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英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業 廃炉加速化研究プログラム(国内研究)平成29年度新規採択課題の公募開始について

平成29年9月1日

 このたび、「国家課題対応型研究開発事業 英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」のうち、「廃炉加速化研究プログラム(国内研究)」の平成29年度新規採択課題の公募を開始しましたので、お知らせします。

1.事業概要

  文部科学省では、「東京電力株式会社福島第一原子力発電所の廃止措置等研究開発の加速プラン(平成26年6月文部科学省)」等を踏まえ、平成27年度から「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」を実施しています。
  本事業では、東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所の廃炉等を始めとした原子力分野の課題解決に貢献するため、国内外の英知を結集し、様々な分野の知見や経験を、従前の機関や分野の壁を越えて緊密に融合・連携させることにより、基礎的・基盤的研究や人材育成を推進します。
  本事業は、複数のプログラムで構成されていますが、今回の公募では、「廃炉加速化研究プログラム(国内研究)」において、新たな研究課題を公募します。

2.公募概要

【テーマD1】特殊環境下の腐食現象の解明

○対象機関:大学、大学共同利用機関法人、高等専門学校、独立行政法人(国立研究開発法人含む)、民間企業、NPO法人等。
                  ただし、複数機関の連携又は他分野との連携(同一機関内の連携含む)による応募を必須とします。
○期間:3年以内
○経費:年間2,000万円以内(1課題あたり)  ただし、初年度は1,900万円以内
○採択予定件数:1件程度
○募集テーマ詳細:
福島第一原子力発電所の配管構造物は、事故により放出された放射性物質により放射線環境に晒されていること、非定常なルートでの冷却がなされていること、腐食防止のため炉内が窒素封入がなされていることなどの特殊環境にあります。今後、燃料デブリの取り出しが開始されると、炉内に空気の流入が予想されるとともに冷却水中に燃料デブリ粉末が含まれるようになるなど配管構造物を取り巻く環境も変化すると想定されます。福島第一原子力発電所の配管構造物の将来の腐食事象を予測するためには、これら特殊環境を踏まえどのような腐食がどこで起こり得るかを推定する必要があります。しかしながら、特に、放射線環境下での腐食データについては十分整備されていないため、福島第一原子力発電所の放射線状況を網羅した腐食影響データベースの整備、及び課題となる腐食事象の洗い出しと評価法の整理を推進します。

【テーマD2】画期的なアプローチによる放射線計測技術

○対象機関:大学、大学共同利用機関法人、高等専門学校、独立行政法人(国立研究開発法人含む)、民間企業、NPO法人等。
                  ただし、複数機関の連携又は他分野との連携(同一機関内の連携含む)による応募を必須とします。
○期間:3年以内
○経費:年間2,000万円以内(1課題あたり)  ただし、初年度は1,900万円以内
○採択予定件数:1件程度
○募集テーマ詳細:
福島第一原子力発電所建屋内は事故により放出された放射性物質や配管内に残留する放射性物質により高線量となっています。廃炉作業のための建屋内立ち入りに当たっては、建屋内の線源の分布状況を把握することが不可欠ですが、線量が高く、人が立ち入っての放射線測定は被曝の観点から制約があります。そのため、遠隔装置(ロボット、ドローン等)での測定が考えられますが、センサーの小型化、得られた情報からの放射線源分布への変換技術が課題となっています。そこで、画期的なアプローチによる高線量率環境下に適合した放射線源分布測定用センサーの開発及び得られた情報の建屋内の三次元放射線画像イメージング技術の開発を推進します。

【テーマD3】放射性物質による汚染機構の原理的解明

○対象機関:大学、大学共同利用機関法人、高等専門学校、独立行政法人(国立研究開発法人含む)、民間企業、NPO法人等。
                  ただし、複数機関の連携又は他分野との連携(同一機関内の連携含む)による応募を必須とします。
○期間:3年以内
○経費:年間2,000万円以内(1課題あたり)  ただし、初年度は1,900万円以内
○採択予定件数:1件程度
○募集テーマ詳細:
福島第一原子力発電所建屋内は事故により放出された放射性物質により広範囲に汚染しています。建屋の大部分はコンクリートにより構成されており、除染や廃棄物管理を考えた場合、コンクリートの放射性物質による汚染機構を解明することが必要です。しかしながら、これまでコンクリートと放射性物質の汚染機構に関する研究はほとんどなされていません。そこで、事故時及びその後の環境に晒されたコンクリートと福島第一原子力発電所の廃炉において考慮すべき代表核種(Cs,Sr,U,Pu等)の収着・浸透・溶出に関する基礎データを取得し汚染機構について検討、評価するとともに、中長期を見通し、時間経過とともにコンクリート中の汚染状況や浸透挙動がどのように変化するかなど汚染機構の評価予測手法の検討、開発を推進します。

3.スケジュール

○提案書類受付期間

平成29年9月1日(金曜日)~平成29年9月29日(金曜日) 17時00分
(府省共通研究開発管理システム(e-Rad)を通じて、応募してください。)

○公募説明会

参加申込み方法等の詳細は募集要項を御覧ください。なお、応募者多数の場合は、別途日程を調整させていただく場合があります。

  日時:平成29年9月8日(金曜日) 14時00分~15時00分
  会場:原子力安全研究協会  地下  会議室
          東京都港区新橋5丁目18-7
          アクセス(※原子力安全研究協会ホームページへリンク)
  定員:30名

○課題審査<書類審査、ヒアリング審査>

  平成29年10月~平成29年11月(予定)

○採択課題決定

  平成29年12月(予定)

○事業開始

  平成29年12月以降(予定)



4.募集要項、提案書類様式等

募集要項等の関係資料は、下記よりダウンロードしてください。

お問合せ先

研究開発局 原子力課

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-- 登録:平成29年09月 --