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平成17年2月15日大臣会見概要

平成17年2月15日
8時56分〜9時
衆議院本会議場前

◎一般案件

放送法第37条第2項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件(決定)
(総務省)
1、 日本放送協会平成15年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書並びに監事の意見書を国会に提出すること
1、 日本放送協会平成15年度業務報告書及び同報告書に付する総務大臣の意見並びに監事の意見書を国会に送付すること
   について(決定)
(同上)
1973年の船舶による汚染の防止のための国際条約に関する1978年の議定書によって修正された同条約を改正する1997年の議定書への加入について(決定)
(外務省)
マレーシア国王サイド・シラジュディン第12代陛下及び同王妃陛下の国賓待遇について(決定)
(同上)
平成14年度決算に関する衆議院の議決について講じた措置について(決定)
財務省・内閣府本府・警察庁・総務・外務・文部科学・厚生労働・農林水産省


◎国会提出案件

衆議院議員内山晃(民主)提出改正薬事法における医療機器販売業規制に係わるコンタクトレンズに関する質問に対する答弁書について
(厚生労働省)
衆議院議員内山晃(民主)提出所沢社会保険事務所で生じた基礎年金の繰り下げ請求書に関する質問に対する答弁書について
(同上)
参議院議員小池晃(共)提出抗ガン剤イレッサの有効性検証に関する質問に対する答弁書について
(同上)


◎公布(条約)

1992年の油による汚染損害の補償のための国際基金の設立に関する国際条約の2003年の議定書
(決定)
1973年の船舶による汚染の防止のための国際条約に関する1978年の議定書によって修正された同条約を改正する1997年の議定書
(決定)


◎法律案

防衛庁設置法等の一部を改正する法律案(決定)
(防衛庁・総務省)
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(決定)
(外務省)
旅券法及び組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案(決定)
(外務・財務省)
水産資源保護法及び持続的養殖生産確保法の一部を改正する法律案(決定)
(農林水産省)


◎政令

消防法施行令の一部を改正する政令(決定)
(総務省)
危険物の規制に関する政令の一部を改正する政令(決定)
(同上)
農業用動産抵当登記令(決定)
(法務省)
不動産登記法及び不動産登記法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令(決定)
(法務・財務省)


◎人事


大臣)
 本日の閣議に関して、特に申し上げることはありません。閣僚懇談会におきまして、私から、寝屋川市の中央小学校における事件についての発言をいたしました。文部科学省として、現地に職員を派遣し、現状把握と原因究明に努めたいということを申し上げました。大阪の附属池田小学校の事件から、危機管理マニュアルの作成などいろいろと取り組んできましたが、こういう事件が起こって大変残念です。その後、各閣僚から、仮出所者の問題、あるいは検挙率の問題、不法滞在者の問題などについていろいろな意見が出ておりました。

記者)
 寝屋川市の事件ですけれども、今回の犯人は卒業生ということで、これまでのマニュアルでは対応できない部分もありますし、また、ハード面だけではやっていけないということも浮き彫りになったと思うのですが、その点については、これからどう取り組んでいかれるおつもりですか。

大臣)
 学校も、特に職員室などは、出入りしている外部の関係者の方々もいらっしゃいますし、卒業生が訪ねてきたのにシャットアウトするのもどうかと思います。そういう意味で学校の安全管理というのは、非常に難しいという気がいたします。しかし、学校は子どもたちを預かっている施設ですから、他の施設と違って厳重な安全管理ということを考えなければいけないと思います。事実がどうであったかということの把握に努めていきたいと思っています。

記者)
 中央教育審議会の関係ですが、地方六団体からの委員が決まらないまま、第一回の総会を迎えることになりましたが、その点についてはいかがでしょうか。

大臣)
 文部科学省としては、当初から地方団体の代表の方に出ていただくようにお願いをしてきたのですけどれも、今日まで候補者の提示がないということは非常に残念です。中央教育審議会はご承知のように、義務教育の在り方をはじめとして、学習指導要領の見直し、あるいは教員養成の在り方など、たくさんの重要かつ緊急の課題を抱えており、やむを得ず、今日、総会を開くことになったわけでございます。地方団体には、ぜひ、早い機会に候補者の提示をいただいて、早く議論に参加していただきたいということをお願い申し上げたいと思います。

記者)
 今日の中央教育審議会で、学習指導要領の見直しに関しての検討課題をお示しになると思いますが、ご自身の気持ちを十分に反映して議論の活性化に資することになったというふうにお考えですか。

大臣)
 いつも言ってますように、例外を設けることなく学習指導要領全般にわたって自由闊達に議論してほしいということをお願いいたします。スクールミーティング等でいろいろな方々のご意見をお聞きしましたので、それをまとめた形での検討課題をお示ししたいと思っています。具体的にどういう方向で議論してほしいというようなことは、今の段階で私の方から申し上げるべきではないと思っております。

(了)


(大臣官房総務課広報室)

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