ワンモアライフ勤労者ボランティア賞
ツール名 |
ワンモアライフ勤労者ボランティア賞 |
団体名 |
勤労者マルチライフ支援事業推進会議・厚生労働省 |
ツール活用開始年月 |
平成14年度 |
表彰対象者 |
1.勤労者個人・グループ |
2.企業・事業素 |
3.NPO・ボランティア受入団体 |
表彰人数 |
14年度 33枚 |
15年度 35枚 |
1.表彰の内容とインセンティブ
- ボランティア活動をしている勤労者、従業員のボランティア活動を支援している企業等、ボランティアを積極的に受け入れている団体等の3者を対象に表彰する。
- 受賞者にはたてと記念品を贈呈する。
- 対象となった活動の内容をWebサイト、機関誌、事例集、週刊誌等で紹介する。
- 対象地域は「勤労者マルチライフ支援事業」実施地域(11都府県)である。
2.表彰の目的
「勤労者マルチライフ支援事業」の一環として、モデルとなるようなボランティア活動を行っている勤労者や、それを支援している企業、積極的に受け入れている団体を表彰することにより、勤労者のボランティア活動に対する関心をより一層高める事を目的としている。
3.対象となる活動内容
活動の分野は問わないが、いわゆる宗教活動、政治活動などは除く。これから活動を始めたいと考えている勤労者が取り組みやすい活動、企業や団体による活動者への支援のしかたのモデルとなるような活動であること。
4.募集の方法(表彰者の集め方)
- チラシ配付
- ホームページ掲載
- 本事業の「地域推進団体」および「推進地域協議会」による発掘 等
5.申請の方法
自薦・他薦は問わない。指定の応募用紙に記入の上、参考資料と共に事務局(各地域ごと)に提出する。応募用紙はWebサイトからも取り出せる。
6.審査方法
各地域の「推進地域協議会」に於いて審査し、3賞を各1名(もしくは団体)ずつ選考し、「勤労者マルチライフ支援事業推進会議」に諮り、そこで決定する。
7.基準
- 活動が顕著で、なおかつ話題性に富み他のモデルとなる活動であること。
- 現在従業員の活動を支援しているとともに、活動しやすい環境づくりや地域とのコミュニケーションを形成していること。
- 勤労者を積極的に受け入れている、また参加しやすいプログラムを開発している等。
8.苦労したこと、工夫したこと
各地域毎に、多くの個人・団体から応募があり、どの活動も当然の事ながら優劣つけがたい。そのなかから各1団体選ぶのはたいへん辛いところであるが、その活動がわかりやすく、見えやすいことに重点を置いて選考している。
9.成果
- 全受賞者に出席していただいて贈呈式を東京で開催しているが、受賞という形で認知されることにより今後の活動のはげみとなっていることはもとより、それぞれの活動についての発表をしてもらうことにより、受賞者が互いに自分の活動分野以外のいろいろな活動が各地でされていることを知ることができ、活動にひろがりができる。
- この賞の受賞者が各地のメディアに取り上げられることにより、広く活動が知られ、勤労者や一般の人々に活動のヒントを提示することができる。
10.今後の課題と展開
16年度からは新たに10地域加わり、21地域が対象となる。課題としては、事業の展開上、対象地域が限られていることがあげられる。しかし、今後、事業実施地域を増やしていくことにより拡大周知を図っていく予定である。
11.表彰者の声
- 自分が受賞したことを職場のみんなが喜んでくれたことが一番うれしい。(個人で受賞された勤労者)
- 活動対象の子どもたちはいくつも受賞しているが支援している自分たちが受賞するのは初めてでとても嬉しい。これからの活動の励みになります。(子どもの活動支援グループの活動者)