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~チリ・アルゼンチン滞在2日目~
G20教育大臣会合(アルゼンチン・メンドーサ)に林大臣が出席

9月5日(水曜日)
教育

無断転載を禁じます。

9月5日、G20教育大臣会合(アルゼンチン・メンドーサ)が開催され、林大臣が出席しました。

G20で教育大臣会合が開催されるのは今回が初めてで、各国の大臣らからカリキュラム改革・教員の資質向上など教育政策が紹介されたのをはじめ、議長国であるアルゼンチンが各国の好事例や奨学金の情報を共有するために立ち上げた2つのインターネット上のプラットフォームの活用が提案されました。

林大臣は「変化の激しい新たな時代における教育の役割」や「日本における教育改革の状況」などについて発言しました。
 発言では、 ある調査で2007年に生まれた子供たちの半数が107歳まで生きると示されたことに触れ、これまでの22、23歳まで学び、約40年働き、15年から20年退職後の生活を送るという生活だと彼らの退職後は40年以上あることになり退職後が長すぎると話し、
「人生100年時代においては、80歳頃まで働く想定に設定を変えていき、80歳で引退となると働き方を変える必要があるとともにリカレント教育が非常に重要になってくる」
と話しました。
 また教育への投資が非常に重要であるとし、日本では2019年10月の消費税増税に合わせて、増税分で3歳から5歳の全ての子供たちへの幼児教育の無償化を2年後から始めることや、誰ひとり意欲や能力があっても経済的な理由で大学進学を諦めることがないように奨学金制度を拡大することなど今進めている教育費負担軽減の取組について紹介しました。
 そしてこれら課題は単に日本の問題であるだけでないとし、
「 人生100年時代の課題は各国が早い段階で直面するであろう問題であり、今こそG20各国で知恵と経験を共有し、これら課題解決に向かっていきましょう」
と意気込みを語りました。

今回の会合では教育の役割の重要性とともに教育政策におけるG20共通の方向性を示した『G20教育大臣宣言』が採択され引き続き協力していくことで合意されました。

会合を終え、林大臣は、
「我々が普段日本で議論していることがG20各国でもほぼ同じように共通の課題であることがよく分かり大変有意義な会合だった。メンドーサ宣言(G20教育大臣宣言)も採択でき、来年 、日本がG20の議長国なので、メンドーサ宣言に書かれたことや今会合の勢いを持続して日本でできることをしっかりやっていきたい」
と話しました。

※【G20教育大臣会合及びG20教育大臣・労働雇用大臣合同会合の開催について(大臣宣言等 結果)】(文科省HP)

※G20・・・主要国首脳会議(G7)に参加する7カ国始め20の国と地域が参加する国際会議