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大臣会見概要(7月10日)

平成21年7月10日(金曜日)
9時05分~9時15分
文部科学省 記者会見室
教育

キーワード

「親子でつくろう我が家のルール」、公立高校の授業料無償化、教育費

大臣)
今日の閣議については、当省案件はありませんでした。
私の方から、資料をお配りしていると思いますが、「親子でつくろう我が家のルール」標語募集結果及び優秀作品の選定について、先般、「心を育む」取組を社会総掛かりで実行していくための取組の一つとして、すべての教育の出発点である家庭に対して、生活習慣づくりや親子の約束など、基本的なルールづくりの大切さを全国に呼びかけていくために、「親子でつくろう我が家のルール」標語募集を行ったわけですが、4月21日から6月17日の約2ヶ月間、募集を行った中で、全国から12,564作品の応募がありました。この度、選考委員会において7作品の優秀作品が選定されました。短期間の募集で、正直どのくらい応募があるかなと思っていましたが、個人的には予想以上に、たくさんあって非常にうれしく思っています。この親子の絆とかルールといったことに対して、関心が高かったということで、多くの応募を頂き心から厚く御礼を申し上げる次第です。読んで頂くとお分かりになるように、親子でしっかりと話し合う情景が目に浮かぶような、素晴らしい作品が多数ありまして、今後、家庭教育の重要性を訴えていく際に活用させていただきたいと考えています。なお、優秀作品については、7月31日に国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて開催します「データで検証する「子どもの生活習慣づくり研究フォーラム」」において、表彰を行う予定としています。

記者)
民主党のマニフェストの最終案に、公立高校の授業料無償化を2010年度の予算編成から実施するという内容が盛り込まれると報道されています。家庭の経済状況が厳しく、高校の中途退学を余儀なくされているケースなどもある中で、高校授業料の無償化について大臣の所見を伺えればと思います。

大臣)
高校の無償化については、財政的にも多額な負担となるということで、慎重な議論が必要だと考えています。文部科学省としても、教育費負担の軽減を図ることは重要な課題であるということで、私どもとしても今月3日には、教育費の在り方を大局的・中期的な視点から検討していただいた「教育安心社会の実現に関する懇談会」の報告を取りまとめたところです。この報告では、一律の無償化ではなくて、家計の経済的な困窮を理由に修学の機会が奪われることがないように、特に低所得世帯を対象とした財政的支援を充実させることが重要だという考え方をとっています。また、教育全体の中でも、高校の在り方と義務化とか、そういうことも含めて検討しなければならないと考えていますが、いずれにしても、子どもたちの修学の機会を確保するために、今後も努めていきたいと考えています。

記者)
高校の在り方については、検討会議を作るということを、先日の中教審の分科会でも言っていましたけれども、これはどんなふうになっていく予定なのですか。

大臣)
個人的には、前々から高校教育という位置付けを、教育基本法の中でも色々検討されましたが、果たしてどの辺を目指すのかということを、もう少し明確にする必要があるのではないかと思っています。今の状況ですと、大学の予備校的な立場になっているのかなという気がしますし、18歳という高校卒業の段階で、一人前の社会人として、社会でも認められるような状況に育てるために、今の高校教育がそうなっているかというと、なかなか世間からは、例えば、選挙権を18歳に下げるかとかというアンケートをすると、たぶん7、80%はノーという答えが返ってきているし、そういう意味で高校教育の在り方を改めて検討する必要があるのではないかなと考えていますが、具体的に今後、どういうふうな形でというのは、まだ今のところ明確には決まっていません。

記者)
そうすると、教育費の在り方というよりは中身の話なのですか。

大臣)
その話はね。だけど、両方関連してくると思いますし、例えば、無償化という点と義務教育の在り方とか、そういう点がリンクしてくると思います。

記者)
今のお話ですと、18歳で卒業する時点で、社会人として認められるといった社会システムがあるべきだというようなお話ですか。

大臣)
いえ、高校教育の到達点というのはどういうところかと考えると、そういうことも含まれて、検討すべきではないかということです。今の段階では、18歳で高校を卒業するのと、一人前の社会人だと一般的には思われていると思っていますが、アンケートを取ると、例えば選挙権といった点でもまだ、国民的には認知されていないような結果が出ますので、果たしてそうなっているのかということです。

記者)
関連ですけれども、教育費でかなり困窮している家庭が増えているというのは、3月ぐらいまでにいくつか答えが出たのですけれども、その後、どうなっているかというのは、いかがでしょう。

文科)
高等学校段階の授業料の滞納状況については、今、地方に聞いている段階で、まとめつつあります。

大臣)
年度末段階でとりまとめているということです。確かに、少し時間も経っていますし、年度末の状況というのは、把握していく必要がありますので、しっかりと取りまとめていきたいと思います。

 

  (了)

 

※本概要は、発言内容を変更しない範囲で読み易く修正しています。

 

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大臣官房総務課広報室