと、冷静に判断してもらうと。例えば、どういう新しい国を目指すとか、政策をやるとかということは、まったく見えないのです。ですから、それは素晴らしいものだって、皆がそこへ支持をしているということであれば、理解はできるのですが、なかなか、批判だけで、そっちへ流れて行っちゃうというのは、やはり問題があるし、目先のお金に釣られて、皆そういう雰囲気になったのかなというような気がしますけど。もう少し、前向きな明るい未来を示すような方向で、そういう意思が示されるなら、いいと思っていますが、残念ながらそうではない。我々、麻生政権としては、何と言っても今、景気回復、成長戦略で、むしろ私どもの方が、未来に向かって色々な施策を講じてるというふうに思っていますが、その辺がこういう状況になっていくということは、なかなか理解し難いところですね。

記者)
今おっしゃった、目先のお金に、とりあえず、国民がそっちに行っちゃうのは、どこの部分でしょうか。

大臣)
子ども手当とか、高速道路無料とか、農業の所得補償もそうでしょう。高校の無償化とか、そういうこともあると思います。

記者)
批判だけで流れちゃうというのは、裏を返してみれば、自民党政治に対する失望が、それだけ深かったのではないかという感じもありますよね。

大臣)
それは、失望とかというのも当然あるでしょうね。だからと言って、どっちへ行くのかというのは、やはり、こういう国とか、こういう政策を実行するとかということであって、それが子ども手当とか高速道路無料なのかなというと、それはやはり、おかしいだろうなとは思いますね。

記者)
国民は、金に釣られて民主党支持に動いていると、そういうふうに見ていらっしゃるのでしょうか。

大臣)
いえ、他に理由が分からない、目指す方向が分からないということです。批判は批判として、我々も反省しなければならないでしょうが、他に、明確な、例えば日本をこういう国にするとかという、考え方というのがですね、明確な提示がなされていないのではないかなと思います。

記者)
逆に言うと、明確な目標がない、魅力的な政策がなくても、あちらに行ってしまうというのは、それだけ自民党や政権与党に対しての、もういいよという批判が強いということではないのでしょうか。

大臣)
いえ、それは、どこまでもういいのか分からないですけど、しかし、それで、変わっていいかというと、どこの何がいいんだというところが明確ではないと思いますので、それは危険であろうと。ただ、色々と、政策で国民の不平・不満があることも承知していますが、特に、社会保障といった点は、難しい、具体的な問題だし、民主党だって何年かけてやるかっていう、年金問題だって相当長く掛かる話ですから、だからそういうことは、与野党問わず、一緒になってやらなければならないという、政治の責任だと思いますし、それとは別に、やはり国家として、どういう国を目指すかという明確なビジョンは、やはり必要だと思います。例えば、経済政策もそうだし、あるいは外交防衛政策もそうだし、教育についても、具体的にどういう教育をやるのかという、国の、国家の根幹をなすような、そういった政策についての提案がなされていないだろうと思うのですね。だから、そういうところはやはり、しっかりと国民に提示すべきだろうと私は思います。

記者)
民主党が政権を取った場合に、全国学力・学習状況調査を、悉皆から抽出方式に切り替えるという方針を固めているようなのですけれども、大臣としてはどういうふうに思われますか。

大臣)
仮定の話を今申し上げる必要はないと思うので。私どもは、文部科学省として、決定して実行すること、やっていくことが必要だと思います。

 

  (了)

 

※本概要は、発言内容を変更しない範囲で読み易く修正しています。

 

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大臣官房総務課広報室