「これからの図書館の在り方検討協力者会議」(第6回)議事要旨

1.日時
    平成20年12月22日(月曜日)15時00分~17時00分

2.場所
    文部科学省7F1会議室

3.議事等

  1. 報告書案について
        【本文】
    •  本報告書で挙げる「図書館に関する科目の基本的な考え方」は、図書館法改正を受けて、大学において履修すべき図書館に関する科目について述べたものであって、今後の司書講習の位置づけや科目については、司書の養成に関するその他の事項の中で挙げるものと考える。 
    •  司書資格取得者の就業の場に関する情報提供を行うのは、司書課程としてではなく、大学としてであることを確認したい。 
    •  本報告書本文中の“資料”は“情報資源”にそろえる必要がないか見直しが必要と考える。 
    •  科目の設定にかかる説明では、単位数を拡充した全科目について、拡充内容を明記することとする。 
    •  「図書館に関する科目の各科目の考え方」における説明では、概論科目、他の講義科目、必要に応じて演習を行う講義科目、演習科目で、それぞれ表現を統一するものとする。 
    •  「司書の養成に関するその他の事項」において、図書館に関する領域を専門とする専任教員の確保のことについては、丁寧に説明する必要があるのではないか。新しい養成課程の科目を広く管理・指導できる専任教員の設置自体は必要であると協力者会議が考えていることを示すことが必要と考える。
    •  専任教員の確保に関連して、大学及び司書講習における司書養成体制の在り方やその外部評価の必要性等について述べるべきと考える。
       

    【科目】

    •  『図書館概論』で掲げる歴史に関する科目内容は「図書館の歴史」とし、「資料の歴史」は、現行の『図書館資料論』の科目内容を踏襲して『図書館情報資源概論』の内容とする。
    •  『選択科目』は講義・演習ともに1単位としているが、協力者会議としては、大学の事情に応じて単位数を増やし内容を充実させることが望ましいと考えていることを示すべきではないか。
    •  『選択科目』は、必修の各科目で学んだ内容を掘り下げるというより発展的に学ぶという表現の方がよいのではないか。 
    •  『図書館施設論』の科目内容は、サービス提供のための施設としての図書館について解説し、施設計画等について触れるものとしたい。 
    •  『実習』について、協力関係の土壌形成は今後の課題ではあるが、大学と受入先となる図書館との相互理解・協力・連携が重要であることを述べることが必要と考える。 
    •  科目名は、省令表記と完全に同じである必要はなく、科目内容により省令科目に該当するか判断されるものであることを確認したい。

 

  1. その他
      今後の修正等は主査一任で了承
        事務局から今後の流れについて説明       

                                                                                                                以上

 

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生涯学習政策局社会教育課

-- 登録:平成21年以前 --