「これからの図書館の在り方検討協力者会議」(第19回)議事要旨

日時
  平成20年6月9日(月曜日)10時~12時

場所
  文部科学省7F1会議室

1. 科目検討ワーキンググループの議論のまとめについて

   全体

    • 「図書館資料に関する科目」と「図書館サービスに関する科目」の順番を入れ替えた方が良いのではないか。
    • 2-3-(3)「科目の設定と体系」の今の表現では、各科目を2単位で開講することが適切であるとする説得力に欠けるのではないか。また、5.「図書館特論」では、既存の選択科目が存続しているものではなく、必修科目として新設する考えであることを明記した方が良いと考える。
    • 4.において、省令で定める科目にふさわしいかをチェックする仕組みや、司書課程の専任教員・スタッフの数を今後検討する必要があるということを、項目を立てて記載すべきではないか。また、修了者、担当教員、司書課程の評価について、それぞれ整理して記載した方が良いと考える。

   科目について

    ○図書館情報技術演習

    • 「コンテンツの管理」は、「電子資料の管理」と言い換えることとする。また、ホームページによる情報発信も、この「電子資料の管理」に含まれるものとする。 

    ○図書館経営論

    • ボランティアの記述は、「図書館の経営形態の多様化」より「図書館の組織・職員」の事項のところに図書館協議会と併せて入れた方が適切と考える。
    • ボランティアには、住民の自立的な活動と図書館の連携と、生涯学習であるボランティア活動への支援の2つの側面がある。前者は経営論、後者はサービス論になることを認識しておくべきではないか。

    ○図書館サービス演習

    • 「利用者サービスの基本」では、相互協力や相互貸借ではなく個々の業務の相互の関係であるということを明示するため、「相互の関係」とした方が良いと考える。また、リクエストの位置づけがわかりにくいのではないか。

    ○図書館特論

    • 科目の説明部分において、今日的な問題を選択して講義できる旨を明確にされたい。

2.その他

    これまでの意見及び試案の修正については、主査一任で了承
    事務局から今後の流れについて説明

    以上

 

 

お問合せ先

生涯学習政策局社会教育課

-- 登録:平成21年以前 --