平成28年度「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業

   平成28年度「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業(平成28年度予算額:約15億3,300万円)について、別添のとおり採択先を選定しました。

1. 事業概要

   本事業は、専修学校、大学、大学院、短期大学、高等専門学校、高等学校等の教育機関、業界団体・企業、その他関係機関で構成される委員会を組織し、各地域の人材ニーズに対応した教育プログラムの開発・実証、社会人等が学びやすい学習システムの導入促進、専門分野又は専門分野横断的なグローバル人材育成のために必要な知識・技術・能力に関する実態調査及び国内外の職業資格枠組みに関する調査研究並びにグローバル人材養成のためのリカレント教育プログラムの開発、後期中等教育段階における特色ある教育推進のための教育カリキュラムの開発に関する取組を展開する。

2. 選定状況

   平成28年4月6日から4月27日(※熊本地震の影響により、企画提案書等の作成に支障が生じた機関については5月10日)まで公募を行い、99件の申請を受け付けました。その後、「生涯学習推進課専修学校教育振興室委託事業審査委員会」等において審査を行い、76件の取組を選定しました。
    また、平成28年10月4日から10月25日まで2次公募を行い、9件の申請を受け付けました。その後、「生涯学習推進課専修学校教育振興室委託事業審査委員会」等において審査を行い、6件の取組を選定しました。

(参考)

1. 職域プロジェクトA(「地域版学び直し教育プログラム」の開発・実証):74プロジェクト

   これまで本事業で開発された全国的な標準モデルカリキュラムや既存教育カリキュラム等を活用して、各地域の専修学校等において、地元の企業や業界団体等の人材ニーズを踏まえた「オーダーメード型教育プログラム」の開発・実証を行うとともに、その課題とノウハウを蓄積し、とりまとめ、全国に提供することにより、誰もが学びやすい環境の整備を目指す。
   さらに、教育プログラムの開発に伴う成果を、全国的な標準モデルカリキュラム等への反映を検討する。
   このほか、専門分野又は専門分野横断的なグローバル人材育成のために必要な知識・技術・技能に関する実態調査及び国内外の職業資格枠組みに関する調査研究、又はグローバル人材養成のための教育プログラムの開発を実施する。

2. 職域プロジェクトB(「特色ある教育推進のための教育カリキュラム等」の開発・実証):8プロジェクト

1.  高等専修学校と高等教育機関との連携による実践的職業教育
   高等専修学校において、後期中等教育段階から高等教育機関への進学や就業への継続性のある教育カリキュラムの開発・実証を行い、成果を取りまとめ、広く全国に提供する。

2.  特別に配慮が必要な生徒等が学ぶための教育カリキュラムの開発・実証
   専修学校において、発達障害など特別に配慮が必要な生徒等が学ぶための教育カリキュラムの開発や、就労支援プログラムの開発などを実施し、広く全国に提供する。

お問合せ先

総合教育政策局生涯学習推進課

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(総合教育政策局生涯学習推進課)

-- 登録:平成28年09月 --