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平成13年5月1日大臣会見の概要

平成13年5月1日
14時34分〜14時44分
文部科学省記者会見室

◎人事

大臣)
 財務大臣の方から先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議等についてのご報告がありました。竹中経済財政政策担当大臣の海外出張について5月3日から5日まで了解されました。それから副大臣の任命の決定がございましたが、特にコメント等ありません、文部科学副大臣には青山   丘さん、岸田文雄さんであります。

記者)
 一点目は今、決定した副大臣のお二人にそれぞれどういう役割を期待されるのかということ、もう一点が報道各社の世論調査で小泉内閣に対する期待感がかなり高く80パーセント、70パーセントの支持率が出ているんですが、これに対する感想をお伺いしたいんですが。

大臣)
 今、副大臣お二人決まったところでございますので、その分担につきましては、また考えた上でお話したいと思っております。それから8割という支持率、これは総理もおっしゃっておりますように余りこれまで聞いたことの無いような好率でるということは、おそらく今回の内閣に対する国民の期待が大変大きいと言うことでありまして、その一員といたしましては、大変責任が重いというふうに考えております。

記者)
 副大臣についての分担は、まだのようですが、大臣として副大臣にどういう役割を期待されるか。

大臣)
 それは大臣と副大臣、大臣政務官も含めてでございますけれども、チームと言いますかグループで一致協力をして今、文部科学省が抱えております沢山の問題について前向きに協力しながら前進しなくてはいけないと思っておりますので、重要な役割を担って頂く副大臣が決まりましたので、これから大いに協力してやって行きたいと思っております。

記者)
 教科書問題で伺いたいのですけれども、韓国の方で40数項目の修正要求を出して、今週にも伝えたいと言う話が出ているんですけれどもそれについてどのようにお考えですか。

大臣)
 そのことにつきましては、まだなんら把握しておりませんし、受け取っておりませんので今の段階でコメントすることは出来ません。

記者)
 田中外相が教科書問題について、一部のグループが時代錯誤の教科書を作ってるうんぬんというコメントをしているんですが、そのことについてはどのようにお考えですか。

大臣)
 私自体はそれ程、明瞭にご意志を伺っておりませんで、これについてもなんともコメント出来ないところです。

記者)
 副大臣の人事なんですけれども大臣としてはどのように関わったのでしょうか。そのプロセスにおいて大臣からの意見等は。

大臣)
 若干の希望を出したことはありますけれども、総合的なご判断で決まったとこのように思います。

記者)
 先程の教科書の関係で同じ内閣の一員から、こういう教科書の検定の中身まで踏み込んではいないものの書いた部分が時代錯誤じゃないかと思うというようなそういう主旨の発言をされたということについて、文部科学省として、なにか対応するようなことはあるんでしょうか。

大臣)
 この問題いずれにしましても今後の推移によりますけれども、その結論を得る過程におきましては外務省ともよく相談をしなくてはいけないなと考えておりまして、今の段階でどうこうということは考えておりません。

記者)
 正式に何か外相と話をされたということでは無いですね。

大臣)
 それは致しておりません。

記者)
 今後、お話されると言うことですか。

大臣)
 それは事態の展開に応じてと言うことでございますので、まだ考えておりません。

記者)
 あの発言そのものにおいてはどのようにお考えですか。

大臣)
 それも報道を通じてございますから直接聞いたわけでもございませんし、特にそのことについて今、コメントするということは適当で無いと思います。

記者)
 文部科学省の方で合格という検定結果が出たわけで、それについて外相の方から発言があったわけですけれども、それについて文部科学省としてコメントが出来ないと言うことですか。

大臣)
 文部科学省としては、先般もお話したようなかたちで厳正な検定を経て、審議を経て検定の結果を決めているわけでありまして、そのスタンスに変わりは無いわけであります。ご発言の件、今特に私の方からコメント申し上げるのはどうかなと思いますが。

記者)
 先週金曜の段階でまだ、扶桑社の教科書をご覧になってないとのことでしたが、その後ご覧になられたんでしょうか。

大臣)
 まだですねそれ程厳密には見ておりません。ここで見た中身について何か申し上げるという段階まで精査したかたちで見ておりません。

記者)
 町村前大臣が教科書の内容について、修正を経て韓国、中国の理解を得られる内容になっているのではないかと言うような感想を述べられているんですが。

大臣)
 そうですね。それはもちろんその検定の結果を厳正な検討の結果、より厳正な審議を経て検討された中で検定が行われたわけですからその前に大臣がおっしゃったと言うことはそういうことであろうと思います。

記者)
 教科書について修正を経て理解得られるような内容ではないかと内容についてコメントされていたかと思うんですが、それは大臣も同じような見解だと言うことで。

大臣)
 それについては、今の段階で十分まだ勉強しておりませんで、そのことについては今は申し上げかねます。もう少々時間を頂きたいと思います。

(了)


(大臣官房総務課広報室)

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