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林大臣が理研を訪れ脳科学の世界最先端の研究などを視察
「(この先が)非常に楽しみ。現場をみるというのは大事」

10月25日(水曜日)
科学技術

10月25日、林大臣が理化学研究所の脳科学総合研究センターなどを視察しました。

脳科学総合研究センターでは、“精神疾患の患者の細胞から作ったiPS細胞を用いて、疾患の特徴を持った脳の組織を作成し、脳にどのような異常があるのかを調べる研究”などの説明を受けました。
 近年、脳の一つ一つの細胞の活動を、顕微鏡でとらえることが可能となってきていますが、既存の顕微鏡では、その構造上の制約が0.5㎜×0.5㎜四方の極めて狭い視野で、数十個の細胞しか見ることしか出来ませんでした。そこで、同センターでは、大きな対物レンズで広い視野を実現させ、より多くのデータを得ることができるよう、顕微鏡の構造そのものを一から再構築した超広視野蛍光顕微鏡の開発を行いました。
 その結果、開発した顕微鏡では、何と1万個を超える細胞の活動を同時にみることができ、膨大な細胞のデータを得ることに世界で初めて成功しました。
 データを得られたことで、現在は解析をするための機器またはシステムの開発に取り掛かっており、このデータから現象や傾向などを解析し、脳の機能解明、疾患の新たな治療や診断につながることが期待されています。

林大臣は、見る道具が非常に大事であり、道具の開発も同じ研究者がしていることに驚くとともに、
 「(細胞が)見えてからが非常に楽しみですね」
と感想を述べました。

その他、量子力学を利用した量子コンピュータの実現に向け、量子情報技術開発などを行っている創発物性科学研究センターと、113番元素「ニホニウム」の合成に成功した仁科加速器研究センターにおいて、一度にたくさんの原子核を加速することができる、世界最高性能の加速器「超伝導リングサイクロトロン(SRC)」を有するRIビームファクトリーの視察なども行いました。

 視察を終えて林大臣は、世界最先端の研究現場の視察はとても興味深かったと述べ、
「現場を見るというのは大事ですね」と話しました。

世界最高性能の加速器「超伝導リングサイクロトロン(SRC)」

世界最高の加速器の性能を誇る
RIビームファクトリー(RIBF)

脳の機能解明や疾患の克服に向けた
研究を行っている脳科学総合研究センター

脳の機能解明や疾患の克服に向けた
研究を行っている脳科学総合研究センター

脳の機能解明や疾患の克服に向けた
研究を行っている脳科学総合研究センター

量子コンピュータなど最先端の研究を行う創発物性科学研究センター

レゴブロックで作った核図表

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