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平成13年10月9日大臣会見の概要

平成13年10月9日
8時50分〜8時57分
参議院議員食堂


一般案件
サントメ・プリンシペ国駐箚特命全権大使藤原定外1名に交付すべき信 任状及び前任特命全権大使朝日英樹外1名の解任状につき認証を仰ぐこと について(決定)(外務省)
   
政令
株券等の保管及び振替に関する法律第41条の2の規定に基づき内閣総理 大臣から金融庁長官へ委任される権限から除かれる権限を定める政令等の 一部を改正する政令(決定)(金融庁・法務省)
   
人事
配付
平成14年度一般会計概算要求額調(財務省)
   
大臣)
   今日は短い閣議でしたが、平成14年度の概算要求額について、財務大臣から発言がありました。一般会計概算要求総額は85兆7,023億円で3兆499億円の増額となっていますけれども、年末の予算折衝の過程で1兆7,000億を削減する予定であります。
 財務大臣が7カ国財務大臣・中央銀行総裁会議の結果を報告されました。
 小泉内閣総理大臣の中国訪問について、外務大臣から発言がありまして、江沢民国家主席と朱鎔基国務院総理と会談を行われて、これらの会談においては、歴史認識を含む日中関係全般についてお話があり、その他、テロの問題も話合われて、今回の訪問で首脳間の個人的な信頼関係を含めて、日中関係の改善を図ることができたと江沢民国家主席も述べておられるということでありました。
 環境省から最近の大気汚染の状況についての報告がありました。
   
記者)
   アフガニスタンでの空爆が始まりましたが、これについて御所見があれば。
   
大臣)
   9月11日の事件が起きて以来、これは世界の民主主義、自由や平和に対する挑戦であり、決して卑劣なテロ行為は許されないことから、何らかの反撃が行われると考えておりました。今回のアメリカ側の反撃によって少し長引く状況になり、日本としてもこういう国際的なテロに反撃する動きに対応していかなければならない訳です。今度の国会で、関連法案が議論される訳でありますけれども、それを見守っていかなければいけないと思います。
   
記者)
   来週のユネスコ総会に政府代表として行かれるようですが。
   
大臣)
   行けるかどうかまだ分かりませんが、行けたとしますと政府代表演説をしなくてはいけないと思っていました。中身については目下、練っているところでありまして、一部の報道にありましたようなことはまだ決定しておりませんし、どのようなことにしていくかは色々な状況を見て、直前に決まるのだろうと思います。
   
記者)
   牛の危険部位の加工品を当面給食に使わないようにとのことですが、何か御見解があればお教え願いたいのですが。
   
大臣)
   結局、学校給食でどのような食材を使うかは各市町村で判断するものでありますけれども、今回の措置は、一般の市場で製造中止や回収の対象となるものについては、学校給食においても使用しないようにする必要があるということでありまして、その旨周知徹底を図るものであります。文部科学省はそういう動きを各関係機関に情報提供していく役割も持っている訳でして、できるだけ今後も保護者の心配を取り除くように適切に対処していきたいと思います。
   
記者)
   加工品となると、例えば調味料等も含まれていて、現場の判断が大切だということですが、判断するのは難しいと思うのですが。
   
大臣)
   ただ、あまり細々と、当省でどこまでできるのかと感じます。やはり専門的な知識を持っている学校栄養職員や教育委員会において、食品衛生部局や保健所等関係機関と十分連携を取ってもらって、誤りなきよう期してもらいたいと思います。従来から、食材の購入については、十分信頼のおける業者を選定するように指導しておりまして、また、食材の選定についても過度に加工したものを避けるとともに、内容表示・製造業者等が明らかでない食品については使用しないようにという一般的な指導はしているところです。
   
記者)
   特殊法人改革の件で、事務局からもう少し踏み込んだ内容にという主旨の話があったかと思いますが。
   
大臣)
   特殊法人の件については、内閣の方針でありますので真摯に検討していかなければならないと思います。今の段階ではその程度です。(了)

(大臣官房総務課広報室)

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