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中高生を中心とした子供の睡眠習慣に関する科学的知見の整理分科会(第3回)議事概要

日時

平成27年2月16日(月曜日)10時00分~12時00分

場所

文部科学省生涯学習政策局会議室

出席者(敬称略)

委員

田中秀樹、原田哲夫、福田一彦 

文部科学省

藤江男女共同参画学習課長、枝家庭教育支援室長、塚田家庭教育支援室室長補佐

議事概要

(1)事務局より、資料2(平成27年度子供の生活習慣支援に関する予算案)、資料3-1及び3-2(第3回中高生を中心とした子供の生活習慣が心身へ与える影響等に関する検討委員会の検討状況)について説明。

(2)事務局より資料4-1(中学生・高校生等、保護者用普及啓発資料案)について説明。

(3)討議。
○ ただ字が並んでいるだけでは、中高生の興味は引けないので、なるべくイラストなどをちりばめてカラフルにするとよいだろう。実際に中高生に使ってもらって、意見を聞きながら改訂していくという作業も将来的には必要かもしれない。

○ 動機づけのために、早寝早起きをすると成績が良くなると言っても、響くのは一部の生徒だけ。私も授業をする際には、スポーツの成績があがるとか、肌がきれいになるとか、生徒に合わせて使い分けている。肥満、肌荒れ、便秘などは女性にとっては効果があるだろう。
    気をつけなくてはいけないのは、例えばスマートフォンを使うなとか頭ごなしに否定しないこと。子供に限らず大人もそうだが、自分が興味を持っていることを真っ先に否定されると、以降聞く耳を持たなくなってしまう。スマートフォンの場合は、夜中の明るい光の悪影響について理解してもらった上で、ではスマートフォンはどうか、テレビゲームはどうかと、自分で考えてもらうようにしている。

○ クイズがどれも意外性に欠けている。大人も含めて、興味をもってもらうには、意外性が大事。当たり前の答えだと正解だったと満足してそこで終わってしまうが、当たり前だと思っていたことが実は間違いだったとなると、興味をもって解説まで読んでもらえる。

○ 掲載している調査の結果だが、グラフが出てきただけで拒否反応を起こす生徒もいる。分かりやすさを重視した見せ方を工夫する必要がある。

○ 同じ結果のグラフでも、中高生用と指導者用では見せ方を変えたらどうか。「よくある」と「ときどきある」、「あまりない」と「ない」をまとめて、2つに絞るだけでもシンプルで見やすくなる。

○ 事務局からの説明で、がんと体内時計との関係は統一的な見解がないという話が出たが、WHOでも、交代勤務が喫煙等に次いで、がんの高いリスク要因として挙げられている。中高生が不規則な生活ですぐにがんになることはないが、知識として不規則な生活習慣はこんなにもリスクがあることだということは教えた方がいいのではないか。

○ 今回まとめる内容が、これまでやってきた「早寝早起き朝ごはん」とは何が違って、何が新しいのかということをはっきりさせた方がいい。そうしないと、これまでもやってきたじゃないかということで、現場には響かないだろう。例えば、同じ行動でもタイミングや長さによって与える影響が違うというような内容を入れたなど、明確なコンセプトがあると現場には伝わりやすい。

(4)事務局より資料4-2(中学生・高校生等指導者用資料案)について説明。

(5)討議。
○ 私が学生と学校の教員の協力で作成したマニュアルは、20分でクイズを使った授業をして、チェックシートを書いてもらい、残りでそれをチェックするという、1時間程度の構成になっており、使用するスライドにも話し原稿を入れて、すぐに授業に使えるようになっている。そのまま授業に使用できる形で作らないと、現場で使ってもらうには、難しいのではないか。

○ 22ページに「早め(遅くとも24時)に寝るよう心がけさせる必要がある」という記述があるが、これは24時に寝ればいいのだという誤解を与える恐れがあるので、削除をお願いしたい。必要な睡眠時間を確保するためには21時ごろには寝る必要があるし、遅くともという書き方をするならば、22時くらいになるだろう。

○ 大学生の睡眠時間と不健康感の訴えの国際比較データがあるので、資料の中に掲載してはどうか。睡眠時間が短いと不健康感を訴える割合が高く、日本、台湾、韓国などの東アジアの国は他の地域と比べて極端に悪くなっている。2006年に大学生を対象に調査したものだが、中高生が見てもインパクトはあるだろう。

お問合せ先

生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室

(生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室)

-- 登録:平成27年03月 --