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松野大臣アメリカ訪問 後編

平成29年1月16日(月曜日)
その他

ジョン・ヘネシー スタンフォード大学前学長との意見交換

無断転載を禁じます。
動画は、アメリカ訪問前編と同じです。

アメリカ訪問2日目の12日は、起業創出やベンチャー企業支援、産学官連携などの知見得るため、シリコンバレー地区にある企業などを回りました。
 最初に訪れたのは、ベンチャーの起業創出から創設間もないベンチャー企業を軌道に乗せるための支援、国際的な大企業とのマッチングを総合的に実施する、Plug and Play Tech Center(プラグ・アンド・プレイ・テックセンター)です。
 収益構造や運営体制、具体的なネットワーク形成の方法などについて聞いたほか、日本におけるベンチャー企業創出の活性化のポイントなど多くの質問にお答えいただきました。

また、Google本社を訪れ、Googleが開発しているコンピューターサイエンス教育システムの説明を聞き、それらの活用による教師の負担軽減や学習効果、今後の技術革新を見据えて子供たちが習得すべきコンピューターサイエンスの知識などについて意見交換も行いました。
その他、
・SRI International(スタンフォード・リサーチ・インスティチュート・インターナショナル)
・スタンフォード・マネージメント・カンパニー
・スタンフォード大学Bio-X(バイオエックス)
を訪れました。

スタンフォード大学Bio-Xでは、大学病院などでニーズを調査し、生物工学・生態臨床医学の領域で、人文・工学・医学系など分野を横断しての研究を進めて起業創出に取り組んでいます。発明あっての事業展開だけではなく、患者の症状改善や医療現場の問題解決に直接つながるニーズの発見から出発し、研究を進めていく重要性についても意見交換することができました。

アメリカ訪問最後は、ハワイ島マウナケア山の山頂、『すばる望遠鏡』を視察しました。『すばる望遠鏡』は国立天文台が運用している光学赤外線望遠鏡です。一枚鏡のものとしては世界最大級の口径 8.2 m。満月の9個分の広い視野と、天体からの微弱な光をも集める能力を兼ね備えています。
 晴天率が高く、大気の影響を減らすことができるため、富士山より高い、標高約4200mのマウナケア山頂に建設されました。酸素濃度は地上の6割。視察では、高度に順応するため標高約2800mにある中間施設で一度休憩し、山頂施設では、酸素ボンベを使用して視察を行いました。

138億光年前にできたと言われる宇宙。地球から138億光年先まで宇宙があることは立証されているそうです。『すばる望遠鏡』は、これまで、地球から130億光年先にある宇宙最遠方の天体を捉えたほか、「第二の木星」の直接撮影に成功するなど、未知の天体を見つけることのできる世界で一番高い能力を持つ望遠鏡です。

『すばる』では、国立天文台ハワイ観測所に日本から21人の職員が赴任し、ハワイ大学の研究員等地元の人材など、94人の職員が山麓施設も含めて日夜働いています。 また、日本の研究チームだけでなくさまざまな国際研究チームが利用しており、研究者らから、今どのような研究をしているかの他、「各チームは、すばる望遠鏡で観測するために年2回の観測提案時期に申請し、国際的な審査を経て観測時間を獲得していること」、「観測データは、18ヶ月間は観測したチームが占有して使用でき、その後世界に公開されること」、「新しい観測装置なども国際共同で開発を行い日本の技術で国際貢献していること」などを説明いただきました。

視察を終え、松野大臣は、「引き続き世界に誇る成果をあげてほしい」と期待を示しました。

また、この日の前日には現地で国際共同研究に携わる研究者との意見交換会も行いました。

文部科学省では1月19日に第1回オープンイノベーション共創会議を開催し、今回の出張で得られた成果も踏まえながら本格的な産学官連携をどう進めていくべきか、特に大学等に民間から投資を呼び込むための改革方策などについて検討していきます。

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