令和元年11月18日
文部科学省では、令和元年度地球観測技術等調査研究委託事業「超小型衛星研究開発に係るアジア等の宇宙新興国に向けた日本の支援可能性に関する調査研究」について、公募及び所要の審査を経て採択者を決定しましたので、お知らせいたします。
文部科学省は、長期にわたる宇宙開発利用の経験や技術力を活用し、当該分野の人材育成や技術協力の面で国際協力を推進することで、対象国との信頼関係を醸成し、政府全体で取り組む「宇宙システム海外展開タスクフォース」の活動に寄与している。
近年世界的な動向として超小型衛星(※)の開発や低軌道を超えて深宇宙を目指す国際宇宙探査の活動が活発化しており、これらを対象としたアジア等の宇宙新興国の研究開発支援の需要は高まっていると考えられる。
過去に実施された超小型衛星ミッションやキャパシティビルディングの成果や教訓の整理、海外の超小型衛星政策等の調査、および日本の支援可能性に関する調査分析を行うことで、アジア等の宇宙新興国に向け地球低軌道から深宇宙も含めた効果的な支援策の検討に資することを目的とする。
※ 本調査では、超小型衛星とは地球周回軌道若しくはそれよりも高高度に投入し、または地球以外の天体上に配置して使用する(着陸して活動する探査機も含む)、1辺の長さが50cm以下の人工物を指す。
(1)公募実施期間:令和元年10月2日(水曜日)~25日(金曜日)
(2)提案件数:1件
外部有識者(別紙参照)から構成される審査委員会での審査結果を踏まえ、採択者を下記のとおり決定しました。
採択者:国立大学法人九州工業大学
国際係
電話番号:03-6734-4154
メールアドレス:uchriyou@mext.go.jp