「公民館海援隊」参加一覧

「公民館海援隊」参加一覧

平成22年8月6日現在(計25館)

北海道虻田郡倶知安町公民館
秋田市中央公民館
秋田市東部公民館
秋田県湯沢市湯沢公民館
山形県天童市高擶公民館
福島県河沼郡会津坂下町金上公民館
東京都杉並区社会教育センター
西東京市芝久保公民館
神奈川県藤沢市善行公民館
新潟県新潟市北地区公民館
富山県魚津市大町公民館
長野県松本市北部公民館
愛知県豊田市生涯学習センター竜神交流館
大阪府貝塚市立中央公民館
島根県松江市古志原公民館
島根県浜田市安城公民館
島根県出雲市鳶巣コミュニティセンター
島根県益田市都茂公民館
岡山県岡山市立京山公民館
岡山県岡山市立吉備公民館
香川高松市三谷コミュニティセンター
愛媛県松山市久米公民館
愛媛県新居浜市立泉川公民館
熊本県荒尾市中央公民館
沖縄県那覇市若狭公民館 

主な取組内容

北海道倶知安町公民館(0136-22-4151)

「変わらぬものの価値」。このことを公民館活動の基本として、継続したさまざまな取り組みを行っている。講座からサークル作りへ、そしてサークルから地域学の指導者を。継続してきたからこそ、人材が輩出してきた。

  • 長寿講座の一つ「羊蹄太鼓(ようていたいこ)」講座は、昭和58年から現在まで途切れることなく続いている。昭和38年創作の「羊蹄太鼓」を町の宝物に、と町民有志が団体を作り行政がモノ(太鼓)とバ(練習と発表)の提供を行うという、協働の関係がよく保たれている。平成9年には町の無形文化財として指定された。北海道各地から20数団体が公民館大ホールに集まって太鼓三昧の「和太鼓の響演」は、太鼓保存会と公民館が一体となって実施している恒例の行事として定着し、まさに「太鼓が紡いだ人と人、人と地域の絆」と云える。 

秋田県秋田市中央公民館(018-824-5377)

  • 本中央公民館では、昨年度(平成21年度)から管内全8小学校区において、公民館運営協力委員や地域関係者(機関)と協力しながら、地域に出向いていくことを基本として、その小学校区の地域にこだわり、その地域の人材を活用するなどして、その地域の課題や話題、さらには、文化や歴史などを取り上げて、地域に対する理解を深めるとともに、地域再発見・再認識をはかるために、『中央公民館地域別学習講座』を行っている。昨年度は、8小学校区全体で延べ276名の参加者があった。今年度については、10月頃の実施予定で内容等を検討中。

この講座を通して、地域や他の地域の住民との交流も図られ、地域の活性化につながり、地域の絆や元気づくりに役立つことを願って取り組んでいる。

秋田県秋田市東部中央公民館(018-834-2206)

山谷番楽伝承活動事業

  • 山谷番楽(秋田市太平地区)は昭和42年に秋田市無形文化財民族文化財としての指定を受けた。同時に保存会を結成し活動したものの、社会環境や生活実態の急激な変化におされ、うまく活動できない状況になった。この状況を憂い、保存会有志、地元有志、行政(秋田市東部公民館)とで昭和59年に再度、伝承活動に取り組み現在にいたっている。後継者の養成は、地元の山谷小学校4~6年生が学校の「ゆとりの時間」で練習している。 東部公民館は、踊りの扇子の提供と毎年、伝統の灯を絶やさないよう伝承活動の記録誌の発刊を行うなど、地域と行政が良好な関係で伝承されている。

秋田県湯沢市湯沢公民館(0183-73-1132)

  • 総合講座「湯沢市民大学」

自らの教養を高めるとともに、生きがいのある暮らしを目指して、お互いに励まし合い、楽しく学習する生涯学習総合講座です。毎月第3水曜日に、午前中、一般教養講座、午後から書道、健康体操、折り紙、デッサンの各実技コースに分かれ、年間通して8回開催します。

  • 生き生きシルバー学級

いつまでも若々しく、心身ともに健康で生きがいのある豊かな生活と学習活動を通じた楽しい仲間づくりを目的として、60歳以上の方を対象に各種教養講座、史跡めぐり、自然観察会などバラエティにとんだ内容です。

山形県天童市高擶公民館(023-655-2052)

