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金井宇宙飛行士が林大臣を表敬訪問
宇宙での実験が若返り解明にもつながる!?

10月30日(月曜日)
科学技術

10月30日、金井宣茂 宇宙飛行士が林大臣を訪問されました。
 金井宇宙飛行士は12月17日を目標に国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在へ向けて地球を出発予定で、今回が宇宙滞在前の最終帰国となります。金井宇宙飛行士は、ISS長期滞在ミッションに向けた意気込みやミッションについて話されました。

金井宇宙飛行士は、日本が初めて実用化し、日本の実験棟「きぼう」内で使用を始めた、宇宙飛行士をサポートする、きぼう船内ドローン「イントボール(Int-Ball)」を紹介されました。
 宇宙飛行士のミッションを解析すると作業時間の10%を撮影に要しているといいます。このドローンは、地上から操作でき、これまで宇宙飛行士自身がしていた作業の様子の撮影を、代わりに地上からすることで宇宙飛行士の負担を軽減することができます。

金井宇宙飛行士は、「きぼう」のほか、日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」の模型も使いながら、「こうのとり」や「きぼう」に寄せられる信頼や、世界から注目を浴びている超小型衛星の放出などの日本のユニークな取組みを紹介しました。

また、金井宇宙飛行士は自身のミッションのテーマである「健康長寿のヒントは宇宙にある」に触れ、
「宇宙空間で生活をすると加齢と同じような体の変化が速いスピードで現れるので、宇宙飛行士や連れて行くマウスの体を調べることで老化のメカニズムの解明が期待されます。また、宇宙飛行士が地上に帰ってくると加齢に似たような体の変化がもとに戻ってきます。なぜそれが戻るのかを調べることで若返りの秘密ではないですが、どうして加齢変化が起き、どうして骨や筋肉が弱くなるのか、それがどうしてもとに戻るのかは、宇宙飛行士だけでなく地上の医学の為にも非常に鍵となるような知見が得られるのではないかと期待されています」
と説明され、林大臣はとても興味深く話を聞いていました。その上で、金井宇宙飛行士のミッションの成功、「きぼう」や「こうのとり」の着実な運用などの我が国の有人宇宙活動に対し激励をしました。

金井宇宙飛行士がISSに滞在している期間の3月3日に、日本では、第2回国際宇宙探査フォーラム(ISEF2:アイセフ・ツー)が開催されます。
 林大臣は、
「つなげてお話しできたらという意味でもとても楽しみにしています」
と話し、最後に、
「ドクターにいうのはなんですが、健康に気を付けて、我々も応援しています」
と伝えると、皆さんから笑いがおき、
金井宇宙飛行士は、
「医者の不養生にならないようにします」と答えられました。

※金井宇宙飛行士 ブログ
※金井宇宙飛行士 Twitter
※JAXA(宇宙航空研究開発機構)HP内 金井宇宙飛行士ページ

日本の実験棟「きぼう」や日本の宇宙ステーション補給船「こうのとり」の模型を使って説明を受ける

金井宇宙飛行士

きぼう船内ドローン「イントボール(Int-Ball)」について説明していただく

左から奥村JAXA理事長・金井宇宙飛行士・林大臣・新妻大臣政務官

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