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平成13年6月22日大臣会見の概要

平成13年6月22日
9時27分〜9時33分
参議院議員食堂

◎一般案件
☆「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」第2条に基づく施設及び区域の一部返還,共同使用,追加提供及び新規提供について(決定)   (防衛庁)
☆平成13年度一般会計予備費使用(2件)について(決定)   (財務省)
☆環境物品等の調達の推進に関する基本方針の一部変更について(決定)   (環境省)
☆恩赦について(決定)   (内閣官房)

◎国会提出案件
☆ 1.平成12年度男女共同参画社会の形成の状況に関する年次報告
☆ 1.平成13年度において講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
 について(決定)   (内閣府本府)
☆衆議院議員近藤昭一(民主)提出岐阜県端浪市正馬様洞の水井戸における水道計設置に関する質問に対する答弁書について   (経済産業省)
☆参議院議員福島瑞穂(社民)提出民法改正の世論調査に関する質問に対する答弁書について(内閣府本府・法務省)

◎公布(法律)
☆自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律(決定)
☆温泉法の一部を改正する法律(決定)
☆浄化槽法の一部を改正する法律(決定)
☆商工会法の一部を改正する法律(決定)
☆地方税法の一部を改正する法律(決定)
☆短期社債等の振替に関する法律(決定)
☆株券等の保管及び振替に関する法律の一部を改正する法律(決定)
☆租税特別措置法の一部を改正する法律(決定)
☆金融機能の再生のための緊急措置に関する法律の一部を改正する法律(決定)

◎政令
☆行政機関職員定員令の一部を改正する政令(決定)   (総務省)

◎人事

◎配付
☆中央労働委員会の仲裁裁定について   (厚生労働省)

大臣)
 今日の閣議は、私の方から当省関係としてご報告することはございません。

記者)
 経済財政諮問会議の「骨太の方針」がまとまりまして、人材育成や科学技術の振興が入ってるわけですが、文部科学省が示した方針通り取り入れられたということでしょうか。

大臣)
 今回は、日本の経済財政構造改革という角度で、大所高所から議論されたわけでございます。その過程で当方もご提言は申し上げましたけれども、結果的に、科学技術の振興や人材育成教育が、社会資本整備に関して、今後重点的に推進すべき分野の6つの中の2つとして明確に位置付けられたことについては、文部科学大臣としても、この報告に対して評価を致しますし、日本の将来にとって非常にいい方針を定められたと考えております。当方としてもできるだけ、その線に沿って協力をし、かつ努力をしたいと考えております。

記者)
 これから予算編成のシーリング等が決まり、マイナスシーリングも予想される厳しい作業になると思いますが、その辺りにこれから臨む決意ですが。

大臣)
 予算要求の基準はもう少し先です。それに照らして当省としてもできるだけその線にそって要求をしていくということであります。ですから、その比重が決まらない限り、シーリングとか、具体的なことは決まらないわけですけれども、方向としては平成14年度予算、この第6章の中に平成14年度予算のことについて書いてございますけど、その中に重点的に推進作業をやっていくということで、先ほどの2つのことが7つのうち2つとして挙がっており、それについて注目して、あるべき姿に対応できる予算を要求していかないといけないと思います。

記者)
 大阪の事件関連で、最近、学校や幼稚園で似たような事件が相次いでおりますが、警備の関係で総務省と話し合っているようですが、具体的な対応策というのは。

大臣)
 ああいう事件が起きますと、必ず模倣するような事件が起きるのは大変残念でございまして、それを予知をして、少なくとも学校でそういうことが起きないように、色々な対策をうったわけです。国立学校の附属学校で起きたわけでございますけれども、学校としては全国の公立小中学校、高校も交えて、再びああいうことが起きてはいけないので、すぐさま点検項目についての確認でありますとか、それぞれの地域で不審者への対応について、直接やるべきことをお願いしたわけでございます。最近、ああいう事件が起きておりますが、最初の事件ほど残酷とか大規模なものではないわけですけれども、ただ社会全体がこういう犯罪について弛緩しているような感じが致しまして、大変残念な風潮だと思っております。当省関係だけで何かできるということではございませんけれども、社会全体がああいう犯罪を許さないという新たな風潮をしっかりと持ちたいと思っておりますが、この関係では関係省庁でも今、色々ご苦労して頂いているようでございます。総務省との関係は、担当レベルで詰めてもらっておりまして、各地の学校等で本当に何が必要であるのか、それに対して国としてどういう措置ができるのかについて、きちんと整理した上で対応策について練っていきたいと思っていますが、その際、是非総務省のご協力を願いたいと思っている次第です。今すでに文部科学委員会の方で、池田小学校事件を巡る質疑が行われておりますので、その問題も質疑にからんで出て参るかと思っております。

記者)
 沖縄の大学院の話が、尾身沖縄・北方対策担当大臣から出てますけれども、それについてご意見をお伺いしたいのですけれども。

大臣)
 今日の午後、正式に大臣の方から私の方に話がある予定でして、それを聞いて十分対応したいと思ってます。(了)


(大臣官房総務課広報室)

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