  • 地域における組織や団体にとらわれず、地区内の町内会から推薦された住民によって構成される「高擶地域づくり委員会」の活動を活発化し、地域の課題に意欲的に取り組む人づくりを促進し、自立した地域づくりに取り組んでいる。この委員会は地域課題解決型の地域づくり委員会であり、4つの専門部会を設置し、月1回市立高擶公民館に集って、学習を重ね、その成果を地域づくりに活かしながら活動を進めている。
  • とりわけ今年は、当地区に高擶城が築城されて600年を迎えるということで、地区民が高擶の歴史や文化を理解し保存するとともに郷土愛が育ち、人と人とがつながり地域の活性化を図るため、「高擶城築城600年祭」事業を計画して、当委員会を中心に地域における組織や団体の総参加で進めているところである。

福島県河沼郡会津坂下町金上公民館(0242-83-3538)

  • 20名の地域住民が運営委員会を組織し、3部会(学習部、文化教養部、スポレク部)に分かれて公民館事業を企画、立案、実施している。公民館が小学校に隣接しているという条件を生かして、学校に積極的に働きかけていろいろな事業で連携している。
  • その中でも10月に行われる『金上いなほ祭り』は地域の文化祭と小学校の学習発表会が一緒になったもので、午後の『だがしや楽校』は、小学校、幼稚園、公民館で実行委員会を作って実施し、地域のあらゆる年代が交流を深める場となっている。また平成25年の小学校廃校をひかえ、その後の地域づくりをどのように展開するか、公民館を中心に検討しているところである。 

東京都杉並区社会教育センター(03-3317-6621)

  • 車座委員会:区民の参画と協働により社会教育事業の振興を図る組織委員会が企画運営する「車座トーク」は、現代的課題について話題提供者を交え討議・交流する場を提供(昨年度の話題:ワーキングプア、中高年の地域デビューなど)。
  • すぎなみ大人塾:新しい地域づくりに向けた発想と活力を育む相互学習の場(年間を通して2コース開催)
  1. 昼コースは「だがしや楽校を開く」をテーマに、縁を育み支えあう地域づくりを目指す。
  2. 夜コースは「社会起業」をテーマに、協働の関係構築力や発信力などの向上を目指す。 

※昨年度夜コース記録集「社会をつくる大人の学びと27人の提案集」を配布中。昼コースは『大人の楽校は縁育て』を6月出版予定。

  • 青少年自立支援プログラム:引きこもりがちな青少年の社会参加・自立に向け、関係団体・機関との連携により各種事業実施。

東京都西東京市芝久保公民館(042-461-9825)

  • 小中高生の居場所に関わる課題、生活課題、そして地域の大人の彼らへの関わり方は、この地域の大きなテーマの一つである。
  • 中高生に関心のある、また支援活動を独自にしている大人・団体、学校関係団体等が、公民館の当講座を通じて出会い交流し、互いの活動や情報を共有しながら、信頼ある人間関係を育くみネットワークを構築して、一緒に行動できる緩やかなネットワーク型の行動力のある住民集団の育成を目指している。
  • 公民館が中心となり「学校PTA関係者、地域子ども会、公民館、公民館利用者連絡会、学校評価委員会関係者」と講座の企画段階から連携して、コーディネーターとして地域創りを支援。
  • 20年度は、小中高生の居場所の問題を取り上げ、参加者(団体)による青少年との関わり方の現状、青少年を支える地域の活動を相互に紹介、参加者同士によるワークショップを行った。
  • 21年度は、裁判員制度と子どもの権利の学習、現代子ども事情の事例報告と話し合いを実施した。

神奈川県藤沢市善行公民館(0466-81-4431)

重点テーマは「地域主体のまちづくり」。地域住民と一体となって公民館事業を実施するため、様々な取り組みを展開中。

  • 「だがしや楽校@善行」の実施:全国的に展開されつつあるだがしや楽校を、公民館事業に取り込み、地域のコミュニケーションの場を構築するために開催。平成20年度の第1回目は公民館主催として実施。平成21年度は地域住民による実行委員会が組織され、この3月28日に開催。参加者延べ人数1,500人、協力スタッフ200名を越える大きなイベントになった。また、資金の確保も積極的に行い、企業等に協賛を依頼し、駄菓子協賛や協賛金を得ている。さらに平成22年度は長寿社会づくりソフト事業費(特定事業)の助成対象事業として内示を受けている。今後は年1回のイベントではない方法や仕組みを模索し、地域に根ざした事業展開を図る。
  • 「まるごと善行」の実施:エコミュージアムを基本としつつ、地域内の「ヒト」「モノ」「コト」を「お宝」として扱いながら、地域を知り愛着を育てていく事を目的に実施。職員提案制度として公民館職員が提案した事業で平成22年度の藤沢市施政方針でも発表。また地域住民の力を公民館事業へ反映させるため、まるごと善行運営委員会を発足させ、新しい公民館事業のあり方も検討。平成22年度は、地域を知る・知ってもらう事を目的に「善行お宝マップ(仮)」を運営委員や地域住民と作成し、その成果物を活用した講座や事業展開を図る。

