平成24年8月31日
文部科学省では、平成24年度 疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究について、新規に研究拠点の募集を行います。課題の実施を希望される場合は募集要領に基づきご応募ください。
平成19年に京都大学 山中伸弥教授によって初めて作製されたiPS細胞は、細胞治療等の再生医療において難治性疾患、生活習慣病等に対する治療法を根本的に変革することが期待されています。一方で、ある疾患を有する患者体細胞から樹立したiPS細胞(疾患特異的iPS細胞と呼ぶ。以下同じ)は、患者の遺伝情報を保持したあらゆる細胞を作製しうることから、疾患発症機序の解明、薬剤感受性の評価、治療薬開発の画期的なツールとして、これらの研究を加速し新たな治療薬の創出に大きく役立つと考えられています。特に、経済的観点から企業による治療法の開発等に困難をきたす希少・難治性疾患においては、疾患特異的iPS細胞を用いた研究開発により開発コストの劇的な低下、成功確率の上昇が期待されることから、新たな治療薬開発の切り札となる可能性があります。もちろん、希少性疾患以外の多くの疾患においても、疾患特異的iPS細胞を用いた研究が病態解明、新たな治療法開発などに大変重要な役割を果たすことが期待されます。
これらを踏まえて、文部科学省、厚生労働省は、疾患特異的iPS細胞を用いて疾患発症機構の解明、創薬研究や治療法の開発等を推進することにより、iPS細胞等研究の成果を速やかに社会に還元することを目指す「疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究」を協働で実施します。
このたび、疾患特異的iPS細胞を用いた疾患研究及び創薬の成功例を創出することを目的として、iPS細胞作製やその分化誘導技術を有する拠点機関と、厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患克服研究事業)の補助を受けている研究課題及び製薬企業等が共同研究を実施する「共同研究拠点」と、多種多様な疾患の患者体細胞から疾患特異的iPS細胞を樹立して細胞バンクの充実を図ることを目的とした「樹立拠点」について新規募集を行います。詳細は募集要領をご覧ください。
平成24年8月31日(金曜日)から独立行政法人科学技術振興機構のホームページ(※独立行政法人科学技術振興機構のページへリンク)に掲載しますのでご確認ください。
募集内容についての説明会を下記のとおり開催します。(事前登録が必要です)
平成24年9月7日(金曜日)17時00分~19時00分
新霞が関ビル LB階 201D会議室(NISTEP会議室)
(東京都千代田区霞が関3-3-2)
出席を希望される方は、9月5日(水曜日)12時までに、1.氏名 2.所属機関 3.連絡先(メールアドレス)をメール(saiseiq@keytech.jst.go.jp 宛)でご連絡ください。定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります。
彦惣、中村
電話番号:03-5253-4111(内線4378)
メールアドレス:life@mext.go.jp
橋本、森田、東
電話番号:03-5214-7990
メールアドレス:saiseiq@keytech.jst.go.jp
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