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平成16年6月1日大臣会見の概要

平成16年6月1日
9時7分〜9時14分
文部科学省記者会見室

国会提出案件

1. 平成15年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況
1. 平成16年度において実施すべき交通安全施策に関する計画について(決定)
      について(決定)
(内閣府本府)

平成15年度ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告について(決定)
(経済産業・文部科学・厚生労働省)

参議院議員浅尾慶一郎(民主)提出国家公務員の給与及び昇給に関する質問に対する答弁書について
(内閣官房)

衆議院議員石井郁子(共)提出夜間定時制高校の統廃合に関する質問に対する答弁書について
(文部科学省)

衆議院議員川内博史(民主)提出著作権法の一部改正案に係る還流防止措置に関する再質問に対する答弁書について
(同上)

第158回国会の衆議院において採択された「義務教育費国庫負担制度・義務教育諸学校教科用図書の無償給与制度堅持、教職専門職としての教職員の待遇改善に関する請願」外6件の処理について(決定)
(内閣官房)


公布(法律)

特許審査の迅速化等のための特許法等の一部を改正する法律(決定)

障害者基本法の一部を改正する法律(決定)

コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律(決定)



政令

内閣府本府組織令の一部を改正する政令(決定)
(内閣府本府)

工業所有権に関する手続等の特例に関する法律施行令及び弁理士法施行令の一部を改正する政令(決定)
(経済産業省)


人事

大臣)
 本日の閣議において、「平成15年度ものづくり基盤技術振興基本法第八条に基づく年次報告」、いわゆるものづくり白書について発言しました。この報告書は、経済産業省と厚生労働省と文部科学省の3省が共同で作成したもので、それぞれ、経済産業大臣・厚生労働大臣からも御発言がありました。私からは、今回の白書において、国立大学等と民間企業との共同研究など産学連携の進展状況や、工業高等学校等におけるものづくりの担い手となるスペシャリストを養成するための教育の充実、また、「若者自立・挑戦プラン」を踏まえたキャリア教育やインターンシップ、専修学校等における日本版デュアルシステム(実務・教育連結型人材育成システム)の施策等について報告していることを説明しました。文部科学省として、今後、こうした取組を一層充実していくことが重要であると認識しており、関係省庁の御協力をお願いしました。

記者)
 東北文化学園大学の問題について、5月末までに詳細な財務状況を報告するよう文部科学省が求めておりましたが、今朝の報道では、負債総額が約218億円とありましたけれども、詳細な財務状況の報告を受けて、大臣はどのようにお考えでしょうか。

大臣)
 東北文化学園大学の問題については、5月末までに正確な財務状況を報告するように求めていたところで、昨日の夜、学校法人から、本年3月31日現在の貸借対照表が提出されました。しかし、この書類は、公認会計士による監査を経たものではなく、また、算定根拠も明示されてなく、極めて不十分なものであり、改めて正確な状況把握が必要であると考えております。財務状況等の客観的な事実を踏まえつつ、学生の就学機会の確保を最重点としてこれからの対応方策を考えなければいけないと思います。このような対応を学校法人に対して申し上げております。学校法人側では、昨日の理事会において、佐々木理事長代理に今後の対応を一任することになったようですので、今日、佐々木理事長代理に来省するよう要請をいたしております。お越しをいただいて、貸借対照表の根拠等をお聞きすることにしております。

記者)
 アテネオリンピック開幕まで、あと2ケ月となりましたが、今回、女子の活躍がめざましく、日本のオリンピック選手団として、史上初めて、女子の選手数が男子を上回るということですけれども、こうした女性の活躍についてどう思われますか。

大臣)
 現時点で、男子110名、女子151名が、アテネオリンピックへの出場が決まっておりまして、6月以降に決まる陸上やテニス等でも女子選手の方が増えるのではないかといわれており、170名に迫る勢いです。特に今回、女子は、ホッケー、バレー、サッカー、バスケットボール、ソフトボールなどの団体球技での活躍が大いに期待されております。選手、とりわけ女子選手の強化に努力され成果を出された関係者の皆さんを賞賛をしたいと思います。男子も、それに奮起して良い成績をあげていただくことを期待しています。

(了)


(大臣官房総務課広報室)

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