新潟県新潟市北地区公民館(025-387-1761)

  • 阿賀野RIVER龍神祭:「交流から地域創造」をテーマにした地域活性化事業。濁川区コミュニティ協議会と連携し、濁川地区の高い社会関係資本をベースに、地区のブランド形成を目指したイベント。かつ、コミュニティアートを導入し、濁川地区の文化発信を目指す。
  • 虹の架け橋語学講座&交流事業:国際港湾である新潟東港を控えた南浜地区。この地区の安心・安全の確保と国際交流地域を目指し、ロシア語、韓国語、中国語講座を展開しながら、講座生、在住外国人、南浜地区住民による交流会を実施。なお、交流事業は南浜地区コミュニティ協議会との共催事業。
  • コミュニティ・カレッジ:当公民館が所管する3地区のコミュニティ協議会と共催し、コミュニティ政策等を学ぶ地域づくり講座。
  • 北地区ネットワーク会議:当館が所管する地区の主な17の地域づくり団体が構成員となり、地域の情報交換と地域づくりの研修及び研究の実施。

富山県魚津市大町公民館(0765-24-4470)

  • 米騒動発祥地の「米蔵」や大河ドラマ天地人の「魚津城」など歴史ある大町地域では、公民館と小学校、地域住民が協働し、一体となって地域の活性化に取り組んでいる
  • 昨年は、公民館が中心となり、魚津町惣絵図を学び、「魚津城下」の巨大ジオラマをすべて住民の手作りで再現した。魚津城の跡地である小学校の一角に歴史資料館としてオープンし、小学生や地元住民らが観光客を案内した。
  • 本年度は、地域の歴史や文化を、子ども達や住民と学び、商店街のシャッターに絵で再現し、賑わいを創出するとともに、ふるさとの良さを子ども達に伝える取り組みを行う。

長野県松本市北部公民館(0263-35-7740)

  • 地域の遺跡旧跡の文化を継承していく活動:住民同志(名称白板探検隊)で地域の宝を後世に繋げようと平成19年に立ち上げ、会として説明板を設置しようと活動している。
  • 地域と共に学校支援活動:高校生と地域住民の懇談会(H13)で学習会や大人主導でなく「まちづくり」を実践してみようと、松本の街を「音楽の街ザルツブルグ」のようにしてサイトウキネン音楽祭を盛り上げるため、毎年9月開催に向けて4月から地域住民と中高大生が活動している。
  • 団塊の世代を公民館に呼び込む活動:核家族化による弊害解消として、紙飛行機愛好家グループと本格的な紙飛行機作成講座と親子ペア大会を行なっている。(車依存・CO2削減から次世代交通へ)と市街地活性化(路面電車導入など)について住民同士が語り合う会を作ろうと活動している。

愛知県豊田市生涯学習センター竜神交流館(0565-29-1819)

  • 「人づくり・地域づくり・生きがいづくり」を交流館の取り組み方針とし、コミュニティ会議、自治区、地域会議等と連携しながら竜神地区の特色を活かした個性ある交流館運営に取り組んでいる。昨年20周年を迎えた、地域づくり講座の「サンデーサロン」は地域の有志が運営委員として企画・運営に参加し、地域の仲間づくりや交流をねらいに、地域活性化につながる企画に取り組んでいる。
  • 地域人材の企画による講座の実施など地域が主体となった事業を展開できるよう、地域人材の発掘と交流館活動団体等と共催の各種事業の実施。交流講座「寿大学」では「自分磨き」をテーマに、高齢者が毎日を前向きに自立して過ごせるよう、新しいことを学ぶきっかけづくりと、次世代に経験を還元していくことを考え、楽しみながら学ぶ場所づくりを提供している。参加者の笑顔が交流館の活力になっています。

