都市化、核家族化、少子化など子育てや家庭教育を支える地域の環境が変化する中、あらためて、親子のコミュニケーションなどによって育まれる家族のきずなや、家庭でのルールづくり、「早寝早起き朝ごはん」といった子どもたちの基本的な生活習慣づくりなど、親子で話し合ったり、一緒に取り組むことの大切さを社会全体で呼びかけていくため、社団法人日本PTA全国協議会との共催により、平成22年7月1日から9月3日において募集いたしました「親子で話そう!家族のきずな・我が家のルール」に関する三行詩について、10月27日の選考委員会において、優秀作品を選定いたしましたのでお知らせいたします。
なお、優秀作品については、 11月27日に開催する「第1回全国家庭教育支援研究協議会『社会全体で支える家庭と子育て研究フォーラム』」において、表彰式を行います。
56,225作品
◆小学生の部
自動車の音、自転車の音、足音、わたしにはわかる おかえりなさい(井口 なみ 和歌山県 海南市 小学校4年生)
◆中学生の部
ホッとする 働く母の 置き手紙(立石 京 長崎県 佐世保市 中学校2年生)
◆一般の部
冷房代 節約するため リビング集合 団欒復活 猛暑に感謝 ~思春期の子を持つ母~(阿部 伸子 埼玉県 志木市)
◆小学生の部
学校でそだてた大切なミニトマト。1つはパパのおべんとうに、もうひとつはいもうととはんぶんこ。(佐々木 鞠 岐阜県 岐阜市 小学校2年)
◆中学生の部
「頑張らなくていいからね。」 その一言で 頑張れたよ、ありがとう、ばあちゃん(武田 圭一郎 愛媛県 松山市 中学校2年生)
◆一般の部
我先にと 話したくて堪らぬ三姉妹 番号順にお呼びしますので どうか、箸を進めてお待ち下さい(別所 亜紀子 神奈川県 川崎市)
◆小学生の部
母のあじ しょう来わたしの 十八番(関本 雅 宮城県 東松島市 小学校3年生)
◆中学生の部
「テレビはオフ」 家族のごはんで 「会話はオン」(上原 由莉子 沖縄県 島尻郡座間味村 中学校1年生)
◆一般の部
「いってらっしゃい」 門に立って送り出す でも すぐに家には入らない あの角で あなたがもう一度振り返るのを 知っているから(加藤 寿子 岐阜県 海津市)
◆小学生の部
かえりが おそいお父さんとの たのしみは 早起きして いっしょに 食べる 朝ごはん(満原 愛翔 佐賀県 杵島郡白石町 小学校2年生)
◆中学生の部
朝、目覚めたら まずは『おはよう』 心のスイッチ。(笹川 夏実 新潟県 南蒲原郡田上町 中学校1年生)
◆一般の部
添い寝して 毎晩楽しむ読み聞かせ 布団で体はぽっかぽか 絵本で心もぽっかぽか(笠 ゆかり 福岡県 福岡市)
◆小学生の部
○ぼくのおとうさんは、かえってくるのがおそいんだ 早おきしたらあえるから 早おきするのがたのしみだ(六鎗 昂助 青森県 小学校2年生)
○夜ごはん。みんなで話そう。今日のこと。 (渡部 伊織 千葉市 小学校6年生)
○ぼくのとなりは おかあさん はんたいのとなりは おとうさん あさまでいっしょに おやすみなさい(菊地 輝 岩手県 小学校1年生)
○ママの気持ち、してみて分かる お手伝い。( 粂川 彩華 栃木県 小学校1年生)
○ごほうびは おもちゃかうより だっこして(下岡 大和 広島県 小学校1年生)
○お母さん、たくましくなれと 言うけれど 大丈夫 たくましいお母さんの 子どもだもん(中野 和也 山口県 小学校3年生)
○なぜだろう しかられるのに大すきなお父さん、お母さん なぜだろう けんかするのに 大すきなお兄ちゃん、妹、弟( 岡田 充騎 香川県 小学校2年生)
◆中学生の部
○「ただいま」「おかえり」 家族できめた 愛言葉(鈴木 涼介 福島県 中学校1年生)
○うちの母 文句の数だけ 愛がある(臼井 皓樹 栃木県 中学校3年生)
○心が深く傷ついたときでも 家に帰って、ごはんを食べて次の日起きればもとどおり。家族は僕の絆創膏(矢﨑 啓太 北海道 中学校3年生)
○大会が終わって「オレのシュートどうだった」と聞いた。「へたくそだった」と兄、「まあまあかな」と父はいう。
くやしいけど、また聞きたくなるんだよなあ、家に帰ると。( 山﨑 文也 岩手県 中学校3年生)
○毎朝の「いってらっしゃい」は 私の背中をおしてくれる 大切な言葉(尾﨑 ナナ 愛知県 中学校2年生)
○少しの会話 それでも大きな コミュニケーション(本間 賢人 東京都 中学校3年生)
◆一般の部
○「いただきます!」 毎朝家族全員で朝ごはん。それが我が家の朝の始まりです。(馬場 美紀 福島県)
○部活から 帰る我が子に 有難うと そっと さし出される空の弁当箱 その一言が心に染みる夕暮れどき(諏訪 千秋 石川県)
○メールより 目を見て話せば すぐ解決!(髙橋 健太 愛知県)
○久々に つないでびっくり 息子の手 あの頃の もみじのおててが 懐かしい(木村 奈々子 茨城県)
○“パパの代わり、頼んだよ” そう書き残し出張へ 「今日から僕がパパだよ。」 そう言う息子が大きく見えた(栃尾 安奈 兵庫県)
黒田 秀郎 |
厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課少子化対策企画室長 |
角谷 詩織 |
上越教育大学大学院学校教育研究科准教授 |
田中 孝一 |
文部科学省主任視学官 |
俵 万智 |
歌人 |
中橋 恵美子 |
NPO法人わははネット理事長 |
服部 幸應 |
服部栄養専門学校理事長・校長 「早寝早起き朝ごはん」全国協議会副会長 |
疋田 敏明 |
社団法人日本PTA全国協議会副会長 |
古河 久人 |
住友生命保険相互会社執行役員 |
宮崎 活志 |
文部科学省視学官 |
募集対象 |
小学生、中学生、保護者、教職員等 |
募集内容 |
「親子で話そう!家族のきずな・我が家のルール」に関する三行詩 |
募集期間 |
平成22年7月1日~平成22年9月3日 |
主催 |
文部科学省、社団法人日本PTA全国協議会 |
電話番号:03-6734-2927
-- 登録:平成22年11月 --