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松野大臣 シンガポールで科学技術研究庁長官、文化地域青年大臣、教育大臣と会談
〜大学の研究成果の商業化、産学官連携の推進に橋渡し役の重要性〜

平成29年5月3日(水曜日)
その他

4月30日から5月4日までタイとシンガポールを訪れた松野大臣は、シンガポールで国立大学などの視察の他、グレース・フー文化地域青年大臣、ウン・チーメン教育大臣、リム・チュアンポーA*STAR(エイスター)=技術研究庁長官と会談を行いました。

シンガポールのA*STARは、国内外から優秀な研究者を招き研究を進めるほか、国内外の企業や大学の研究所と連携しています。さらに研究機関としてだけでなく、研究成果の商業化、起業 の支援や、大学と企業などが連携した研究推進、成果の商業化につながるネットワーク形成の機能も兼ねた政府機関です。

A*STARの敷地内を見渡しながら概要をリム長官にご説明いただく様子

松野大臣は、A*STARの敷地内を見渡しながら概要をリム長官にご説明いただくとともに、会談の中で、日本で推進していこうとしている、産学官の連携による新たな産業の創出、大学の研究成果の商業化について意見交換しました。

リム長官との会談の様子

会談の中で、A*STARが担う機能の幅広さや国内外の研究所との連携の状況などを聞き、産学官連携による 産業創出、研究成果の商業化のためには、企業と大学をつなぐ橋渡し役の機関がどう機能するか、その重要性を改めて感じました。来年3月に東京で宇宙探査をテーマとした国際会議ISEF-2(アイセフ-ツー)の参加をお願いするなど、今回の会談を通して、科学技術分野でのさらなる両国の交流、協力関係の推進が期待されました。

フー文化地域青年大臣とは、スポーツと文化に関して両国が行っている政策を中心に意見交換しました。

グレース・フー文化地域青年大臣との会談の様子

フー大臣は、日本を訪れた際、日本のナショナルトレーニングセンターが、大学と連携して科学の視点から選手たちをサポートしていることや、日本では子供の頃からスポーツに親しむ環境があることに感銘を受けたと話されました。
 フー大臣は、多民族国家であるシンガポールにとって、スポーツは国民が一つになるために大切であるとし、2020年の東京大会に向けてだけでなく、それ以降の底上げが必要だと考えていると話されました。松野大臣は、指導員派遣や学校体育を教えるなどスポーツを使った日本の国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」 を是非活用してほしいと伝えました。

ウン教育大臣とは両国の課題を中心に意見交換しました。シンガポールはこれまで知識のための学びが中心だったが、知識を活用する力を身につける学びが重要であること、そして生涯が長くなるであろう今の子供達は、将来、職業を2、3回変わることになると考えており、生涯学習、職業教育が必要になっていくと話されました。
 松野大臣は、新しい学習指導要領の下で日本でも知識をいかせる学びを進めていこうとしていることや、日本人はさらなる国際化の中で、もっと自己主張する力が必要なことを述べ、両国の知恵を実務者レベルで交換することで互いに学べるのではと今後の連携に期待を示しました。

ウン・チーメン教育大臣との会談の様子

シンガポールで松野大臣は、各大臣らとの会談のほか、シンガポール国立大学(NUS )や、起業家育成や起業支援などNUSの「起業」に関する機関「NUSエンタープライズ」の関係者と意見交換したほか、NUSエンタープライズが 毎年開催している研究成果の見本市「イノブフェスト・アンバウンド」等も視察しました。

シンガポール国立大学(NUS )での意見交換の様子

イノブフェスト・アンバウンド視察の様子

また、最後に、「伝統とイノベーション」をテーマに日本文化の情報発信拠点として2009年に開設された「ジャパン・クリエイティブ・センター(JCC)」を視察しました。建物内には各県のポスターや日本企業のPR展示がされており、それらの説明や日本とシンガポールの外交関係樹立50周年に合わせて行われた昨年の活動を報告頂いた他、現地で活動する日系企業の方々との意見交換をしました。

JCCにて篠田特命全権大使(左から5人目)や日系企業の方々らと

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