家庭教育は、すべての教育の出発点であり、子供の基本的な生活習慣や自立心の育成、心身の調和のとれた発達を図る上で、重要な役割を担うものである。
近年、共働き家庭の増加や地域のつながりの希薄化など、家庭を取り巻く環境が変化する中、地域全体で家庭教育を支える仕組みづくりが一層重要となっている。また、子育てに様々な悩みや不安を抱えつつも、支援が届きにくい家庭も存在し、こうした家庭に対するアウトリーチ型支援(※)の取組が求められている。
加えて、ICTの急速な普及、グローバル化の進展など、社会が大きく変化する中、今般のコロナ禍により、その流れは加速しており、家庭教育支援の内容や方法面での質的な改善を図っていくことは喫緊の課題である。
こうした状況を踏まえ、今年度の協議会においては、コロナ禍をはじめとする社会の変化に対応した効果的な家庭教育支援の取組について協議し、地域の実情に応じた多様な手法によるアウトリーチ型支援の充実を図る。
※アウトリーチ型支援:今回の研究協議会においては、「家庭教育の自主性を尊重しつつ、地域の実情に応じた多様な手法により、保護者に寄り添い届ける家庭教育支援の取組全般」を指す。
令和3年2月18日(木曜日) 13時30分~16時30分
オンライン開催
【パネルディスカッション】
・地方自治体の事例や取組を交えながら、多様な手法によるアウトリーチ型支援について議論しました。
【ワークショップ】
・参加者を家庭教育支援に関する関心事項をもとにグループに分け、テーマについて協議しました。
詳細は、以下のチラシを御確認ください。
文部科学省
厚生労働省
本資料は、パネルディスカッション・ワークショップのそれぞれの概要を、文部科学省においてとりまとめたものです。
総合教育政策局地域学習推進課家庭教育支援室