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カルコン次世代タスクフォース・フォーラムで林大臣が講演

10月6日(金曜日)
文化/教育/国際

10月6日、日米文化教育交流会議(カルコン)・次世代タスクフォーラムが国際文化会館にて開催され、林大臣が講演を行いました。カルコンは、1961年の池田総理とケネディ大領領の合意に基づき、日米の産学官様々な分野の有識者が両国間の文化・教育交流に関する諸問題を討議し、両国政府並びに社会に対し必要な助言・提言を行うことで、文化・教員分野での交流の促進と相互理解の向上を目的としています。

次世代タスクフォースは日米関係を担う人的ネットワークの再構築と次世代リーダーの育成に関して議論を行う分科会として設置され、フォーラムにはウィリアム・ハガティ駐日米国大使や加藤良三元駐米日本大使(カルコン日本側委員長)をはじめ、日米両国から若手研究者及び複数分野において日米間交流に従事している外部有識者など約80名が参加しました。

「私が期待する日米関係を担う『次世代』とは」と題して行われた講演で、林大臣は、アメリカにおける格差の現状を描いたJ.D.ヴァンスの『ヒルビリー・エレジー』やロバート・パットナムの『われらの子ども』を引用しながら、
「かつて人種、性別に限定されていた格差が現在のアメリカにおいてはあらゆる層へと拡大しており、日本においても教育における機会の不平等が格差の固定化につながることが懸念されている。このような格差問題は先進国に共通の課題であり、その解決に向けて日米がリーダーシップを取って協調していくことが重要である」
と述べました。
 また、これからの社会は長寿化と同時に、人工知能等の技術革新に伴う「超スマート社会」に向かっていくことに触れ、新たな知識・技能を習得するだけでなく、それらを実践・応用し、さらには自らで問題を発見・解決に取り組む力を育成することが重要であると参加者へメッセージを投げかけました。
 講演のあと大臣と会場との質疑応答は軽妙な英語で行われ、日米双方の参加者から好評を得て会場は大いに盛り上がりました。

林大臣の講演のほか、「日米交流:次なる協力は」、「次世代教育をどう考えるか:官と民の試み」と題されたパネルディスカッションなどが行われパネリストや参加者を交えた活発な意見交換が行われ、フォーラムは盛況のうちに終了しました。
 フォーラムには文部科学省から林大臣をはじめ、川端国際統括官、里見大臣官房国際課長らが出席しました。

講演を行う林大臣

左から、ハリー・ヒル カルコン米側委員長、加藤良三 カルコン日本側委員長、
林大臣、ハガティ駐日米国大使、シーラ・スミス米側タスクフォース座長、
久保文明日本側タスクフォース座長

カルコン委員及びタスクフォースメンバーの集合写真
(川端国際統括官:最上段左から3番目)

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