資料5

図書館職員の研修の現状について

1.図書館長

  実施主体 対象 研修名 趣旨 修了証書
国の研修 文部科学省
筑波大学
国立教育政策研究所
社団法人日本図書館協会
公立図書館の館長に就任して1年未満の者 新任図書館長研修 新任の館長に対し、図書館の管理・運営やサービスに関する専門的知識や図書館を取り巻く社会変化、電子化技術の動向などについて教授し、館長の資質の向上を図ることにより、公立図書館の管理運営の向上及び情報提供サービスの高度化を図る。 授与(4/5以上出席、レポート提出)
都道府県の研修例 山梨県教育委員会 図書館長、その他管理的立場にある者 市町村図書館長等研修 図書館長に対して最新の図書館情報や図書館運営に関する研修を行い、域内図書館の全体的な水準の向上を図る。
また、図書館未設置市町村の公民館図書室等の代表者や行政担当者に今後の図書館設置に役立つ情報を提供する。
なし

2.図書館司書

  実施主体 対象 研修名 趣旨 修了証書
国の研修 文部科学省
開催都道府県・指定都市教育委員会
  1. 公共図書館の司書で図書館勤務経験が3年以上の者
  2. 公共図書館の司書で、研修テーマに関連する業務に従事している者
  3. その他主催者が上記と同等と認めたもの
図書館地区別研修 図書館職員の資質向上を図るため、各図書館において指導的立場にある中堅以上の司書を対象とした地区別研修(6地区)を実施し、図書館業務の専門的な知識・技術の習得を図る。 授与(4/5以上出席、レポート提出)
文部科学省
国立教育政策研究所
公共図書館に勤務する司書、勤務経験がおおむね7年以上で指導的立場にある者、その他主催者が認めた者 図書館司書専門講座 司書としての専門的な知識・技術についての研修を行い、図書館における指導的立場としての力量を高める。 授与(4/5以上出席)
都道府県の研修例 千葉県立図書館 新任職員 新任職員研修会 新任職員を対象に図書館業務の基礎的な事項について研修し、広い視野に立って日常業務を行うための見識を養うことを目的とする。 なし
新任職員 レファレンス研修会 レファレンスに対する基礎的な知識や技術の研修を行う。 なし
初任職員(児童サービス0〜3年) 児童サービス基礎研修会 児童サービス初任者に基礎的な知識や技術の研修を行う。 なし
初任職員(3年未満の勤務経験者、インターネット検索初心者) 情報化対応講座 インターネットを利用した情報検索や相互協力についての研修を行う。 なし
中堅職員(勤務年数3年以上) 中堅職員研修会 社会の変化や住民の学習要求に対応した図書館の運営やサービスのあり方について考えるとともに、その課題解決に向けた参加型の演習を行う。 なし
中堅職員(レファレンス業務経験3年以上) レファレンス研修会 レファレンスに対する専門的な知識や技術の研修を行う。 なし
中堅職員(勤務年数3年以上で主にカウンター勤務者) 情報化対応講座 インターネットによる情報検索の演習・講義を行う。 なし