大阪府貝塚市立中央公民館(072-433-7222)

  • 公民館での「共同の学び」を通して、市民自身が身近な地域課題について関心を持ち、それぞれの思いを行動につないで行くための講座・事業を実施するとともに、さらに積極的な活動が継続できるようグループ・団体との共催や市民企画なども多く取り入れ、地域との関係づくりにも貢献している。
  • なかでも子育てネットワークの会をはじめ子育てグループの活動に加え、平成16年に立ち上げた「家庭教育推進協議会」や、福祉と連携した「子育て調整委員会」を中心に、貝塚での子育て支援を市民の発想と力で推し進めている。
  • 学びを生かす取り組みに加え、経験を生かす・人々の居場所づくりのためのボランティア活動も多岐にわたり拡がっている。保育・料理・遊び・日本語読み書き・障がい者等のボランティアが新たな交流と事業を打ち出している。

島根県松江市古志原公民館(0852-26-4436)

  • 実証!「地域力」醸成プログラム:(テーマ)「地域縁」と「目的縁」のネットワークを融合。安心・安全なまちづくり。
  • 目的によって人々が繋がる目的縁を形成し、安全・安心、子どもの健全育成、福祉活動などの事業を推進している。
  • 保護者同士の交流や仲間づくりの場の設定、中高生や地域団体との連携など、世代を超えた交流を生み出している。

島根県浜田市安城公民館(0855-48-2917)

  • 実証!「地域力」醸成プログラム:テーマ弥栄の「柿渋」を再現。映像記録に残し、住民の気持ちを一つに
  • 地域の伝統・文化を復元再生する過程を通して、地域住民の力を結集し、過疎化が進む中山間地域で生き甲斐を持って住み続ける意欲の向上と、地域の活性化につなげている。
  • UIターンや若者や子ども達を交えて、新たな発想で伝統文化を取り入れた製品の開発をめざしている。

島根県出雲市鳶巣コミュニティセンター(0853-21-0174)

  • 実証!「地域力」醸成プログラム:(テーマ)「縁∞絆」 一人一人が鳶巣まちづくりの主役となり、「協働のまちづくり」を推進。
  • 地区内の各種団体、ボランティアスタッフだけでなく、地区外のコミュニティセンターや行政との連携を積極的に進め、「協働のまちづくり」を推進している。
  • 地域の交流活動拠点として、「健康と福祉、文化とスポーツのまちづくり」を目標に掲げ、地域住民が主役となり諸活動を推進している。

島根県益田市都茂公民館(0856-52-2295)

  • 実証!「地域力」醸成プログラム:(テーマ)お父さんが活躍!体験活動を通じて、親の輪・親子の輪・地域の輪づくり。
  • 家庭、保育所、学校、地域社会が相互の信頼関係を築きながら、親育ち・子育ち・地域育ちをテーマにした事業を展開している。
  • 地域の子育て支援組織の立ち上げ・体験活動のサポートを行い、親同士のつながり・地域の信頼関係を構築している。

岡山県岡山市立京山公民館(TEL 086-253-8302)

  • みんなが住みやすい地域づくりを目指して、岡山市北区京山地区ESD推進協議会を立ち上げ、環境活動に取り組んだり、国際理解や多文化共生に取り組んだりしている。年に1度ESDフェスティバルを開催し、日頃の活動の成果発表やESDに取り組んでいるさまざまな団体との交流を行っている。
  • 子どもたちが地域で安心して安全に過ごせる居場所づくりを目指して、ほっとスペース放課後実行委員会を立ち上げ、公民館で放課後子ども教室を開催している。
  • その他、在住外国人の方々対象に「日本語教室」を開催したり、地域の人と歴史と文化を映像に残すためにボランティア団体が映画づくりに取り組んだりしており、公民館では老若男女が集いさまざまな活動を展開している。

岡山県岡山市立吉備公民館(TEL 086-293-2170)

  • 地域課題の解決に向けた主催講座の実施:男女共同参画、高齢者、青少年・子育て支援、環境、健康、共生などを柱に実施。
  • 地域住民による企画委員会…計画・運営(DV、食と農業、託児ボランティア養成、健康フェア、災害ボランティアコーディネーター養成など)。
  • 公民館を起点とした活動の支援:公民館での講座や集いの後、立ち上がったボランティアグループの活動支援(託児、観光、防災、ICTなど)。
  • 地域活動への参画:地域の一員として、地域イベントへ参画(吉備陵南まちかど博物館など)。

