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バンコク日本人学校、泰日工業大学などを視察
〜バンコク日本人学校を拠点として日本型教師教育の海外展開モデル構築を〜

平成29年5月2日(火曜日)
教育

タイ訪問で松野大臣は各大臣との会談の他、世界最古で最大の日本人学校「バンコク日本人学校」と日本への留学経験者が中心となって設立した「泰日工業大学」などを視察しました。

小・中学生約2700人が学ぶ、バンコク日本人学校では、授業視察や文科省が海外へ教師を派遣する海外派遣教員制度の拡充について要望をいただいた他、東京学芸大学と共同で進めている日本型教師教育の海外展開のプロジェクトについて意見交換を行いました。

小学生の英語の授業の視察

全中学生に向けて松野大臣挨拶

現地では教える教員の半数が学校採用であり、すぐに担任を持つこともある中、新卒採用など若手が多く、ベテラン層の教諭が足りない現状をお聞きしました。
 また、学校の理事を務める日本企業の方からは、これからのグローバル教育促進のためには日本の教員もグローバル化が必要で、是非、日本人学校を受け皿として、日本の教員が国際教育を学ぶシステム構築に生かしてもらえたらと提案も頂きました。

松野大臣は、国内でも教員のベテラン層が十分でないという現状があり、教員の育成、人材確保への対策の必要性について話すとともに、海外の日本人学校へ派遣する教員の質・量の充実を図っていきたいと伝えました。

日本人学校関係者との意見交換の様子

また、バンコク日本人学校は、日本型教師教育の特徴である授業研究をタイに展開するための拠点となっています。これは現在文科省が進めている日本型教育の海外展開事業の先進的な取り組みとして動き出したもので、共同で進めている東京学芸大学の出口利定学長とともに、今後の展開などの意見交換を行いました。

泰日工業大学では、大学設立の経緯、そして、学生の授業内容や卒業後の実績などの説明を受けた後、教室を視察しました。この大学では日本のものづくりの心を大切にし、実務経験者の意見を反映したカリキュラムを作成し、卒業後、主に日本企業の即戦力となるような学びを実践しています。例えば、自動車メーカーのトヨタやパナソニックの製造工程の一部を再現し、学んでいる他、最新の精密工作機器を使って授業をしています。

松野大臣は、学生から説明を受ける中で、日本語の能力の高さに感心するとともに、日本企業と連携したかなり実践に近い授業に、さらなる日本企業への人材輩出や、両国の大学間連携に期待を示しました。

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