司書等の研修体系について

「社会教育主事、学芸員及び司書の養成、研修等の改善方策について」
（平成8年生涯学習審議会社会教育分科会報告）別紙9

	国（関係機関を含む）	都道府県（関係機関を含む）	市町村
目的・ねらい	高度かつ専門的な内容の研修を行う。 全国的・国際的動向の理解など広い視野から職務を遂行するための研修を行う。 管理職の資質向上を図る。 参加者相互の研鑽と交流により、全国的な人的ネットワークの形成に資する。	経験年数に対応して実務上必要な事項の研修を行う。 地域社会の動向に対応した図書館の運営に関する研修を行う。	日常業務に係わる実務研修を中心に行い図書館サービスの向上を図る。
対象	図書館長 指導的立場にある中堅の司書	市町村立図書館長 当該都道府県内の司書及び司書補	図書館職員全般
研修領域・内容	高度かつ専門的内容の研修（レファレンスサービス、児童サービス等） 全国的・国際的動向に関する研修（情報化と図書館、施策等） 図書館経営に関する高度な研修（サービス計画、マネジメント等）	初任者・中堅等の経験別の実務全般についての研修（事業計画、各種サービス、図書館間協力等） 地域社会の動向に関する研修（ニーズの把握、関係機関との連携等）	図書館業務全般
研修方法	講義の他、課題別のグループワークによる演習等 長期にわたる宿泊研修 海外研修 通信教育、遠隔教育等	講義・研究協議等 図書館等視察研修 市町村立図書館からの長期派遣研修の受入れ	館内研修 職員相互の指導・助言
支援体制	都道府県レベルの研修を企画・指導できる人材を育成 関連する情報の収集・提供、研修プログラムの開発・提供などを通じて都道府県・市町村を支援	関連する情報の収集・提供を通じて市町村を支援