香川高松市三谷コミュニティセンター(TEL 087-889-4938)

  • 2006年4月、旧公民館をコミュニティセンターとして高松市から地域コミュニティ協議会に管理運営を委託され、地域コミュニティの拠点として運営している。
  • コミュニティセンターは社会教育学習の場としての機能も維持するため生涯学習講座費は高松市から委託金を前渡され企画運営している。そのジャンルは人権、情報、防災、福祉、子育て、男女共同参画事業など。
  • まちづくりの課題については、三谷コミュニティ協議会は各部会で編成しており部会で実践している。
  • 自然の多いこの町では「緑と水のまち三谷町」をテーマに環境問題や子育て、高齢者福祉、防災や安心な住みやすいまちづくりを目指しています。

愛媛県松山市久米公民館(TEL 089-976-8438)

子どもをキーワードに「地域の厚み」づくりを展開。

  • 放置みかん園を借り上げて「里山」とし、大人の居場所をつくる。大人も子どもも、自然・農業・仲間と、出会い・ふれあう場として活用している。
  • 公民館と学校の連携を図るために「久米地区学社連携協力促進協議会」を設立。学校と地域の、情報収集と発信により、ニーズのマッチング機能を公民館が持った。必要な場合は大学とも協働する。
  • 地域の「安全・安心」を進めるために、「NPO法人しょうまち(東京都板橋区)」「NPOえひめ子どもチャレンジ支援機構」等の外部団体と協働して地域総がかりで「安全・安心マップ」を5年間継続して作成中。学校区単位であった「見まもりたい」を地域単位に統合した。
  • 活動を下支えするため、地域ボランティアを発掘し、公民館にて需給調整・育成を図っている。

愛媛県新居浜市立泉川公民館(0897-41-6463)

  • 「地域をよくする活動はすべて公民館活動」というコンセプトでまちづくり協議会を組織し、地域づくりに取組んでいる。毎月12日に公民館に地域の有志が一堂に会し、環境美化、地域福祉、健康づくり、安全安心、子どもの育ち、生涯学習に分かれ、地域課題について協議し、住民主導で活動している。各部会がテーマを持寄り、「泉川ふるさと塾」という社会の要請に応える講座も開設している。
  • その他、国土交通省と協働で、国道バイパスを整備する取組み、地域ぐるみでタネから花を育てる活動、学校支援地域本部事業、放課後子ども教室などがある。子ども達が地域の大人と共に活動しており、公民館には子ども達の声が絶えない。

熊本県荒尾市中央公民館(0968-62-0051)

  • 市民の自立支援・知識基盤社会・地域教育力をキーワードとして、これからの公民館の在り方を研究し、積極的に実践展開を行っている。
  • 60才以上の高齢者で組織する市民大学「万年青大学」は、35年の歴史の中で公民館活動の礎となり、一方で若者が新しい風を吹き込み、和みと活気を生み出している。
  • 昔ながらの場と機会を住民の想いで育みつつ、これからの社会を見据えた課題解決を活動へと展開。

現在、●自主講座の新規分野開拓実践 ●エル・ネットの積極的な活用 ●環境市民会議との連携による環境教育、啓発活動 ●「たおやかコンソーシアム」による社会教育重点推進活動 ●教育サポーター事業 ●図書館との連携による市民の自立支援等を推進。

沖縄県那覇市若狭公民館(098-891-3446)

  • 公民館とともに地域づくりに取り組んできたNPO法人「地域サポートわかさ」(周辺地域各自治会長等も参加)に平成22年4月から館運営業務を一部委託し、地域の課題を取り上げながら公民館活動を行っている。
  • 館広報紙(六千部)を年6回発行し、地域情報を各家庭にお知らせしている。また館ホームページ(HP)では、地域の出来事をブログ形式で頻繁に紹介している(HPは全国公民館HPコンクールで最優秀賞受賞)。
  • ユニークな取組みとして、児童一人ひとりが通学路のネーミングを考え命名する取組や、月一回一品持ち寄りの朝食会を開催し、主に青年層の参加者がイベントを企画実施している。ほかに若狭地域文化祭、地域クリーン作戦&交流会、もちつき会、公民館まつり等を実施し、地域の要望・課題に応える公民館活動を目指している。

お問合せ先

生涯学習政策局社会教育課

-- 登録:平成22年05月 --