第3章 2子どもの読書活動への支援の状況 (3)読み聞かせの状況



2 子どもの読書活動への支援の状況

(3) 読み聞かせの状況
1本を読んでもらった経験
<児童・生徒調査(問9)>
 小さい頃、本を読んでもらった経験は、「よく読んでもらった(50パーセント)」、「時々読んでもらった(37.1パーセント)」をあわせると、9割近くが本を読んでもらった経験があると回答している。

図表3-2-3 本を読んでもらった経験(全体、学年別)

<保護者調査(問19)>
 子どもの頃、本を読んでもらった経験では、最も多いのが「あまり読んでもらえなかった(39.2パーセント)」であり、「読んでもらえなかった(19.9パーセント)」とあわせると半数以上がどちらかといえば読んでもらえなかったと回答している。

図表3-2-4 子どもの頃、本を読んでもらった経験(全体)

2自分の子どもに本の読み聞かせをしていた時期
<保護者調査(問20)>
 自分の子どもに本の読み聞かせをしていた時期は、「6歳になるまで(25.3パーセント)」と「小学校低学年まで(22パーセント)」がそれぞれ2割台である。小学校中学年や高学年まで読み聞かせをしていた回答もあり、読み聞かせの時期の幅が異なっている。

図表3-2-5 自分の子どもに本の読み聞かせをしていた時期(全体

3自分の子どもに本の読み聞かせをしていた頻度
<保護者調査(問21)>
 読み聞かせの頻度については、「週に3、4回(33.7パーセント)」「週に1、2回(25.8パーセント)」「毎日(24.1パーセント)」の順で多い。多くの保護者が毎日か数日おきに読み聞かせをしていたとしている。

図表3-2-6 自分の子どもに本の読み聞かせをしていた頻度(全体)


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