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平成13年8月31日大臣会見の概要

平成13年8月31日
10時46分〜10時52分
文部科学省記者会見室

一般案件
   シエラ・レオーネ国駐箚特命全権大使新田宏に交付すべき信任状につき認証を仰ぐことについて(決定)(外務省)
国会提出案件
   衆議院議員北川れん子(社民)提出運転免許証更新手数料等に関する質問に対する答弁書について(警察庁)
   参議院議員峰崎直樹(民主)提出金融問題に関する質問に対する答弁書について(金融庁)
   参議院議員櫻井充(民主)提出年金福祉事業団の行った事業に関する質問に対する答弁書について(厚生労働省)
政令
   沖縄振興開発金融公庫法施行令の一部を改正する政令(決定)(内閣府本府・財務省)
   国際協力銀行法による貸付金の利息の特例等に関する法律第4条第2項の規定による特別勘定の利益金の処分の特例に関する政令を廃止する政令(決定)(財務省)
   栄養士法施行令の一部を改正する政令(決定)(厚生労働・文部科学省)
   検疫法施行令の一部を改正する政令(決定)(厚生労働省)
   農林中央金庫法施行令(決定)(農林水産省・金融庁)
   農業協同組合法施行令等の一部を改正する政令(決定)(農林水産省・金融庁・財務省)
   計量法の一部を改正する法律の施行期日を定める政令(決定)(経済産業省)
   計量単位令等の一部を改正する政令(決定)(同上)
     
   石油の安定的な供給の確保のための石油備蓄法等の一部を改正する等の法律の施行期日を定める政令(決定)(経済産業省)
   石油の安定的な供給の確保のための石油備蓄法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令(決定)(同上)
人事
報告
   市町村合併支援プランについて(内閣官房)
   臨時国会召集要求書について(同上)
配付
   消費者物価指数(総務省)
   家計調査報告(同上)
  大臣)
     今日の閣議は非常に短時間で終わりました。私の方から、ロケット打ち上げ成功の件について報告を致しました。その他の案件につきましては、特に文部科学省に固有の問題はございません。各大臣が外国出張されまして、残っている者が色々分担しますが、私は9月2日から9日まで総務大臣の臨時代理も兼ねることになりました。森山大臣が8月30日から9月6日まででございますので、ある時期だけは三大臣を兼ねるということでございます。
 閣僚懇談会で、行革担当大臣から発言がありまして、超過勤務の実態、特に国家公務員を指すわけでありますけども、超過勤務の実態が余りにも大変である。若手職員達からも超過勤務の縮減についての希望が非常に多い。恒常的な長期間に及ぶ超過勤務は職員の活力を低下し、公務運営の効率、政策立案等に支障をきたすということで、この改善に取り組む必要がありますとのことでした。それぞれ自らこの問題にも関心を持ってやってくれとの話でございました。特に国会中の質問取りの時間が深夜に及ぶことについて、余りにひどいという実態がありまして、閣僚懇談会からも各党に申し出をしようということになりました。おそらく官房長官からとりまとめがあって、伝達されるものと思っております。構造改革の問題でありますとか予算の問題等色々ありまして、私も本当に職員の超過勤務については心を痛めておりまして、また来月末からは国会にも入りまして、こういう面にも留意しながら、しかし力を注ぐべきことは注がなくてはならないので、職員と共にがんばっていきたいと思っています。
  記者)
     特殊法人の改革の提出期限が近づいていますが、宇宙3機関以外に何かあれば。
  大臣)
     今、鋭意検討中でございまして、9月3日にその結果を提出するということでございまして、その中身につきましてはまだ申し上げられる段階でございませんし、またコメントすべき時期でもないと思います。
  記者)
     文部科学省は技能検定について、全廃するという報道がありましたが。
  大臣)
     この点は、昨年以来、行政委託型公益法人等改革の中で7月23日に行政改革推進本部におきまして、「改革を具体化するための方針」が決定されたわけでありまして、その方針の中で、法人が行う事業に対する国の「お墨付き」については全面廃止ということが打ち出されております。我が省におきましては、文部科学大臣認定の技能審査事業が実施されているわけでございますが、その中でも例えば、財団法人日本英語検定協会、これは国民に非常になじみのある制度でございますが、こうした検定などについて検討を行ってきたところでありまして、今日、見直し計画を行政改革推進事務局に提出する予定であります。今後この提出した計画を基に、見直しを行った場合の影響等を考慮した上での見直しの時期を含めて、見直しの内容について行革事務局と協議を深めて行くこととなりますが、いずれにしても年度内には政府として個々の法人についての改善実施計画を策定することになっております。
  記者)
     対象としては文部科学省認定と名の付いている技能技術検定の全てですか。
  大臣)
     そうです。それらの技能・技術審査に関わることは一応は対象になっております。
     
  記者)
      やはり宇宙に行きたくはないのですか。
  大臣)
     そうですね。少しは行ってみたいと思います。特に宇宙から地球を眺めて見るのは大変夢があっていいなと思いますが、それに耐えるには相当な訓練や、身体的、物的負担があるので。もう少し軽々と行けるようになれば是非一度行って地球を見たり、もっと広い宇宙を眺めてみたいと思っております。(了)

(大臣官房総務課広報室)

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