小学校35人学級実施に向けて、都内の小学校を萩生田大臣が視察

1月13日(水曜日)
教育

  1月13日、萩生田大臣は江東区立明治小学校を訪れ、35人以下の6年生の授業と、38人の5年生の授業、30人以下で行われていた習熟度別の算数の授業等を視察するとともに、35人学級実施に向けて、全国連合小学校長会長でもある喜名校長と5、6年生の担任の先生と意見交換しました。

  意見交換の中で、先生方からは、現在の40人から35人に減れば、発達への課題等の様々な課題を抱えるお子さんも増えている中で一人一人の子供たちにきめ細かなサポートができるようにもなるし、日常業務負担の改善にもなるのでとてもありがたいというお話がありました。しかし、一方で、学級が増えることで、その分の教員の確保や、質の担保などをしっかり進める必要がある等、様々なお話をお聞きしました。

  萩生田大臣は、就任以来、教職の魅力を向上し、先生になりたいという人を増やしたいと考えており、様々な場面で発信しておりますが、この35人学級の実現はその一歩でもあると話し、教員の働き方改革、ICT環境整備の推進、教員養成課程の改善等全体で変えていき、教員の希望者が少ない現状を改善していきたいと話しました。
  また、先生方からICT支援員やスクールサポートスタッフの存在は大変助かっているとお聞きし、萩生田大臣は、できる限り学校にマンパワーを増やして教員が教員にしかできない仕事に専念できるようにいていきたいとし、引き続き現場の声を聞かせていただきたいとお伝えしました。